104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

大金星

2010年10月09日 08時39分40秒 | Soccer
金星の主役だ!岡崎“らしい”1号がV弾(スポーツニッポン) - goo ニュース


 さてさて、昨夜はザッケローニ新監督のデビュー戦でもありますアルゼンチン戦が開催されました。結果は新聞でもニュースでも出てる通り1-0の大金星。これまで数十年間で6連敗していた相手に初勝利です。ちょっとお話としては出来過ぎだと思いますが、これが今の実力なんでしょう。


 9月に負傷し、来日も危ぶまれたメッシがスタメン。その他、Dミリート、テベス、マスケラーノ、カンビアッソetc.ヨーロッパトップリーグのオールスターと言っても過言ではない面子が揃う中、どうしても迫力不足は否めない日本代表。開始早々にCBでスタメンに抜擢された栗原がやらかしてくれましたが、何とかピンチを切り抜けました。思えば、これが良かったのやもしれません。


 そこからはやはりアルゼンチンが優位に試合を運び、日本は数少ないチャンスを活かすためにガッチリ守ってカウンター狙いという感じだったと思います。ですが、今までと違ったのは横への「逃げのパス」ではなく、縦への「攻めるパス」を大分意識していた点ではないでしょうか? 守る時は4-2-3-1で、攻める時は4-2-1-3みたいに、両サイドの岡崎と香川が流動的に定位置を変えていたように思います。


 そんな中の前半19分、岡崎が基点となり本田へパス→長谷部のミドル→ロメロ弾く→岡崎詰めるでの先制点。前半8分にキーパー正面へのボレーで得点を逸していた岡崎でしたので、感無量だったと思われます。しかし、日本代表を知っていればいるほどこれで安心できないのは言うまでもありません。相手はアルゼンチン。9月のAマッチで欧州中堅のアイルランド、そしてW杯覇者のスペインをチンチンにしてきた国です。暫定世界一と言っても良いんじゃないでしょうか?


 しかし、この日のアルゼンチンは今一つだったことは否めません。故障者続出&時差なんかでパフォーマンスは低下していたでしょう。ただ、それは理由にはなりません。そういう状況でなら日本代表も格上(FIFAランク5位)相手に十分に勝てる力があるってことが実証されただけです。そんな中でもメッシはやっぱ怖かったのは確かです。2人付くのはデフォルトでも3人付いても止められない時がありましたからね。今野が貼りついてよくマークしていたと思います。それと、Dミリート→イグアインっていう交代の流れも、「インテルのFWを引きずり降ろしたらレアルのFWが出てきちゃった!!」って感じで、非常に選手層の厚さを思い知らされました。アグエロさんが来てたらさらに次があったわけですよね・・・。あ、イグアインは長友に負けてましたが。



 親善試合であり、アルゼンチンも本気だけど本領発揮ではなかったということもあるでしょうが、何にせよ記録としては勝ちとなっています。後半のロスタイムが1分だったので短すぎるかなとも思いましたが、まぁ、3分ぐらい取っても結果は変わらなかったでしょうね。とりあえず、この1勝はかなり大きなものと思われます。次のコパでは警戒されるだろうな~。そういえば、来週の火曜にはまた韓国戦がありますね。正直、もう韓国との試合は要らないです。マスコミは勝手に「永遠のライバル(笑)」って言ってますけど、世界的な評価は日本のが上なのが確定しましたから。