感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市栗坂での住宅リフォーム現場も竣工

2017-06-30 20:51:47 | 住宅リフォーム工事物語
今日も不安定な天候となった岡山、倉敷の朝。

それでも大工さんたちは、予定していた現場へ向けて出動してくれている6月最終日。

総社市久代での住宅リノベーション工事現場は大工の「山口さん」が床の下地組立、アルミサッシの取付と作業を進行中。

良い仕上がりは良い下地からという事で、いつも現場を綺麗にして常に自分の仕事がやりやすい状態で作業する彼。

私が言うまでもなく、自主的に自分自身の勝てる土俵をつくり作業する職人さんは大抵の場合が腕利きの職人さん。

これは大工職に限らず、他の業種の職人さんにとっても言えること。

反対に腕が覚束ない職人さんに限り、現場が乱雑だったり、やりにくい姿勢で作業をしている所をよく見かけます。

この辺りは私も気が付けば声をかけていますが、さすがに経験が長い職人さんほど声掛けを嫌う傾向がありまして・・・

そういった職人さんは今までの経験で培ったものがあり、簡単には改善されない場合も多いのは確か。

そういった人を見ながら、私も他人の忠告に耳を貸せているか?と不安になる事もあり、やはり幾つになっても素直な気持ちで他人の言葉を受け入れる事のできるようにとは心掛けています。

他人の忠告を聞いて、それを実践するかどうかは別の話でもあるようで「良いものは良い」と素直に受け入れる気持ちも合わせて持っておかねばと他人の姿に思う本日。

写真は倉敷市栗坂での住宅リフォーム現場ですが、こちらもようやく竣工。

今回は床下の湿気、雨水の侵入対策が最優先され、見えない部分ではありましたが大工の「川上さん」が懸命に対応の工事にあたってくれました。

普段は温和な彼ですが、今回は自分の責任でと毎日、残業しながらより良い家づくり物語になるように励んでくれた事は本当に嬉しいこと。

お施主さんからも、「本当に良い大工さんで・・・」と感謝された事は、自分自身が褒められるよりも嬉しいこと。

そのお施主さんからの言葉こそが私たちにとっての「感動」と「しあわせ」だと、この言葉を糧に次の現場でも懸命な家づくり物語に励んで参ります。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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総社市久代での住宅リノベーション工事現場で軒天井造作中

