感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市庄新町で駐車場増設工事完了

2015-01-31 20:54:25 | 外溝エクステリア工事物語
週末の土曜日は寒さが厳しい一日になった岡山・倉敷。

倉敷市内でも一時、雪が舞う時間帯もあり、長時間の屋外作業は過酷なものではありますが、御客さんの喜ぶ顔をと懸命に作業にあたってくれる職人さんたちには感謝、感謝。

そんな中、写真は「まっちゃん」と「小野くん」が今週半ばにコンクリートの打設を行った倉敷市庄新町での現場で最後の片付け。

型枠を撤去して、清掃を済ませた後に、以前の庭に植えられていた「竜の髭」を再利用して植えていきます。

コンクリートに包まれた床面に緑が入るだけでも少し暖かな感じがする駐車場の整備工事も本日で完了。

平日は仕事で顔を合わせる事もありませんでしたが今夜、工事完了の報告をさせていただき喜んでくださっているお声が印象的でも・・・

又、私たちにお手伝いできる事があれば何なりと申し付けてくださいね。

さて、加工場の方では「しんちゃん」が輸入製の窓にガラスをはめ込む作業を行っています。

ガラスが割れたら枠ごと取り替えるのが輸入式との事で枠とガラスが一体化している部材ですが・・・其れだけでの為に窓を一枚取り寄せるのはコストもかかり現実的ではないようです。

元々、新築を手がけた建築会社がフォローすべき今回の工事ではありますが、色々な縁で当社が受け持つことになりました。

四苦八苦しながら創意工夫を重ねた結果、無事にガラスの取替えも無事に完了。週明けには防水処理を施した部分も触れるようになるので納品できそうです。

そんな一日ではありましたが、夕方からは空いた時間を利用して集塵機によって集められた「鉋屑」の処分などを行ってくれているスタッフ。

その後は週明けの予定の打合せを行い今週の業務も一通り完了。

さて、私の方も事務仕事に一際ついた感じに、今夜も帰宅の準備を前にブログの更新中。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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建築工事の相見積もりのメリットとデメリット

2015-01-30 18:53:11 | その他
今日は朝から生憎の天候だった岡山・倉敷。

こうなってしまうと現場作業も休止せざる得ない工事もあり、今日は現場作業の方は中止を決断。

スタッフたちも私用に休暇を取る人から、事務仕事などの手伝いをしてくれる人と別れての一日となりました。

そんな中、私は朝から見積書の作成に追われていますが、今回のお客さんは二社での相見積を取られるとの事。

一般には適正な価格が知られていない建築業界だけに、そうしたお客様がいらっしゃるのは当然。

数社の建築会社から見積もりを取ることで標準価格が解かるのが相見積もりのメリットですが・・・反対にリスクも伴う事もあるのが相見積もりのデメリット。

このデメリットとは相見積もりをすることで、受注をしようと工事価格を抑える見積書を建築会社が作ってしまうケース。

実は建築会社側としては安い見積もりを作ることは簡単にできてしまいます。

特にリフォーム工事などの場合は上に上に重ねていく仕上工法を選択すれば、解体の費用や下地調整の費用などは大きく省けます。

他にも解体した後に「老朽化に伴い損傷している部分がある」と相談され追加の費用が想定外に多くかかる例や、あれやこれや「別途項目」だと言われて追加の費用が思った以上にかさむケースもあるようです。

なら建築会社に相見積もりの事を知らせずに見積依頼をすれば・・・と思いますが、これはお客さんとの打合せの際などに意外と察知できてしまいます。

完成品などならいざ知らず、こうして施工を伴う場合は特に注意すべき点でもあるようです。

安いものには安いなりの理由があり、高いものには高いなりの理由があって当然。建築会社は慈善事業では決してなく、誰しも赤字を出してまで工事を受注しようとは致しません。

