感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

信頼できる仲間と取組む現場での作業は何よりのストレス解消

2013-11-12 19:58:21 | 林俊文の想い
一段と冷え込んだ朝を迎えた倉敷市、冬の気配も直ぐ側まできたようで体調の管理には万全を期したい所。

そんな一日のスタートは昨日に引き続き総社市の某施設さんへ大工の「しんちゃん」、「まっちゃん」と一緒に向います。

昨日は午後から現場を離れたのですが、彼らの活躍に解体工事は順調に進んでいるようで、今日は廃材の運搬を手伝ってきました。

5階からの荷下ろし、幸いにもエレベーターを利用させてもらえたのは幸運でした。

基本的に、こうして現場で体を動かす方が好きな私にとっては廃材の運搬と言えど楽しい時間。

最近はずっと現場調査や見積作成、施工図を描いたりなどの管理仕事に加え入出金の管理や決算後の事務処理などの経理仕事。

更にはホームページの更新などと事務仕事が続いた自分にとっては、こうした現場作業は何よりのストレス解消、信頼できる仲間と共に力を合わせて作業できる時間は本当に楽しいひと時。

その上、職人を育てるのはやはり現場、解体作業からも多くの事を学ぶ事が出来るのはありがたい事で色々な新しい発見もできたのは大きな収穫。

しかし、楽しい「ひと時」と言うのは、何歳に成っても時間が経つのが早い。

午前中など、ワイワイ言ったと思えばアッという間に時間は過ぎ昼食・・・

午後からは少し作業を手伝った後は、倉敷市粒江でお話をいただいた住宅の屋根葺き替え計画のあるお宅へお伺いする事にこちらの現場を離れます。

さて、総社から車で小一時間、計画のあるお宅へ到着。

某ハウスメーカーの建物が今回の計画物件、屋根の勾配が緩いつくりに度重なる増築に屋根の継ぎ目からの浸水が一番の心配。

今回はほぼフラットな屋根を一般的な三角屋根に改修するのが最も良いようです。

やはり屋根の勾配が緩いと屋根材の制限がでてきますし、痛みが一般的な屋根に比べ大きいのは致し方ないところ。

先ずは計画段階ではありますが、今回は「雨漏りしない長く使える屋根」というコンセプトを掲げて色々な方法を考えて10年から先の未来に屋根の塗り替えやメンテナンスの頻度が少なくて済む方法を提案していければ暮らす人にとっても一番メリットの大きいリフォームになる筈。

初対面にも関わらず本当に気さくにお話してくださったご夫婦に感動としあわせの家づくり物語をお届けできるよう全力で取組んで参りますのでどうぞ宜しくお願いします。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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