2017-06-29 20:05:23 | 住宅リフォーム工事物語
午前中は雨がパラパラとする梅雨らしい空模様となった本日の岡山、倉敷。

不安定な天候が続く日々ではありますが、何とか工事が進んでいる事は何よりありがたいこと。

さて昨日で屋根の下地工事まで完了している倉敷市玉島上成での住宅リフォーム現場の方では今日も「ヒロちゃん」たちが作業を進めてくれております。

今日は前期の工事で部材の交換をお願いしていた商品も入荷されて「小野くん」はそちらの部材の組替え作業に取り組んでくれていました。

本工事の方は「ヒロちゃん」たちが床の下地つくりの準備に差し掛かっていた様子の現場でしたが、私はアルミサッシ屋さんと一緒にサッシのサイズの打合せ。

いくつかお客さんに相談しなければならない箇所も出た為に商品の発注は一旦、止めてもらい明日にでも確認を取った上で注文させてもらいますので宜しくお願いします。

その後はお世話になっている平田工務店さんの事務所で打合せをさせてもらい今後の工事の進行のスケジュールや不明点などの確認を行いました。

色々な業者さんたちが力を合わせて取り組む家づくり物語、仲間たちとスムーズな連携をとり円滑に工事が進むように管理していきます。

さて、総社市久代での住宅リノベーション工事現場の方は今日も大工の「山口さん」が大工工事を行ってくれています。

遅れていた土工業者の「クラタ工業」さんも今日から現場に入ってくれ基礎の立上りの追加工事を施工中。

午後からは天候も回復したこともあり、屋外では「まっちゃん」、「川上さん」とで軒天井ボードの施工と其々に工事が進行していく現場。

こうしたリフォーム工事の場合の下地組立の完了がひとつの目安、ここまでは何かと解体してみないと想定できない事もあり思うように工事が進まないケースもありますが・・・

床の下地まで組み上がれば後は計画通りにドンドンと工事物語を進めていく事ができますね。

さて、先ずは其処まで皆で力を合わせて作業を進めていきたいと思いますので、こちらの現場の関連業者さん方にも変わらぬご協力をお願いして先ずは御盆休みを目指して突っ走ります。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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現場で迷った時の指針になるようにと「家づくり」を掘り下げて考えた先に・・・

2017-06-28 20:12:05 | 林俊文の想い
今日も曇り空、時折パラパラと雨の降った空模様でしたが工事を中断するほどでもない一日。

おかげさまで、本日も順調に工事が進んだことは何よりありがたい。

さて、今日は倉敷市玉島上成での住宅リフォーム現場の方へ大工さんたちも集結して昨日、建て方が行われた増築部分の屋根工事を進めています。

梅雨時期の貴重な天候という事もあり、大工の「ひろちゃん」たち4名。当社からも「まっちゃん」たち3名が駆けつけての工事となりました。

何かと制限、納まりなどの制約がある増築部分の建て方だけに新築のようにポンポンと建つ感じではありません。

取合い部分の仕口の加工をその場、その場で行いながらの為に手間がかかる仕事ではありますが、丁寧に作業を進めてくれる職人さんたち。

私も今日はお昼前から、こちらの現場で打ち合わせなどをさせてもらったりしましたが・・・

木組みの隅々まで丁寧に工事をしてくれていた事に感謝、感謝。

無事に屋根の下地まで工事も終わり、ルーフィングを敷いた上にシートで雨仕舞まで行い本日は無事に工事完了。

さて、明日からは外壁の下地や内部の造作へと工事が移っていきますが、引き続きよろしくお願いします。

そんな一日は此方の現場に主力の大工さんたちが集結していた為に他の現場の方はお休みさせていただいております。

しかし、明日からはまた其々の担当の大工さんたちが現場の方へ戻ります。

こうして大工さん同士が協力しながら進めている「はやしの家づくり」の現場の数々ではありますが、やはり最後はお客様へ感動としあわせを感じてもらえる家づくりとなるように・・・

其々の役割と責任感を持って、家づくりの理念に沿って前進してくれることでしょう。

「一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語」という一文ですが、これには私の「家づくり」というものへの全ての想いが詰まっています。

「一本の木から」とは、たとえ木材を一本しか使わないような作業でも工事の大小を問わず公平に・・・

「感動としあわせ」は、家づくりを通してお客様の心を動かせる、そしてその家から「しあわせ」を感じてもらえる・・・

最後に「物語」とは、家の完成形ではなく、家が完成を向かえるまでの過程に、そして家の完成後もつづくお話であるようにと・・・

10年ほど前に「私にとっての家とは?」を、とことんまで掘り下げて考えた全ての想いが詰まっています。

図面を見ても判断のつかない場面は「家づくり」を行う現場の中には何度もあるのは現場上りの職人だからこそ解かる現場の真実。

そうした工事の際にどうしようかと迷った時・・・

「はやしの家づくり」に関わる多くの職人さんがこの言葉を指針に舵を切れるようにと考えた一文です。

これは決して単なる宣伝の為に掲げる「売らんが為」の言葉ではなく、上記のような意味があるのだと、ブログを読んでくれた人に知ってもらえれば幸いです。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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倉敷市老松町で住宅の軒裏ボードの張替え工事

