カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

「自分」いろいろ〔03〕

2014年11月11日 08時04分20秒 | 生き方

 じんせい~ いろいろ~ 

他人はよく見えているのに、なぜか、一番近くにあるはずの自分が見えない・・・・・・。

では、今回も「自分」について語る賢者の話に耳を傾けてみましょう。

 

この世には、自分というのはひとりしかいないときめこんでいたけれども、自分というのは、少なくとも、自分を愛する自分と、自分に愛される自分が、ふたりいた。:P.73 富岡多恵子「厭芸術浮世草紙」中公文庫

いきなり哲学的テーマ、自分を愛する主体と、自分に愛される客体、なるものがが出てまいりました。。 

この場合、広い意味では主体も客体も同意語なのでしょうが、狭い意味で厳密に言うならば、別のものなのか。 ←いったいどっちなんぢゃ?

いずれにしても、

「愛されることを至上の喜びとし、だからこそ愛することに価値がある」

と考える「女性らしい見方」で、男性には思いつかない視点かも知れません。

世の中には、自分に絶望し、社会に絶望し、この地球上すべてに絶望してしまい孤独のどん底に落ちこむ人が見られますが、富岡の、

いくら孤独だと言っても

      • 自分を愛する自分
      • 自分に愛される自分

の2人がいる

という見方は、多くの人にとって、きっと新しい発見でしょう

まぁ、世の中には、自信過剰で「いやみたっぷり」なのに取るに足らない人が無数にみられますが、ささやかな自信なら、もっともっと「過剰」でもよさそう。

女性の哲学者や宗教学者にはなかなか出会えませんが、富岡多恵子はたいへん哲学的ですネ(笑)。

 

「自己と戦いを始めた者は、自分が価値ある人間だと証明したことになる。」これは英国の詩人ブラウニングのことばだが、・・・・:P.16 D.カーネギー「人を動かす」山口博訳 創元社

自分にいくらかの疑惑を感じた人には、次に進む道として自分との闘いが用意されています。イチロー(野球)も羽生(将棋)も、自分と戦っている一面があるのでしょう。

ただし超一流しか自分自身と戦わないか、といえば、それもちょっと違うように思います。

私たちのすべては、いつも自分と戦っているのですが、それに気付いていないだけではないか。

内なる自分に必ず相反する2人がいる、ということで、上の富岡多恵子のいう「自分を愛する自分と、自分に愛される自分」もそうですし、「苦労をしたくない自分と、楽をしたくない自分」もそれに違いありません。

 

ジェームス・ハーヴェーロビンソン教授の名著「精神の発達過程」より「私達は、あまり大した抵抗を感じないで自分の考えを変える場合がよくある。ところが、人から誤りを指摘されると、腹を立てて、意地をはる。実にいいかげんな動機から、いろいろな信念を持つようになる。だが、その信念を誰かが変えさせようとすると、われわれは、がむしゃらに反対する。:P.136 D.カーネギー「人を動かす」山口博訳 創元社 1986.8.25

これまたキビシイですね。自分では平気で誤った選択をしますが、人から誤りを指摘されると意地で反発する。

指摘されたことを認められる人は、きっと立派なのでしょう。 

 

わかりやすい例を一つ。インド人の女性が、立て膝をついたりあぐらをかいたりして食事をしていても、「ああ、そういう文化なんだな」と納得してそのまま受け容れられる。しかし韓国人の女性がそうしているのを見ると、「なんて行儀が悪いのか」と感じることになる。知識では知っていても、とても見るに耐えない、見苦しいのでなんとかやめて欲しいと感じる。私もかつて、何度そういわれたかわからないほどだ。 

日本人と韓国人の間では、感覚的な同質感が強く支配する。そのため、その同質感をはずれた言動を相手が示したとき、考えるよりも先にまず違和感がやって来ることが多い。これは裏を返せば、日本人ならそうしない、正座をするものだという「自分の発見」でもある。 

しかし韓国人からすれば、正座は上の者に叱られたり、罰を受けているときにとる姿勢だから、韓国人ならばそうしないのにと、やはり「自分の発見」につながってくる。同じように、感情のあり方から物事に対する価値観に至るまで、さまざまな「自分の発見」がある。 

そのように、日本と韓国は、お互いにまたとない映し合わせを可能にする関係にあるといえる。その点からいうと、今後、日本人にとっての韓流が、韓国人にとっての日流が、互いに中国流でもアメリカ流でもない、ことさらな魅力として定着していく可能性がある。:P.238-242 呉善花「韓流幻想」2008年8月10日第1刷文春文庫 

著者が「正座はにがて」「納豆はきらい」「くさや・鮒鮨は論外」という日本人がいることを知っているかどうかは別として、これは世界中のどの隣国にでも言えますが

同質感が強まると異質感も強まる

ようで、対立を深めてしまうのでしょう。だから

    • 「似ていることを喜びすぎない」のが、「ささやかな違いを深刻に受け止める事態を招かない秘訣」、なのかも。
    • 感性に頼りすぎていると、喜び(同一性)も大きい反面、亀裂(異質性)もまた深いのでした。

その意味では、日本との同質性ゆえか日本文化をパクリ続けてしかもパクリの事実を公表できない韓国の民族性に問題の根本があるように思いますが、では日本人に問題がないかといえば「他の国と比べて似ている点を嬉しく思う・思いすぎる」など、改善の余地は十分にあると思います。

これに関連しますが

    • 日本人には、勉強もしておらず、よって理解できない言葉が降り注ぐ異国で、ふと出くわした「得意とは言えない英語」に、妙な親近感をもつことがあるらしく、この瞬間が危ないとも言えますね。
    • 一方では、「親しさが強まると仲違いも多くなる」とも言えます。

これに似ているのかも(笑)。

私としては、日韓の問題の多くの原因が、韓国人が勝手に「強い反日」~「弱い反日」を繰り返す自作自演にありとしますが、上記が事の本質に迫る内容ともいえますか。

 

思慮のある人は苦しみながら探求する。自分の推論が多分正しいと言うだけでいつ他の考え方がそれに疑惑をもたらすかも知れないということをよく承知している。自分がどこへたどりつけるかは、決してはっきりと知ることがない。彼は「開いた」考え方を持っているのである。よそ目にはためらってばかりいる人に見えるかも知れないのである。: サルトル「ユダヤ人」岩波新書

