感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市玉島で某企業さんの外壁修繕工事

2014-06-30 23:11:00 | 施設改修・改装工事物語
週明けの月曜日は6月最後の一日となった微妙な加減・・・

それでも「やるべき」事を明確にして、今日という日に仲間たちと取り組んできました。

「まっちゃん」は今日も岡山市南区浜野での店舗改装工事現場で残工事に励んでくれている様子。

土間スラブの不陸調整に埃まみれになりながら、サンダーでの研磨作業。

「しんちゃん」の方も西へ東へと今日も複数の修繕現場を抱えて作業しながら飛び回る一日。

そんな中、今日は午前中に電話でお問い合わせのあったお客さん宅へ現地調査にでかけてきました。

こちらのお宅は築120年を経過した古民家でしたが、何度か手を入れられいるようで室内は意外と近代建築化しています。

それでも室内一角には梁丸太などを表しにした、お部屋もあったりと見所も多いお宅。

今回は台所のリフォームを計画しているお客さん、しっかりとご希望の仕上げなども調べておられたので、打合せ自体はスムーズに進みました。

ただ、木造の建物の大敵といえば「シロアリ」についで「湿気」が上げられます。

乾燥した空気に触れさせておくことで寿命も長くなるのは古来から伝わる日本建築の基本。それを、現代建築でどう対策するのかは施工店の知識次第。

先ずは基本に忠実に湿気対策、シロアリ予防の処置をしていける様に計画して、見積作業から進めて参りますので、どうぞ宜しく御願いします。

写真は「小野くん」が担当している倉敷市玉島の某施設さんでの外壁修繕工事現場で応援にきてくれた「Yさん」。

今回は雨漏りによる外壁のモルタル損傷が激しい部分を撤去してのサイディングボード張り、素材が違うもの同士を並べて施工するということで取り次ぎ部分に施工精度が要される難しい仕事。

しかし、「小野くん」の技術と「家づくり」にかける思いを知っているだけに安心して現場を任せる事ができました。

こちらの現場での当社の仕事はここまで、後は塗装業者さんにバトンタッチですね。

さて、月末最終日ではありますが、仲間たちのおかげで午後からは比較的、会社で事務仕事を進めることが出来たので今夜は日付が変わる前に帰宅できそうです。

さて、明日からの7月も多くの人たちに感謝しながらワクワクできる日々になる事を祈りながらブログの更新を・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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想いや思想は言葉に出さねば伝わらない事が・・・

2014-06-28 23:59:59 | 店舗改修・改装工事物語
さて、ようやく「家づくり」の日々に明け暮れた一週間を終えようとしています。

今夜はスタッフたちも其々の週末を過ごす為に、いつもより少し早めに帰宅していく後ろ姿に心の底から「お疲れさま」と伝えます。

人と人、どんなに信頼し合えた仲であろうとも、「いつも心で想うだけでは、人には伝わらない」と言うのは、僅かですが積みあげた経験で学んだ事。

幾ら想いは態度で伝えろと言われても、相手に伝わったつもりでいるのは想った側の勝手な言い分。

「言葉を伝える」、この最もシンプルな伝達方法が出来なければ簡単には相手に思いは伝わりませんからね。

しかし、近年は手紙から電話、パソコンなど、「想い」の通達手段は目まぐるしく発展しています。

これらが何処まで便利になろうとも、その根本にあるのは「相手に想いが伝わる事」の筈・・・それを蔑ろにしたままに現代の通信技術や機器の流れに身を任せるのは些か不安ですね。

何事にも共通する事かも知れませんが、「モノ」の生まれた意味、原点を知るのは大切なことです。

さて、話が大きく外れた一日は先日でリフォーム工事が完了した岡山市北区田益のお客さん宅へ、この夏に発行されるリフォーム雑誌の掲載を御願いしての、取材と撮影に立会い。