単純に相見積もりで「安いから」という安易な判断は一番危険ですので、良く工事の内容と価格などを建築会社と話し合い後悔のない工事を依頼したいものですね。

写真は事務仕事を手伝ってくれている「小野くん」。

今日はパソコンで介護保険を利用しての補助金助成工事計画の写真を整理してくれていますが、他にも工程表から拾い出し、見積もりと手伝ってくれる彼には本当に助けられています。

今までは自分一人でしていた事ではありましたが、彼のおかげで新しい時間を作れるようになった昨今。

この時間を生かすも殺すも自分次第、新しい時間を使って新しい未来を掴める為の時間となるべく日々、前進です。

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広島県尾道市で太陽熱温水器の撤去工事

2015-01-29 21:01:39 | 住宅修理・修繕工事物語
週半ばの木曜日、今日は朝から大工さんたちは広島県尾道市まで出動していきます。

今回は屋根の上に設置している太陽熱温水器の撤去をいつもお世話になっている塗装店、「真季」さんに頼まれての仕事。

現在の若い人は知らないかもしれませんが、この太陽熱温水器は屋根に乗せた収集パネルで熱を集めて水をお湯に替えるという当時では画期的な商品。

当時は朝〇ソーラーのCMで一世を風靡したとも言えるヒット商品でもあり、子供だった自分もそのCMだけはハッキリと覚えています。

しかし、時代も移り変わりこの太陽熱温水器を設置するお宅は近年では僅か・・・

当社でも4年ほど前に設置したのを最後に新設工事の依頼はまったくのゼロ、反対にパネルを撤去してほしいと言う依頼は圧倒的に増えています。

さて、この撤去工事ですが屋根の上から降ろす作業は危険。

今回は塗装工事のために設置されていた外部足場を使わせてもらい無事に降ろす事に成功。

その後は本日の予定が空いていた為に、工期が厳しいとの事にそのまま現場で塗装屋さんのお手伝いをしている様子。

そんな一日に私は岡山市南区大福で介護保険を利用しての住宅改修を計画しているお客さん宅へお見積書の提出に伺う所からのスタート。

住宅改修と言っても今回は室内に転倒防止の手摺を設置していく内容に簡単な説明を行い、設置場所の確認をお客さんと再確認。

転ばぬ先の杖とは言いますが、転倒して打撲や骨折と大怪我になる前に設置してこうした住宅内部での事故を未然に防ぎたいと強く思うのは自分の祖母の体験から・・・

祖母は転倒をきっかけに背骨を砕いてしまい、年のせいで治りも遅く・・・しかも、リハビリを怠り起き上がれないままの寝たきりの状態になったのがキッカケ。

いつまでも元気であって欲しいと願うのですが、廊下だけは全ての人に訪れる自然な現象だけに致し方ありませんが、転倒さえしなければまだまだ元気に暮らせた筈と後悔の念は未だにあります。

寝たきりのままで過ごす祖母の姿に心が痛みますし、家族の介護の負担も大きくなったのは確かなこと。

こうした事にならない様にと、できるだけ早めに頑丈な手摺を取り付けなければと・・・・

さて、午後からも倉敷市茶屋町でシステムキッチンの入替えを計画しているお客さん宅にキッチンメーカーさんからの見積もりを受け取りに行ったり、会社で事務仕事に励んだりと何だかんだと慌しい一日に・・・

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倉敷市庄新町で土間コンクリート打設工事

2015-01-28 20:03:39 | 外溝エクステリア工事物語
昨日に比べると気温が下がり、寒い一日になった岡山・倉敷。

まだまだ一月下旬と厳しい寒さが続く日々。そんな本日、倉敷市庄新町では駐車場の土間へコンクリートを流し込む作業が行われています。

今回、作業にあたったのは「しんちゃん」、「まっちゃん」、昨日までにしっかりと作られた地盤の下地。

其処へ生コン車から一輪車に積み、現場へ流し込みながら「バイブレーター」と呼ばれる道具を用いて、生コン車から降ろされたコンクリートを均一に混ぜ直しながら「トンボ」と呼ばれる道具で平らに均らします。