「自信なさげ」と「自分」の関係を述べていますが、人によってはあり得ない話かも知れませんね。

いつ誰が自分の推論を否定するかわからないと「不安」をもつこと

が、真に開かれた考えをもった人の特徴だ、とサルトルは言っております。相当「自信」がなければ言えないことですね。

ある人から「ためらい・躊躇・まよい・軟弱」が垣間見えたとしても、その人の本質を見失ってはいけない、という戒めだと私はとらえています。


今回は第3回目の「自分」というテーマでしたが、

「自分」いろいろ〔01〕

「自分」いろいろ〔02〕

「自分」いろいろ〔03〕 いま御覧のここの記事です。

もどうぞ。




野球IBAF 21U_WC 2014〔台湾開催〕

2014年11月11日 06時16分52秒 | スポーツ

今日の5試合が終わると2グループに分けて行なわれた総当たり戦の予選すべてが終わります。

  • Aグループでは台湾が4戦全勝で明日の第5戦を迎えます。
  • Bグループでは日本とニカラグアがともに3戦全勝で、あす両者が対戦します。なお所属チーム数の違いからAでは全5試合、Bでは全4試合となっています。

昨日(2014/11/10)までの予選リーグ戦勝ち負け表です。

あす2014/11/12から始まる日米選抜対抗(5試合制)を控えて、

昨日、「日米野球への壮行試合」なるものが行なわれ、

福岡・北海道連合 1-0 日本代表

を地上波テレビで生中継していました。

そもそも「壮行試合」ごときを生中継して、U21世界ワールド・カップを生放送はともかくニュースでさえ取り上げない、しかも日本代表が0-1で負けたとあっては、ますます不信感をもちます(笑)。


なおニカラグアが大健闘しているので、日本も含めた成績一覧へのリンクをはっておきます。




 

 

 

 

 


野球IBAF 21U_WC 2014〔台湾開催〕

2014年11月10日 06時27分03秒 | スポーツ

昨日は日曜日で、「ラウンド1」も後半に入ってきました。

  • Aグループでは台湾が3連勝で単独首位
  • Bグループでは日本が3連勝で単独首位

昨日の試合では、台湾が韓国に勝っています〔韓国1-7台湾〕

ニカラグアが総合(U21ではない)で現在ランキング28位ながら、Bグループで2連勝と大健闘しているようです。

たしかに野球の「国・地域別総合ランキング(U21ではない)」の上位10チームのうち5チームが欠場〔米・キューバ・カナダ・ドミニカ共和国・プエルトリコ〕している今回の年齢制限U21ですが、それなりに進んでいるようです。


日本国内での来日MLB関連の短期決戦も、今日から始ります。

  • まずは本日 2014/11/10 日本国内で「壮行試合」なるものがあるらしい。栗山監督が率いる福岡・北海道選抜が、小久保監督率いる日本代表と戦います。しかし日本代表が負ける可能性は十分にある、と私はにらんでおります(笑)。
  • しかし明日 2014/11/11 予定されている和田監督率いる連合チームとMLBとの親善試合のほうが、来日するMLB選抜に負ける可能性が大ではないでしょうか。
  • 明後日 2014/11/12 から始る日本代表とMLB選抜との5試合は、これはやってみないとわかりませんね(笑)。





「くぎをさす」とは

2014年11月10日 05時02分54秒 | その他

平凡なことばくぎをさすですが

私には「いやな感じ」が響いてきます。

どうでもいいことで、ひょっとしたら私の勘違いかも知れませんが、この言葉「くぎをさす」を平気で何の違和感もなく使うマスメディアに「妙な匂い」を感じてしまうのです。わかりやすく言えば「上から目線」とでも言いましょうか・・・・・・。

3つほど引用しておきます。

 

  1. こう、くぎを刺しました。:TBS系サンデーモーニング 2014/11/09 08:36ごろ
  2. 【北京時事】中国外務省の華春瑩副報道局長は25日の定例記者会見で、安倍晋三首相が先のオバマ米大統領との首脳会談で、尖閣諸島問題に関し「常に冷静に対処していく」と発言したことについて「中日関係発展に関する中国の方針に変化はなく、われわれは日本側が言行を一致させることを望む」とくぎを刺した。 :時事ドットコム(2013/02/25)
  3. 台湾の最高学術研究機関である「中央研究院」の宋燕輝氏は、「重要な点は、米国と台湾の関係だと思う。米政府は台湾に南シナ海問題で中国に近寄らないようくぎを刺している」と話した。(Michael Gold記者Greg Torode記者、翻訳:野村宏之、編集:橋本俊樹): ロイター2014年05月26日


上での「くぎを刺した」をみると

発言者・記事作成者が、意識的か無意識的かは別として、「話した」「語った」「述べた」「主張した」ですむところを、あえて「くぎをさした」と表現することで、妙に発言者側を援護し、上から目線で「それは、あってはならない」という主張を強めている

ように思うのです。もしも偏っていないと思うなら、私の言語感覚も含め、その人の言語感覚の善悪について考え直さねばならないかも。

私は、

これらが公平な表現とはいいがたく、どちらかの立場に共鳴しながら報道している、

ように見るのです。私がどちらの立場に立つかに関係なく・・・・・・。

もし報道側にこういうテクニック、つまり「公平」「平等」を装いながら、少しずつどちらかの勢力への支持を深めようとする意図があるならば、実にたぐいまれなことですが、私がそれを見破っていることになりますね(笑)。 

 


似たことばとしては「とげ」と「くぎ」があります。

  • 東京の巣鴨(すがも)には「とげ抜き地蔵」Mapion・・・・〔1596-1891巣鴨移転-1945空襲で全焼-1957再建〕 (Wikipedia)
  • 京都の千本(せんぼん)通りには「くぎ抜き地蔵」朝日地図・・・・〔819- 〕 
がありますね。

両者を比べると、
  • 東京のとげ抜き地蔵」は現代の日常を連想させますが、京都のくぎ抜き地蔵」は昔の「残酷な運命」を連想させます。とげぬき地蔵は「おばあちゃんの原宿」で、原宿は「おねえちゃんの巣鴨」ですよ!
  • 規模や参詣客の多さで言えば、圧倒的に巣鴨が上ですが、歴史としては、伝承の域を出ませんが圧倒的に千本のほうが古いと言えます。
かつて私が撮影した写真も入れておきました。