2017-06-27 20:14:57 | 住宅修理・修繕工事物語
今日もどんよりとした雲が広がる一日となった岡山、倉敷。

ようやく梅雨らしい空模様にジメジメとした湿度の高い気候となりましたが・・・

それでも日中は雨の降ることなく過ごせたことはありがたい。

さて、そんな本日は倉敷市玉島上成での住宅リフォーム現場では本日、増築部分の建て方。

「ひろちゃん」を筆頭に4人の大工さんたちが事前にキザミを済ませていた構造材を組み立てていく作業、現場が奥まった場所だけにクレーン車なども用意できず・・・

久しぶりの「手起こし」となったようですが無事に棟まであがったようでひと安心。

午後からは別件での工事を済ませた「まっちゃん」、「川上さん」が応援に駆けつけて工事の手伝いをしてくれております。

さて、ここまでくれば少しばかり肩の荷が降りた感じがしますが、それでも工事はまだまだ序盤戦と気を抜くことなく明日も粛々と作業を進めていきましょう。

写真は本日、倉敷市老松で軒裏ボードの張替え作業をさせていただいたお宅で下地の材木を切る私。

こちらの現場には「川上さん」と一緒に工事に取り組みさせてもらいましたが、足場の悪い中でもコツコツと作業をすすめ午前中には無事にボード張りまで完了。

午後からは塗装の方へ「藤原くん」が向かってくれて無事に工事完了。

ここ最近は、殆ど現場で仕事をする姿を見せる事がなかったのですが、今日は久しぶりに誰かと一緒に現場で作業をさせてもらい気分一新。

改めて私自身で自分は「モノづくり」が好きなのだと思える時間を過ごせたことに感謝、感謝。

また次はいつになるか分かりませんが機会があれば私の作業風景をブログで紹介できればと思いながら、今夜はそろそろ店終いとさせてもらいます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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0,6㎥積みの生コン車で土間防湿コンクリート打設

2017-06-26 19:45:10 | 住宅リフォーム工事物語
昨日の日曜日の岡山、倉敷は午後から雨がどしゃ降り。

私も息子の親子サッカーにグランドに居たのですが、結局びしょ濡れになってしまいました。

しかし、此れも親子の中では良い思い出になるのだろうと前向きに捉えて充実した日曜日を過ごせた事に感謝。

さて週明けの月曜日は晴天とはいかないものの曇り空の一日、しかし夏を目前に暑くなる時期だけにこうした気候はありがたい。

特に屋外での工事となると直射日光が当たらないだけで随分と楽に感じますからね。

倉敷市玉島上成での住宅リフォーム現場では今日は土工さんが基礎の型枠外しの作業を行ってくれているようです。

私たちの方も大工のKさんこと、「ひろちゃん」を先頭に躯体補強の工事が進む現場。

明日は増築部分の建て方となる予定にその下準備をあわせてしてくれているものだろうと期待しています。

総社市久代での住宅リノベーション工事現場の方は遅れに遅れて本日、ようやく基礎の防湿コンクリートの打設が「まっちゃん」、「川上さん」によって施工されました。

本来は土工さんの工事ではありますが、どうしても工事日程の予定がつかずという事で今回は急遽、当社で施工。

この辺りの工事のノウハウもある彼らだけに今回もしっかりとしたコンクリートを打ってくれたようですが、それでも現場への周辺道路が狭いという事もあり特殊な生コン車を手配。

通常みかける小型の生コン車より一回り小さな3トン車両となり、一車辺りに生コンが0.6㎥しか積めない為に20車ほどの生コン車の数。

幸いにもポンプ車が現場につけれたのは幸運で、ここまでの段取りに四苦八苦しながらも何とかまとめてくれた「まっちゃん」に感謝です。

さて、後は間取りや躯体の変更によって増設される基礎の立上りの工事と進んでいく予定ではありますが、こちらは何とか今週末に土工さんの方が現場に来てくれる手筈となっているのでひと安心。

現場の方はまだまだ序盤戦、それでも竣工の時の施主さんたちの笑顔につながるように明日も懸命に取り組んでまいりますので宜しくお願いします。

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