感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

現状維持は衰退の一途、常に新しいモノへの挑戦を

2013-11-15 20:17:25 | モノづくり挑戦物語
今朝はあいにくの雨でのスタートとなりましたが、10時頃には雨も上がり晴れ間も見える倉敷市。

大工の「しんちゃん」、「まっちゃん」は総社市での施設改修工事現場で今日も大工工事に明け暮れます。

私の担当ではないので詳しいことは解りませんが、他業者も多く入り現場は大変混雑している様子だと・・・・其れでも彼らなら限られた工期を守り工事を進めてくれる筈と信頼しています。

そんな私の午前中は担当している現場の管理に費やすことに、そんな中でも掲載している雑誌からの問い合わせに資料を送ったりと出来る限りの事はやっておきます。

こうした作業も家づくりの現場からは見えない大切な仕事、何事も地道な作業なくしては大きな結果は求められないのが普通のこと。

誰に何と言われても、今はやり続けるしかないと自分の信念を信じて前へ歩み続けるしかないのでしょう。

勿論、正解を信じて歩む訳ではありますが、その一方で同じ様に不安に感じる事もあるのが人間。

常に最高の結果と最悪の結果の両方を明確にイメージしておかねば・・・いざ、その場が来た時にイメージしていた結果がその反対だった場合には取り返しの付かないことに成りかねませんからね。

午後からは、いつもお世話に成っている方からの依頼で岡山市北区の某コーポへ現地調査に出かけます。

こちらは木造2階建ての6戸前ほどの小さなコーポですが、今回は1階部分の3部屋を2部屋にするという改造計画。単純に気になる所が間仕切り壁を取るにあたっての躯体の補強が最優先という事で柱の撤去に伴う無理な計画、施工は厳禁。

外せない柱は部屋のインテリアにしても良し、収納にしても良しと反対に提案して欲しいとの事。

ユニットバスの天井点検口から躯体の状態を確認しましたが、外せない柱が1~2本はあるようで、これらを上手く使って間取りの提案をしていければと考えています。

先ずはプランの作成と概算価格の提示を同時進行で進めていかねば、時間ばかりが過ぎていく結果に成りかねませんね。

さて、夕方からは現地の調査をしてきた物件の整理をすませ、ホームページに新しい施工例を掲載するための資料づくり。

ホームページの方も思うことがあり、実践していきたいと思っていますが、今回の試みは今まで無かったページを作るのは本当に時間と知恵が必要で手が付けられないのが現状ですが・・・

現状維持では衰退の一途を辿るだけ、常に前へ前へと足を出すことを怠るわけにはいかないようです。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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