撮影月日:2014/01/26 18:32ごろ
撮影場所:とげ抜き地蔵

とげ抜き地蔵前を通過した動画はこちらYouTubeでどうぞ。

撮影月日:2012/02/11 15:20ごろ
撮影場所:くぎ抜き地蔵〔京都千本通り〕

例によって京都では、入り口が狭く奥では広くなっている敷地が見られます。昔からの税金対策なのでしょうが下図のような印象です。







皆様も、これからテレビなどのニュースで「くぎをさした」などと聞いたときには、「この社はどの視点でニュースを発信しているのだろうか」ということを思い出し、ついでに東京巣鴨のとげ抜き京都千本のくぎ抜きも思い出して下さいね(笑)。
 
 


「自分」いろいろ〔02〕

2014年11月09日 08時51分29秒 | 生き方

かつて「自分らしく」が流行しました。いまでもしばしば聞かれることばです。

「流行する」のには事情があるようで、それまでは「タブー視」されていたことが「解禁視」されたとなるや爆発的に広がるのです。

とするならば、個を出してはいけない、所属組織に染むのが大切、とされてきた日本でしたが、「いやそうではなく、自分の個性を出してもいいのではないか」、そういう心境の変化があったのです。多くの日本人にとっては、自信の芽生えなのでしょうか。

 

今までアジア大会(バンコク)の暑い所や、シドニーなど順位をメーンに走ってきたけど、今回はスピードの限界にチャレンジしよう、自分らしく堂々と走りたいと思っていた。:高橋尚子

2001年のベルリン・マラソンで2時間20分の壁を切って優勝した直後の高橋尚子によるコメントでした。

しかし誰でも「自分らしく」と言えるのではなさそうで、それなりの記録を出した人が、無理に頑張りすぎると実力を出し切れないことがあるため、自然体でいこうと決意したものです。

 

鳩山由紀夫民主党代表の妻幸(みゆき)さん(66)の「金星に行った」「トム・クルーズは前世で日本人だった」といった発言が海外メディアに注目されている。奇抜さを強調する記事も多いが、4日付の英タイムズ紙は「日本が『自分らしさ』を大切にする社会に変わりつつある」と好意的に論評した。

ドイツ大衆紙ビルトは4日付の最終面トップで「日本の新ファーストレディー『私は宇宙人に金星に連れて行かれた』」との見出しで発言を紹介。英インディペンデント紙は「ミシェル・オバマ(米大統領夫人)やカーラ・ブルーニ(仏大統領夫人)は人気を奪われそうだ」と報じた。:毎日新聞 2009年9月5日 21時28分

早くも過去の人となった感のある鳩山由紀夫の夫人関連ニュースですが、まだ5年前のことなのですね(笑)。

英タイムズ紙を購読していないため全文を読めませんが、

ここでは英タイムズ紙の表現を「自分らしさ」と訳しております。

また「好意的に」とありますが、私はそうではないと思います。縛られてきた日本人がようやく自分を表現し始めた、と言いたいのだろうととらえており、毎日新聞が「好意的」と判断している、と疑っております。

 

自分自身を支配する力より大きな支配力も小さな支配力も持ち得ない。:P.46「ダビンチの手記(上)」岩波文庫

これは見事な表現で、現代では、根拠なく独善的に大それたことを言う中国・韓国などをこき下ろしたことば、と考えています(笑)。

同じ民族なのに

    • 長期間にわたって分断されたまま。まだ解決の糸口さえ見つからない朝鮮半島の南をみれば、納得できますね。いくら韓国が日本に「歴史認識」と声をあげても、自らの歴史認識が世界中の笑いものになっていることから、文字通り「自分自身を支配する力」以上のものを期待できるはずがありません。
    • お粗末で無数の批判を浴びたアジア大会の運営、海外で傍若無人にふるまう韓国人の素行、などなど、まずは自分自身を律してから言うべきことばかりでした。
    • 韓国社会の男尊女卑性を世界各国が批判しないのは、まだ未発達の国民性だからでしょう。それが言い過ぎならば、まともな韓国人が表に出てくるのを躊躇させる「腐敗しきった儒教圧力」が健在だからでしょう。

これは中国共産党にもいえること。

年間10万件もの暴動を引き起こしている統治能力は、あまりにも未熟で、すでに限界を超えております。世界にいくら偉そうなことをさけんでも、中国共産党は

自分自身を支配する力より大きな支配力も小さな支配力も持ち得ない

のです。

おそまつな中国共産党は、ダ・ビンチが500年前に言ったことを、まだ理解できていないようです。

中国共産党だけが悪いのではありません。私たち自身も考え直さなければならないことがあるでしょう。

 

そのくせ、たとえ状況の変化によってその必要が明らかになっている場合にも、自分自身を変革することには抵抗する。誤解されたといっては悩み意図するところが通じないといっても悲しむくせに、こちらが相手を理解してやる立場になると、人間かくあるべしと手前勝手に絶対に正しいと決め込んだ基準を固執する。:クライド・.クラックホーン「人間のための鏡」サイマル出版

クライド・クラックホーン〔1905-1960〕は100年も前に生まれたアメリカ人で、文化人類学の分野で、今では当たり前になっている様々な心理を浮かび上がらせました。

ここでは、変革に抵抗し誤解に悩むくせに、話を聞く相手が見つかるや、自分勝手な基準にこだわり始める、として、人間が普遍的にもっている「弱さと強さ」の両面を指摘しています。

これは、先日の中間選挙で、アメリカ人が「民主党オバマの弱さ」より「共和党の強さ」に期待し始めたことを思い出させます。

文字通りアメリカ人の「弱さと強さ」の両面なのですね。

こんなニュースもありました。

 

タレントのタモリさんは6月13日に放送されたニッポン放送のラジオ番組で、「腹立つ言葉」として「ありのままの自分」や「自分らしさ」を挙げ、「自分で自分らしさって言ってどうすんだ」「自分でも自分は分からない」などと主張。この発言を伝えるニュースには、フェイスブックで800以上の「いいね!」が押され、共感が広がった。:産経新聞:2014年7月5日(土)

たしか上岡龍太郎がタモリのことを、「偉大なる素人」と言っていたように、つっぱりで素人に毛が生えた程度という意味でしょうが、タモリもたまにはいいことも言うようです。