今回は備前アルミ建材さんの協力してもらい薪ストーブを取り入れたリフォームをアピールさせていただきました。

この展開は今までに無かった取り組みなので、効果は未知数ではありますが、何らかのプラスになればと・・・

午後からは倉敷市玉島で「小野君」がひとりで工事を行っている施設の外壁修繕工事現場へ向い、少しだけですがお手伝いさせてもらいました。

鉄骨造と言うこともあり、私たち大工が通常使う違う道具や金物なども必要ですが、基本は鉄骨造も木造も同じ。

しかし、なれない鉄との格闘にあわせ、作業場所が2階、3階と高所の為に予定よりやや遅れての本日の作業終了に・・・

それでも午前中をひとりで作業にあたってくれた「小野くん」の力には感謝です。

写真は「まっちゃん」が工事を行っている岡山市南区浜野での店舗改装工事現場でのワンショット。

こちらも勝手の違う構造でしたが、淡々と基本に忠実に工事を進めてくれた「まっちゃん」の日々の努力で天井下地、間仕切り下地と内装工事もほぼ終盤。

後は手摺やベンチなどの取付作業や雑工事と徐々に仕上の工程に移っていく予定。

其々が役割を果たすべく取り組んだ一週間ではありましたが、明日はしっかりと休養やプライベートの時間を満喫してください。

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倉敷市玉島で収納の棚取付工事

2014-06-27 23:59:59 | 住宅リフォーム工事物語
今月も残すところも後、少し。現場作業が重なる日々に悪戦苦闘の毎日を送っています。

それでも頼りになる仲間が居てくれる事で、どうにか一日、一日をこなせている状態。

当たり前の様にいてくれる仲間に感謝をしながらの朝一番は倉敷市中庄での某マンションさんにてカーテンレールの取付下地板の設置作業に「小野くん」と一緒に向います。

現在、建築の壁下地材の主流と言えば「石こうボード」。

一般的には91cm×182cmの約畳一帖分のサイズのボードで燃え難く、湿度などの変化にも狂いの少なく、安価な商品。

しかし、基本的には石こうを固めた製品で厚みも天井で9mm、壁面で12mmが規定のない場合の標準的なボード厚。

その為に後から、カーテンレールや絵画、時計などなど、釘やネジをこのボードに打っても効果ない為に予め、ボードの裏に下地材を入れておくのが一般的。

それでも最近は、便利な商品もあり、後うちできるボードアンカーや下地がなくても引っかけれらるフックなども販売されていますが・・・

カーテンなどは長いものになると高さも2m以上、意外と重量がある上に可動させる頻度も多い為にレールの下地の先行は戸建て住宅などでは通常は必須の下地材。

しかし、時にはこうした下地材が入っていない場所もあるのは確かで、こうした場合には壁を一回、剥がしての下地材の取付か、後打ちの下地材の取り付け方法で解消しています。

今回の現場では後者の後打ち下地板材の取り付けを選択、化粧加工が施された木材を、窓枠の上に取り付けるのですが・・・こうした木材なら接着剤とボードアンカーを併用させて施工すれば大抵のものは取付加工です。

壁を剥がすのに抵抗のある方はこうした方法で対応することも出来るの事を知ってもらっておくだけでも何らかの参考になる筈です。

さて、午後からは倉敷市玉島での住宅現場を2件かけもちで工事を行ってくれている「まっちゃん」の元へ向い、依頼された棚板などの取り付け工事の応援。

こちらは今日一日で何とか作業を済ませておきたいと「小野くん」も駆けつけての大工仕事。午後からの工事でしたが二人ががりでの懸命な作業に無事に今日で依頼された工事は完了。

私も夕方には来月中頃から住宅のリフォーム計画のあるお客さん宅に訪問して契約前の最終打合せ。

さて、来月も慌しい日々が続きそうですが、来月に向けて今月の残り3日を有意義に使わねば・・・

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木材保護塗料で板塀を長く使ってもらえる様に・・・

2014-06-26 23:59:59 | 外溝エクステリア工事物語
週も半ば、今日も晴天に恵まれた倉敷市。

気温も高く、屋外での作業は少々しんどいですが、暮らす人へ感動と幸せを届ける為に大工さんたちは全力で「家づくり」。

そんな一日ですが、「まっちゃん」は岡山市南区浜野での店舗改装現場で造作工事の真っ最中。

室内での作業ですが、この時期は室内の作業でも熱中症予防は行わなくてはなりません。

特にひとりでの作業の時こそ、十分に体調を管理せねば思わぬ大事になる可能性も・・・

「しんちゃん」も今日はひとりで県北へ修繕工事を数件かけもち走り回ります。

軽トラックには道具を山の様に積んで走る彼の活躍。ずっと厳しいスケージュールの中で現場をこなし、管理を行う彼。

彼の活躍ぶりに着々と結果が現れてはきていますが、自分で限界を超えようともがきながらも前向きに歩む彼の今後は楽しみです。

大工の「小野くん」は今日は応援のYさんと共に倉敷市広江のリフォーム現場でLDKのフローリング工事を行っています。

ひとりでは厳しい作業でしたがYさんの活躍もあり、無事に木工事は完了した様子。

しかし、ここで終わりというリフォームではなく、来週も内装業者さんがクロスの張替えなどの工事を進めるこちらの現場。

ここからは現場管理を行いながら、暮らす人と一緒に「感動としあわせ」を分かち合える竣工を目指して工事を進めていかねばと強く感じています。

そんな中、会社の加工場では塗装業者さんが来月早々に予定している木塀の材料に塗装を施してくれている所。

屋外で使用する材料の為に木材保護を兼ねた塗料を選択、こちらも2回塗りを行うことで長く使ってもらえる塀に仕上がる予定。

こちらでもお客さんが喜ぶ顔が見える工事物語になるべく全力で取り組みますので、どうぞ宜しく御願いします。

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伝統を大切にしたまま、時代に適合した商売の方法を模索

2014-06-25 23:59:59 | その他
今日は朝から倉敷市広江の住宅へ大工の「小野くん」と電気屋さんとで向います。

とは言っても、今日は大工工事ではなく屋根の上に設置している太陽熱温水器の撤去が目的。

一昔前は一斉を風靡した「太陽熱温水器」も段々と使われなくなり、処分を依頼されることも少なくはありません。

当時は太陽の熱でお湯を作れるという画期的な商品でしたが、時代が変わり環境が変われば、商品も又、変わっていくのが常。

そんな時代の移り変わりの厳しさに又、自分たちも伝統を守りながら時代にマッチした工務店を目指さねばと・・・

屋根の上から下ろされていく太陽熱温水器を見ながら思います。

一通り区切りが付くのを見計らい、後は職人さんたちに現場を任せ、私は一路会社に戻ります。

とは言うのも、今日が業者さんへの支払い日だった当社の振込みに不具合があったとの連絡をいただき、そちらの修正作業に・・・

決まった日に決まった金額を払うのは、大小問わず企業の信頼。

一度でも支払いの遅延などの過去を作るのは、今まで積み重ねた信頼を無くす最大の原因。

そうした事がない様に積み重ねていくことは非常に大切なことでもあり、ひとつの会社としては何を差し置いても優先せねばなりません。

そんな作業も終われば、午後からは事務仕事に没頭・・・

急ぎの書類つくりに、次の工事の段取りなどなど、やるべき事は山積み。

そんな作業もとりあえずひと段落した今、そろそろブログを更新して帰宅せねば・・・

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