こうすることで広い面のコンクリートに強度のバラつきがなくなり、強固な床面となっていくのです。

その後は仕上の工程に移っていくのですが、今回は金コテ押さえ仕上げと呼ばれる一般的な土間仕上げ方法ではありますが、先ず「タッピング」と呼ばれるコンクリートの中に含まれる砕石を沈める作業を均等に行います。

その後、乾燥時間を設け表面を専用のコテで平らに均していくのですが、この作業を終えると表面に水が浮き上がってきます。

ここから時間を置いて水が引き、コンクリートの硬化具合を見計らいながら仕上げ用の金コテで表面が「ツルッ」となる用に押えます。

そして、最終作業は硬化してきたコンクリートを必死でコテで押えながら仕上の均し作業。

これで表面がピカピカのコンクリートの土間が完成するのですが、寒い時期なのでシートなどでコンクリートの床を覆い養生期間を数日設けさせていただき、この乾燥期間を数日おいて最後に型枠の撤去、そして清掃などを行い、その後やっと実際に車を入れてもらえる様になります。

一見、見ると簡単そうに出来ている駐車場の土間コンクリートではありますが、実は色々な技術と工程を経て仕上がるもので見た目ほど簡単には行かないのです。

さて、「小野くん」の方は午前中に玉島で雑仕事など含めて4件ほど回ってもらい、午後からはこちらの現場に合流して「しんちゃん」と交代。

午後からは私用で動けなかった私も「しんちゃん」と交代して、倉敷市真備での某工場内のパーテーション新設計画現場で現地調査に立会いました。

現地で内容を確認させていただけ今回の工事目的もキチンと把握できたのは幸い。

今回も目的に沿った工事を計画させていただき、「感動としあわせ」を感じれるお手伝いができればと努力致しますので、宜しくお願いします。

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総社市三輪でファースの家新築工事スタート

2015-01-27 19:27:56 | 住宅新築現場物語
天候も回復して今日は1月にしては暖かい一日になった岡山・倉敷。

昨日に引き続き、倉敷市庄新町の駐車場整備工事は床付け・砕石敷き均しと着々と進行中。

明日はコンクリート打設が行われる予定に、先ずは下地作りの作業。

何事も下地が大切、強固なコンクリートの床を作るにも見えない下地が非常に大切なのだと「まっちゃん」、「小野くん」が施工中。

今回も自信を持ってお客さんに引渡しできる工事になるように取り組んで参りますので、どうぞ宜しくお願いします。

さて、私と「しんちゃん」は午前中は運搬作業。午後からは事務仕事やら雑仕事に取り組んできました。

何かとバタバタする月末を目前に、とりあえずできる事は少しでも済ましておきたいと今日は「今」できる事に懸命に取り組んだ一日。

地味な事務仕事ですが、おかげで随分と捗り今夜は早々にブログの更新。

写真は総社市三輪で工事が進む基礎工事現場。

こちらは来月の後半に上棟を控え、総社市のクラタ工業さんが施工中。

今回は久しぶりに「ファースの家」を新築と言うことですが、この「ファースの家」は平成元年から北海道を皮切りに全国に普及していった知る人ぞ知る超高性能住宅。

この「ファースの家」を知ってから、もう10年近く経ちますが基本的に営業下手な私たち。

一般の人に周知されていない現状は理解していますが・・・それでも年に、数人の方からの相談などをいただいています。

もう知っている人だけ、住宅の性能を調べ尽くした人だけがたどり着ける狭き門ではありますが、その性能の高さは其処へたどり着いた人しか解からない格別の住み心地。

そんな、当社で施工させていただく、「ファースの家」も今回で18棟目。

年々、進化を続けている「ファースの家」ですが、今回も空気循環しシステムが大きくリニューアルされているようで、実際に建てる私たちも出来上がりの性能にワクワクしています。

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