余談ですが、産経新聞はなぜタモリ「さん」と呼ぶのでしょうね。「いいとも」が終わったらしく、すでに芸能界を退いた一般人だとみなしているからでしょうか。

そのタモリももう引退を考える時期となってきたと思っていると、新しい番組「ヨルタモリ」なるものを始める(始めた)らしい。もちろん見たことはないのですが(笑)。

ただし何か不祥事を起こして引退するのならともなく、番組が終わったから引退することは、タモリに関しては、なさそうです。

 


野球IBAF 21U_WC 2014〔台湾開催〕

2014年11月09日 05時32分05秒 | スポーツ

総当たり戦は順調に進んでいるようです。

Aグループでは、台湾と韓国が2勝で、残り1枠は、というところです。

Bグループの日本は、初戦あやうく逆転勝ちしたものの、2戦目では大差の楽勝に。

勝敗表です。

日本の今日〔2014/11/09〕の対戦は、オーストラリアに大敗したオランダですが、油断できません。

詳細は以下で見ることができます。

その1〔IBAF〕

その2〔日本関係〕

その3〔個別のニュース〕




野球IBAF 21U_WC 2014

2014年11月08日 13時37分09秒 | スポーツ

台湾の台中で開催されている21歳以下の野球ワールド・カップ。

主に、こちらからデータを得ております。なにしろ無料テレビの中継がありませんので。

これによると、日本の第1回目の対オーストラリア戦では、9回の表に逆転しており、危うく負けそうな試合だったらしい。油断できませんね。

  • 日本代表選手は、21歳以下のプロ野球・社会人野球・大学野球の選手たちです。詳しくはこちらをどうぞ。
  • U21日本代表の監督は、阪神2軍監督の平田勝男で、こちらによれば来年2015年から阪神の1軍ヘッドコーチになるとのことです。

例によって、勝ち負け表を作成しています。昨日2014/11/07までの結果をどうぞ。今日土曜日も午後開催されているはずです。

 

 

 

 


「自分」いろいろ〔01〕

2014年11月08日 12時58分51秒 | 生き方

一番やっかいで理解しがたいものが「自分」で、いかにも人間らしい悩みですね。

今回は、いろいろな人の「自分」説に耳を傾けてみましょうか。

 

自分自身の性格に関する判断はひどくくもっているのが常だからである。: ユング「心理学的類型」序言より 世界の名著「ユング/フロム」中央公論社

自分自身が一番正しい、これが人間が出発する原点ですが、実はこれが一番怪しいとは、おしゃかさまでも気がつくめぇ?

自分に疑惑を感じるのが成長の第一歩ですが

    • 他人のことはよくわかるけれども、自分のことがさっぱりわからないため、自分の解明をすぐに止めてしまう人。
    • 自分を追求しすぎて、自己不信・人間不信に陥り、自暴自棄〔じぼうじき〕に陥ってしまう人。

と道が分かれてしまいそうです(笑)。これは極端な場合。

中国・韓国があまりにも自分を見つめなさ過ぎるためうんざりする昨今ですが、その昔日本ではロシア文学から自分をみつめ過ぎる妙な影響を受けた時代があり、なかなか、ままならないものですね。

これらは、いずれも、「手加減」とか「ほどほど」とか「妥協」などをさっぱり理解していないことから起こる悲劇でしょうか(笑)。


「人権」は本来良いことであるが、われわれは他人の権利を犠牲にして、自分の権利を拡大してはならない。権利を無制限に拡大している社会は、試練にあったとき、その試練に耐えられない。もしわれわれが暴力的な権力の支配を受けたくないならば、各自が自分自身を抑制しなければならない。:ソルジェニーツィン「甦えれわがロシアよ」日本放送協会

ソルジェニーツィン〔1918-2008〕は、ソ連時代には弾圧政権に屈しなかった立派な人物だと思っていましたが、ソ連崩壊後に判明したのは「単なるロシア民族愛好者」に過ぎなかったことですが、北方領土を日本へ返還すべきだとも言っていたらしい(笑)。

ソルジェニーツィンは

    • 現在「世界に向って自分たちの権利を無制限に拡大しつつある」中国共産党を戒めているのか。
    • なぜ中国共産党が暴力的なのか、それは、暴力的な中国人を取り締まることができるのは暴力だけである、とする強固な信念のある中国人を戒めているのか

結局ソルジェニーツィンは

共産党仲間でもあり、また同時に天敵でもあった中国共産党と中国人の両方に対して、自制を要求しているのでしょうが、これに耳を傾けるような中国ではありませんでした!

中国共産党が、

国民が政府と異なる意見をもつことを絶対に許さない」ことの反動は、「反政府でないならば大目にみる、あるいは目こぼしする」という恣意性に見られます。

伊豆諸島や小笠原諸島近海の日本の領海内で不法にサンゴを密漁する200隻もの中国漁船に対して中国共産党が何も反応を示さないのは、その好例。

中国が

法治(ほうち)国家など目指すはずはなく、ひたすら中国共産党の存続を望み、反中国共産党でなければ放置(ほうち)するだけですね。


私の師匠の小さんは、ていねいに、高座どおり、きちっとやってくれる。ていねいだが、あとで、自分でやってみろ、とは言わない。聞いて下さい、と言えば、もちろん聞いてなおしてくれるが、要求はしない。きびしさは、自分自身に求めよ、ということだと、私は解している。:五代目柳家つばめ「落語の世界」河出文庫 

五代目柳家つばめ〔1928-1974〕は五代目柳家小さん〔1915-2002〕門下で、弟子には三代目柳家権太楼などがいます。権太楼は師匠の死後、師匠の師匠である小さん門下に配属されますが、小さんが存命中だったし弟子が多かったので。

現在小さん門下では、柳家小三治、柳家さん喬(弟子が喬太郎など)、柳亭市馬〔2014年から落語協会会長〕、柳家花緑〔小さんの孫〕などがいます。

さて小さんの落語は、正直に言って私はもう一つだと思いますが、その教え方には共鳴します。聞けば答えてくれるけれど何も弟子に要求しない。つばめが

厳しさを師匠ではなく自分に求めよ

ととらえたのも、本質を突いており、立派です。

並みの人間ならば、人(親や監督や上司)から厳しさを

  • 求められたら、それに反発して自分はだめになり
  • 求められなかったら、「なぜ厳しくしてくれなかったのか」と他人のせいにする

のが普通。勝手なものですね。

結局は、どう見えるかは別として、自分自身に厳しい人だけが芸の主流派として生き残ってゆくのでしょう。

こうした禅の心?が

優勝したときに見られる「涙」となって表われ、なぜ優勝して涙を流すのか、の一つの答えがそこにあります。

弱かった自分の心を乗り越えたのは自分だけではなく、励ましてくれた人のおかげである、という美しいお話ですね(笑)。ダレですか、こんないいお話の最中なのに「励まして」を「ハゲ増して」などと強引に読もうとしているのは(笑)。

