感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

壮大な道程も記録も先ずは始めの一歩から・・・

2012-06-30 19:37:34 | 林俊文の想い
6月も今日で終わりを向える土曜日ですが、2012年も今日で半分が過ぎ去った節目の一日。

今年の始めに自分が誓った目標には、間違いなく前進している筈。

目標に辿り着くためには様々な努力や工夫が必要なのですが、その前提として必ず「目標へ辿り着く」と強く願う気持ちが大切です。

政治や社会、周りの人間に任せても、決して自分の道は拓ける事はないようで、先ずは自分が「前に進もう」と思わなければ、自分の人生は決して前には進まないように思っています。

どんな壮大な道程も、どんなに大きな記録も、先ずは「始めの一歩」を踏み出すことから始まるようです。

残り半年の月日も目標へ届くよう、「今」が始めの一歩だと一日、一日を全力で過ごさなければ・・・

さて、そんな節目の本日も大工さんたちと一緒に倉敷市玉島でのファースの家新築現場へ向います。

梅雨の空模様に相応しく雨が降る中、現場の中では外壁の下地の組立やら補強金物などの取付が進んでいます。

当社の大工さんたちは皆、「暮らす人の感動と幸せ」を目標に、ひとりひとりが強い想いを持って作業に当たってくれている姿に何より感謝。

彼らが、そう思い続けて取組む竣工までの日々の努力は必ずひとつの物語となって暮らす人に「感動としあわせ」をもたらせてくれるものだと・・・

写真は、大工の「のぶくん」がベランダの床組み作業をしている所。

こちらの建物は何層かに床の高さが分かれたスキップフロアーとなっていて床の骨組み作業も難しいのですが、今日は無事にベランダ床の下地をつくり上げました。

先々週からの棟上、屋根下地とハードな作業が続いたこちらの現場、今日は疲れが溜まっている様子の大工さんたちと少し早めに現場を切り上げます。

さて、明日は日曜日、皆がそれぞれ思い思いにプライベートな時間を有意義にすごせる事を祈っています。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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古いタンスに当時の職人さんの姿を・・・

2012-06-29 21:10:33 | 家づくり職人物語
今日は朝から晴天に恵まれた倉敷市、いつもより一枚多く汗を拭うタオルを抱えて「家づくり」に向います。

先日に引き続き倉敷市玉島でのファースの家で大工さんたちと共に作業に当たりましたが、シートで覆われた現場の中はとにかく「暑い!」。

それもその筈、もう気が付けば六月も終盤に差し掛かかり、暑さと戦う、夏も目前。

そんな現場の中では心強い仲間が手分けをして大工仕事に取り組んでくれています。

写真は大工の「小野くん」が2階の床の下地を組立てくれている所。

近年では厚みのある合板を横架材に直接張る「厚床工法」が多く見られますが、綺麗な空気を家中に循環させる「ファースの家」では基本的に、この根太工法が標準仕様。

どうしても、大工仕事の手間はかかってしまいますが、根太を使用することで1階から2階へと綺麗な空気を循環させためには必要な作業となります。

そんな中、午後からは「のぶくん」と共に倉敷の某美容サロンさんに向かい古いタンスの解体処分を・・・

当時の職人さんが手作業で造ったタンスだけにボロボロになりながらも、昨今の規格品のタンスなどと比べれば頑丈に造られていたよう。

中々、壊れないこのタンスに当時の職人さんの「技」や「使う人へ対しての想い」が感じれました。

役目を終えたタンスに、私も何故だか「ありがとう」の気持ちで一杯になってしまいます。

幾年月を経ても「つくり手」の技と想いが「もの」に残る・・・

今日は同じ「ものづくりの職人」として、この「古いタンス」に感服です。

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屋根瓦の下には瓦職人の技と想いが・・・

2012-06-28 19:27:22 | 住宅新築現場物語
曇り空に微風という屋外で作業するには絶好のコンディションとなった倉敷市。

今日はスタッフたちと一緒に朝から倉敷市玉島でのファースの家新築工事現場へ向います。

先週の初めに棟上が終わった一棟目に続き、今日は今週の頭に棟上した二棟目の屋根下地の作業に取組みます。

私を含め5人の大工さんが、役割りを決め手際よく順番に垂木を流し、野地板を張り、破風板を取り付けての作業。

先週からの疲れも溜まりつつある中ですが、大工さんたち一人一人が心を込めて丁寧に作業を続けてくれている姿には本当に感謝、感謝。

おかげで夕方には無事に屋根の下地も完了で、先ずはここまで工事が進めば、雨、風も防げるのでひと安心ですね。

写真は一棟目の屋根に瓦屋さんが瓦を葺いてくれている作業風景。

こちらも太陽光発電システムを設置するという事で前もって専用の瓦が取付られています。

ついつい目がいってしまう瓦の仕上りではありますが、本当に見てもらいたいのはその下地部分。

雨の影響を直接受ける屋根という部位での工事なだけに、正確な施工方法と職人さんの技、そして絶対に雨を漏らさないという瓦職人さんの想いが見て取れます。

さて、明日もこちらの現場で汗を流す予定なので、今日のような天気ならありがたいのですが・・・

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倉敷市庄新町での住宅塗装も終盤に・・・

2012-06-27 12:34:08 | 住宅リフォーム工事物語
雨が降りそうな毎日が続いていますが、「家づくり」を生活の糧にしている私たちにとってはありがたく、ここ数日間は曇り空が続くものの現場の方は順調に進んでいます。

今日も当社の大工さんたちは倉敷市玉島でのファースの家新築現場で大工仕事に汗を流しているようです。

昨日、2棟目の棟上が行われ、もう数日の間、こういった天気が続いてくれれば屋根の下地まで作業が進むので幸いなのですが・・・

そんな中、倉敷市の庄地区で住宅の塗装の塗替えをしていた現場も午後からいよいよ外部足場が外されます。

そんな中、私も増築部分へ雨樋を取付に現地へ向います。

雨水が流れるように勾配をつけて軒樋を架け、上合と呼ばれる部材を使い竪樋に水をスムーズに落すよう取付致しました。

さて、現場を見渡すと、屋根、壁、基礎などが塗替えられ、見違えるように綺麗になった外装に塗装職人さんの汗と努力が見てとれます。

一応、チェックを兼ねてひと通り塗装屋さんの仕事ぶりを確認させていただきましたが、塗りにくい部分や樋受け金物などの細かな部品まで全て綺麗に施工されていて、塗装屋さんの真面目な仕事振りに感心。

仮設足場が外れれば、もう少し塗装しなくてはならない場所もありますが・・・・

本当に不安定な天候の中での作業でしたが、誠心誠意、暮らす人を想い作業してくれたようで本当にご苦労さまでした。

最後まで気を抜く事なく「住む人へ感動としあわせ」を感じれるリフォームになるべくがんばりましょう。

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