 

明恵〔みょうえ 1173-1232〕自分自身の夢を書きとめた『夢記』のうち、推定でそのうちの約半分くらいが現在まで伝来され、われわれは幸いにもそれを読むことができる。明恵は十九歳より夢の記録を書きはじめ、死亡する一年前までそれを続けた。
:河合隼雄「明恵 夢を生きる」講談社α文庫2007年9月3日第14刷発行

普通の人なら、目覚めたときに、先ほど見ていた夢などすぐに忘れてしまい、それを書きとめようとすることなど考えもしないでしょう。そもそも日記などを書き続ける人さえ極めて少ないのですが、凡人ではなかった明恵は、そこがちがっていました。

ただし、書いたのが偉かったのではなく、また成功したかどうかは別として、自分を見つめようとする姿勢が立派だった、と思うのです。

いま世界中に多いのが、

    • キリスト教イスラム教などの一神教で、いいことも言っていますが、しょせんは自分の宗教が一番正しいと信じ、程度の差こそあれ、他の宗教は邪教である、と洗脳させる共通点をもち、残念ながらこれが現代の国際社会に混迷をもたらしている根本だと思います。
    • では中国ではどうか、それはもちろん、共産主義という一神教の宗教ですね。共産主義に儒教道徳がまざりあってしまうと、中国や朝鮮という言論の自由がない弾圧国家が登場します。

一方、インド・中国・朝鮮経由とは言え、日本で独自に発達した禅では、宗派とは関係なく自分を深く見つめる道を探究してきたようです。

何かそこに、あるのではないか、と思っています。 

 

子はかすがいというが、われわれの場合は逆でした。子供たちは、争いの種であり武器でさえあったのです。私たちは子供を武器に争った。それぞれ気に入りに子供を武器に。さらには、子供たちを自分の側に引き入れ、味方に仕立てた。: トルストイ 「映画 クロイツエルソナタ」

落語にも「子はかすがい」というのがあります。断絶があきらかになった夫婦の離反を引き留めるのが子どもであって欲しいという願いから生まれたものですが、上の映画では、「かすがい」が武器になったと主張しております。

少しばかりの遺産相続の配分に関して、子どもたちのうちで誰が自分へ一番なついているかを考えるようになると、悲劇が起こりますね。まぁ尤も、悲劇はその前から起こっているのですが(笑)。


ソクラテス: 対話するときに、自分で察しがついているのに、貴方に質問して、自分では言おうとしないのはなぜか。それは、あなたをどうこうするためではなく、ロゴス(言論)のためなのです。そうすることによって、論じられていることをわれわれにできるだけ明白にすることができるだろうというのです。:田中美知太郎「世界の名著6プラトン」中央公論社

世の中の賢そうな人は、ことの全てを自分が言おうとして、相手に付け入る間をはさませないため、嫌われてしまいます。上記引用部分が、「相手に自分で言わせる」のが大切、という意味なら、賛同できます。

女性の会話でみられる「快感・不快感」の述べ合いでは、相手は自分が経験したわけではなくても「そうそう、そうね」と言わねばならないらしいのですが、相づちを打つことで本人に自分で言わせる意図があるのなら、これはいいことですね。

ただしいつも女性らしい「快感・不快感」の述べ合いだけで済ませられるとは限らず、「快感・不快感」を軽蔑しないで客観性を付け加える必要も、出てくることでしょう。

この両者が混在することは、これからの女性の社会進出を迎えるにあたり、かなり役立つことと思われます。

 

 


やせ我慢

2014年11月07日 10時22分23秒 | 生き方

やせ我慢が引き起こすごたごたは、落語以外でもよく見られますね。

山登りは「やせ我慢」(深田久弥) 

登ろうか引き返そうか思案した。

地図を見ると頂上までまだ800メートルはある。しかも等高線がヤケに詰まっている。相当つらい登りを覚悟せねばなるまい。はるばるここまで来たのだ、登ろう、と心中の強行派が言う。この雨では、苦労して登ったって、何も見えはしない、と軟弱派が反対する。

単独登山の欠点は、こういう場合、手もなく軟弱派の言を容れることである。もしこれが二人以上であったら、お互いやせ我慢しあっても登っただろう。山登りはやせ我慢である。:P.15 深田久弥 瀟洒(しょうしゃ)な自然 新潮社

おもわず、にやっとする話ですね。登山の安全を考えて、単独登山ではなく複数人数による登山が推奨されますが、気のあった複数人数をそろえるのはなかなか難しく、そのほかにも、さまざまな問題があります。もちろん目指す頂上の高さや必要時間にも関連がありますが・・・・・・。

  • 参加者の体力や脚力が一致していることはまずなく、上級者はいつも先に進み、初心者はいつも後方に取り残され、双方とも不満が残る。悪くすると見栄をはるために無理して登ったり、途中で引き返す人が出て一部あるいは全員が下山することにも。
  • 参加者が同じ日に休みを取れるとは限らない。
  • 事前に決められた登山当日の天候は保証されていない。少なくとも雨や風がなければいいとも言えるものの、曇天だと頂上からの眺めが悪く不満が残る。

このことから、男性が近場で気楽な登山をする場合には、単独のほうを選びやすいものです。ただし深田久弥の言うとおり・・・・・・。

  • 単独登山の場合、強い精神力がある人は別として、ちょっと疲れると安易に引き返してしまう。
  • 万が一、負傷した場合にどうするか、不安である。
  • 単独登山の場合、誰にも束縛されることなく、寄り道をし、写真撮影をし、休憩をし、休日を堪能できる喜びがある。


江戸は「やせ我慢の地」というお話もあります。 

だいたい江戸というのはやせ我慢の土地でね。つまり、寒中袷(あわせ)一枚が粋だというのはね、寒中袷一枚しか着られないんだ(笑)。それをね、そのままだったらもうしみったれてしょうがない。それを粋だというふうにしたところがあるんですよ。

だから、もうそばは安物の食い物やといわれていたのを、そばの味もわからねえやつは江戸っ子じゃねえ(笑)、こうもってくと、えらい上等になってくる。

すべてがそういうふうな、私は江戸文化ってのはやせ我慢の文化という一面があると思う。:P.231-234 桂米朝「私の履歴書」日経ビジネス人文庫 日本経済新聞出版社 

もともと、江戸でも「うどん」が珍重されていたけれども、

少し離れた信州などの地でも栽培できる「そば」がやせ我慢文化で取り上げられて、いつのまにか「高級食材」になってきた、と桂米朝が言っております。

この指摘を受けるまでもなく、江戸文化に「やせ我慢」は根付いているようで、

               たかようじ(つまようじ)
武士は食わねど 高楊枝(爪楊枝)

という格言・ことわざは、「名誉」だけが頼りの支配階級としては、空腹でもやせ我慢するしかなかった事情を語っていて、きっと江戸幕府以後のことであろうと思われます。

同じ江戸時代の将軍とはいえ、北朝鮮とは大ちがい。

かんぶ  くいでぶ   たかぐるま
幹部は食いデブ 高級車

東日本震災で見せた東北人の我慢強さが世界を驚かせましたが、歴史的に見て大ざっぱに

    • やせ我慢をしがちな東日本
    • 不満を感じやすい西日本

ではないか、と誤解を覚悟しながら、また例外が多数あることを承知の上で、述べております。

日本人に対する、過大な高評価や、不当な低評価の、いずれかだけを喜ぶ姿勢には真実はなく、両方のすべてにこそ真実がある、と私は信じています。

この東西の特徴は、土地の気候・気温にも関係しているでしょう。ただし、寒い土地の人が我慢強いとも限らず、暖かい土地の人が楽天家だとも言えません。


北朝鮮が核実験したことについてのペンネーム綾野の書から。

残念なことではあるが、今回の朝鮮による核実験は、われわれ中国が数十年にわたって実施してきた対朝鮮外交政策が失敗であったことを証明すると同時に、朝鮮半島に対し中国がまったく無力であったことを示すことにもなったのだ。

われわれ中国は、これまでやせ我慢をしながら巨費を投じて行なってきた対朝鮮の経済援助は、最終的には国益にプラスになるどころか国益を損ねる結果を招いてしまったことを認めざるを得ないだろう。:綾野(リン・イエ:中国の研究者・軍人)著 富坂聡(編)「中国が予想する"北朝鮮崩壊の日"」文春新書 2008年5月20日第1刷発行

中国共産党が

やせ我慢をして、富の一部を北朝鮮へ援助してきた、というのです。しかし中国10億人以上の貧困者に渡るべきその富を横取りしたのが、中国共産党員ではなかったのか。

言い換えると援助とはいえ、不当な富が中国共産党から朝鮮労働党へ移動しただけ、つまり富が弾圧者から別の弾圧者へ移動した現象を「やせ我慢」と称するとは、これまた

    • 笑止(しょうし)千万
    • 少子(しょうし)高齢化
    • 東海林(しょうじ)太郎
    • 少女(しょうじょ)マンガ

というところ。
↑ 最後はど~ゆ~意味? しかし四(五)文字熟語は疲れますなぁ。「しょう」が共通なだけでは?


やせ我慢の反対語は何か

でぶ失言⇔やせ我慢

いつも例外が脳裏を横切り、すらりと言えないところです。

田中真紀子、森喜朗、小沢一郎、上沼恵美子、浜田幸一、金美齢、麻生太郎、小泉純一郎、石井一、たかじん、デブ(ビ)夫人、中山成彬、柳田稔、籾井勝人、

ぽっちゃり型かそうでないか、不明です(笑)。 

  • きっと必要な「やせ我慢」もあるのでしょう。地域の雰囲気がそうさせることもあるでしょう。しかしそういう地域にこそ「やせ我慢」を笑い飛ばせる落語が必要。
  • 一方、いつも不満をもらすだけの人もいますね。まるで「感謝」という言葉さえ知らない人が。もし地域の雰囲気がそうさせるならば、そうい地域にも「やせ我慢」を笑い飛ばせる落語が必要。

落語にも無数の種類があり、

低レベルの落語家だったのが残念な立川談志のように「これが落語だ」とはとうてい言えませんが、いろいろな落語を笑えるようになれば、人間が一段と上等になること間違いない、とだけは言えそうです。

落語には、漫才のような衝動的な笑い以外のことも多数含まれるだけに、少々思考力が必要かも知れませんが、訓練しだいで何とかなります(笑)。

落語を聞いて「つまんな~い」と思うのは、

多くの場合、女性でしょうが、落語をおもしろいと感じるようになれば、社会との接点が生まれ発達しつつあることの証明ですから、誉めるべきことだと思います。

女性の言う「みんな」は、たった「3人」のこともあるそうで、男性ならば許されないけれども女性ならばやむを得ない、という段階なのでしょうか(笑)。

女性で「普遍性」の良さがわかる人が増えるよう、ワタシ祈ってます~ぅ ♪

普遍性への第一歩が落語なのかも。

 


RAC機が着陸へ

2014年11月07日 08時40分38秒 | 石垣島

撮影月日:2014/10/26 09:54
撮影場所:新石垣空港南西側真下


新石垣空港へ南西の方角からRAC機〔多分 DHC-8〕が着陸しようとしていました。

動画はこちら(YouTube)

gooブログでは、直接動画をアップロードできず、YouTubeやニコニコへ投稿したあと、このgoo記事では、その動画URLへリンクさせなければなりません。つまり動画をgoo記事へ掲載する場合、二度手間になってしまうのです・・・・・・。が、まぁ、ないよりマシか(笑)。

静止画でもどうぞ。撮影の日時や場所は上と同じです。

近年では、海を埋立てて飛行場にすることが多くなり、こんな真下から着陸態勢の飛行機を撮影できる空港は、限られてきましたね。


そういえば昔、波照間空港から旧石垣空港へ帰るときに乗ったのが10人定員のブリテン・ノーマン アイランダー(BN-2B)だったはず。うちの古代遺跡から発掘してみましょうか(笑)。波照間を離陸する時には、走っていたマイクロバスが空中へ飛び上がったという印象があり、石垣島までの短い間でしたが海面ぎりぎりに飛行するので、浅い海の底に生息するサンゴまでよく見え、最初にして最後の体験でした(笑)。

撮影月日:2002年01月・・・・そうか、もう12年も前のことなのですね。
撮影場所:波照間空港

水平尾翼が垂直尾翼の下方にある同機はその後退役し、波照間⇔(旧・新)石垣空港路線も廃止されました。

現在、新石垣空港で見ることができるRAC機としては、かつてのB727を思わせる機体DHC-8ではなかったでしょうか。水平尾翼が垂直尾翼の上部にあるT尾翼(T字尾翼)ですね。特徴があり、なぜか雰囲気がよろしい!

T尾翼(T字尾翼)の機種いろいろ

ボーイングB727

ダイアモンドDA20

DA20画像特集

「垂直尾翼上部に取り付けられた水平T字尾翼」で、どちらかというと小型機に多く見られるようですが、かつては乗員150名程度の中型ボーイングB727もそうだったのです。

そういえば、

廃止された新石垣空港⇔波照間空港の(不)定期便が来年2015年秋あたりに復活するという話が出ております。

これまた、新石垣空港開港にともなう観光客増加の結果でしょうか。それはそうで、石垣空港へやってきてから、遠く離れた離島ターミナルまでバスやタクシーで行ってから波照間への船に乗る、というのは、どう考えても無駄ですね。しかし波照間から石垣島へ帰るのに、船便も選択肢に入るというのが、うれしい。

波照間航空路線の復活ニュース

現在廃止となっている石垣-波照間、石垣-多良間の離島航空2路線について県は、2015年10月に再開する方向で調整を進めていることが24日、分かった。県が19人乗りの機材の購入を補助し、第一航空㈱が運航する予定。八重山合同庁舎で同日開催された県と竹富町、多良間村で構成する「石垣拠点空路線開設検討協議会」の第2回作業部会(8人)で確認した。3月下旬に最終の作業部会を開き、来年3月の協議会で最終決定を行う。:八重山毎日新聞 2014年01月25日

 

・・・・しかし

反日で洗脳された

中国人の水泳選手が韓国でのアジア大会で「日本国歌は耳障り(孫楊)」と言おうと韓国選手が何を言おうと、中国や韓国という国家支援のヘイトスピーチにかわりはなく、毎度おなじみのバカバカしいお笑いでございますが、今回のような航空機の機種に関する話題は、いつ誰が見ても問題が無くて、いいですね。

あまりにもひどい中国・韓国のヘイトスピーチが続くため、日本でも右翼たちが表面に出て同じようなヘイトスピーチを始めております。この点で

中国や韓国という「超右翼国家」は、日本の「危険な右翼」と同じ、「右翼」仲間

なのですね(笑)。

中国・韓国が言いそうなことですが、イチローも青木も「危険な?」右翼手ではないか(大笑)。

もしそんなことを言ったならば、それにそなえて私も、言葉を用意しています。

右翼手よりもっと右翼にある甲子園球場右翼アルプススタンドに陣取る超右翼国家(中国・韓国)が、右翼手を「右翼だ」となじるな

って。これぢゃぁ、まるで落語ではないか。

北朝鮮が、自分と似ている危険な独裁国家に接近しておりますが、まさか中国・韓国が似たもの同士ということで日本の右翼に接近するなんてぇことはないだろうて(笑)。

ところがこの超右翼国家連合が、近年「日本が右傾化した」とはしゃいでいるようです。この「右傾化」は、日本の怪しげな左翼新聞の文言をぱくった言葉でしょうか。

「朝日新聞が謝罪したことが日本の右傾化か」という韓国の憂慮が、的確にそれをあらわしているようです。

朝日新聞の謝罪は、記事の誤りを訂正したものであり、朝日でも従来なかったのですが、中国・韓国では「記事の訂正」などはあり得ないことだからこそ、朝日新聞の訂正とこれを非難する日本の風潮を「日本の右傾化」だと断定したがるのでしょう。

実際は、日本の一部の人たちの頭脳内に存在していた朝日への信頼性が揺らいでいる、というところでしょう。

なのに、他紙が朝日を批判している2014年8月以降の日本の現状を「朝日新聞がいわれのないイジメを受けている」とみなすとは、かなりピントがずれた韓国の主張。これは国是として反論を許さない形で「朝日を全面的に引用して日本を攻撃」してきた韓国らしいとらえ方で、誤った見方であることは言うまでもありません。

みずから超右翼国家を続けられるからこそ、「自分たちの反日をこころよく思わない傾向」をとらえて「右傾化」と表現・暴言・放言できるのでした。

参照→:読売新聞 2014年09月12日


でも、なぜ中国・韓国の国家によるヘイトスピーチが問題視されず、日本の右翼だけが問題視されるのかそうなんです。

中国・韓国は普通の民主国家ではない

のでした(大笑)。

普通の民主国家ならば、必ず「そうではない」と発言する自由があるのですが、両国にはこの言論の自由がない、よってまともな民主国家たる最低の条件さえ存在しない。

すっきりしましたか、ご同役!


 


なぜ韓国人はパクるのか?

2014年11月06日 06時32分35秒 | アジア

韓国人の「自分にとって不都合な事実を直視できない能力」

他国のそれを大きく上まわっているようで、いかようにも歴史を捏造できる情熱は、あの無頼の中国とさえ好勝負を展開しております。

「朝日の誤報があっても従軍慰安婦問題が消え去るわけではない」といくら頑張っても、自らが歴史を直視する能力を欠いている状況では、国内にかかえる重要な難問を無視して得られる「挙国一致風味のスローガンの喜び」でしかなく、単なる鬱憤ばらしならば、世界には通用しない徒労に終わってしまうことでしょう。

いつまでこれが続くか、それは韓国人が世界で尊敬される民族になるまで・・・・・・としか言えません(笑)。

なぜ韓国人は、

これほどにまで日本をマネし、しかも日本を真似ていることをひたすら隠し続け、著作権を無視して海賊版で儲けようとするのか。

なぜ「全てが朝鮮半島発祥」としたがるのか。

何もマネをする必要はありません。独自の路線を歩めばいいのです。これらは、長い間の謎でした(笑)。

例を挙げましょうか。

韓国の子どもたちは、長らく『ドラえもん』を韓国の漫画と思い込んできた。私も、韓国の人気漫画家にインタビューした際、幼いころから熱中して読んできた『鉄腕アトム』や『鉄人 28 号』などのコミックが全部日本製だったことを大人になって知り、大変なショックを受けたという話を聞いたことがある。日本の大衆文化の輸入を全面的に禁止してきた韓国だが、それは表向きにすぎず、実際には海賊版として日本製コミックは韓国の市場を独占してきたのだった。:P.243-247 野村進 解説:呉善花著「韓流幻想」〕

なぜ「鉄腕アトム」や「鉄人28号」や「ドラえもん」が

日本原作であると正直に暴露?せずに、まるで韓国人による作品であるかのように庶民をごまかしてきたのでしょうか。

韓国のタレント、ユンソナもテレビでそういっていたが、彼女と同世代の私の姪も、日本に来てはじめて「ドラえもん」が日本製アニメであることを知って心底驚いていた。のび太君の家の畳の部屋に気付かなかったのかと聞くと、「いわれてみれば、そうね……」という具合である。:呉善花「韓流幻想」

確かにアニメに出現する「畳」は日本の象徴ですから、視聴者が「このアニメは韓国製ではない」と気づきそうなものですね(笑)。

しかし韓国人なら、

    • 日本のソニー社が自国アメリカの企業であると誤解していたアメリカ人が多かったのと同じだ、と反論するかもしれません。しかしまことに残念なことに、韓国が日本文化を完全輸入禁止しておきながら日本文化をパクリ続けた歴史を覆い隠す視点です。
    • これは「何か都合の悪いことを言われたら、こう反論すればいい」として用意された典型的な反論形態〔営業トークとも称される〕であり、客観的に思考する余地を与えない理論武装でした(笑)。
    • ことの本質に迫ろうとしない姿勢で、都合のいいように歴史を捏造できる韓国人の本質に触れたような気がします。

そこには

  • 著作権など無視
  • 日本に限っては著作権など無視し、パクり続ける権利が韓国にはある

という思考が見られます。

韓国人のパクリ根性は

中国の属国を演じたことへの褒美として与えられた模倣文化」が国家認定の正当な権利へと定着した民族精神の別名ですから、昨今の著作権無視の姿勢をみていると、韓国がまだまともな近代国家へ脱皮していないことを証明しているようです。

これを示す事例は、もう無数にあり、いちいち例を挙げる暇がありません(笑)。

韓国からみる日本に限れば、

日本のすべては朝鮮半島のレベル以下でなければならず、日本が世界に羽ばたいているというのは、きっと人に言えない裏工作をしているからではないか、いやそのはずだ、きっと日本人は裏で悪いことをしている、だから韓国は日本の著作権を認めないし、何をしても許される。

まるでこう信じているかのような、言動を続けております。この錯覚が、韓国を著作権無視へ走らせている、そう思えてきます。

この点で朝鮮半島は、

今一党独裁で言論の自由が認められていない中国と比べて、もっと根源的に悪質な為政者を戴き続けきた、と言えます。この為政者は、政権交代してもまた同じようなことを繰り返すため、民族病と言える高レベルにまで成長しております。

日本では、海外原作の物語を放送したり出版するときには

  • 著作権者を明示する

これが著作権法を尊重する国の常識で、韓国社会に改善の余地がある、ただそれだけのことです。中国や北朝鮮は、この点に限ればもう論外です。

そのむかし、日本で著作権を明示していた「アメリカ製の日本語吹き替えテレビドラマ」を見て、当時の老人たちは

「最近のアメリカ人も、日本語がうまくなったなぁ」

と感慨深げに語っていたものです(笑)。

韓国で、

日本原産のアニメなどを、無断で、よって原作表示を明示することなく、韓国語で放送していれば、これを視聴した韓国の子供たちが「韓国製のアニメ」だと信じ込んだとしても、誰も疑わないでしょう。

汚らしいのは

韓国の子どもたちではなく、パクって金儲けをしていた韓国企業や、見て見ぬふりをしていた韓国為政者の頭脳

なのですね。

日本文化を禁止しながらパクリ続けた韓国は、これを反省するどころか、

近年では、重箱の隅をつっつくかのように従軍慰安婦問題こそが最大の問題だ、とばかり、あいも変らず、ばかばかしいお笑いをば一席申し上げて、お後と交代させていただきます、という落語家の姿勢でございます(笑)。

なぜこんな、マネをし続けたのでしょう。

それは恥や外聞など関係のない儒教の序列意識のなせるわざであり、朝鮮半島人には、日本の作品に関しては無断でパクル権利があると信じ込むおぞましい精神構造、があるからでしょう。こわいことですね。

この体質は、

もちろん、いまでもかわりません。日本の企業をリストラされた老技術者に笑顔で接近して優遇するとみせかけ、特許や技術を盗み取れば、あっさりと1年ほどで「でっち上げの罪状」でもって簡単に切り捨てるところにも、その一端がみられます。いつまでたっても懲りない奴らだ、と言えます。

韓国では、

国策とも言える方針を堅持し、現代自動車やサムスンといった大手を優遇して世界に羽ばたいているように見えます。

一方では米韓FTAなどで野党や農民を徹底的に弾圧した結果、デモ隊が国会に突入して大勢の逮捕者さえ出しました。

しかし批准が完了し、2017年までに米韓の間でほとんどの品目に関して関税がなくなることになってしまったようです。それでなくても韓国の一部の大企業をのぞく中小企業が疲弊しているのに、これでは完全に米国産の農産物が大量に入ってきて、韓国農業は潰滅するでしょう。ちょうど過保護すぎた日本農業が潰滅しかかっているように。

アメリカとしては、中露北の恐怖から守る代償として、優柔不断な韓国を経済的にFTAで支配下に置けた、と思われます。

さて韓国は、

中国の植民地となるか、米国の植民地となるか、分かれ目ですね。

まぁ、米中両国の植民地となる道を選び、相変わらず米中の著作権を侵害し続け、莫大な和解金をむしりとられる、これがオチでしょうか(笑)。

中国から韓国へ留学している女子学生の発言が、ネット上で見られました。 

私は韓国人が日本人をそんなに嫌っていることを初めて知った。

でも、私と一緒に席に座っていた台湾の女の子は納得がいかないといった様子。彼女は私に「韓国人って建物の建て方から、生活スタイルまでなんでも日本人をまねするけど、似ても似つかないものになっている。“日本人嫌い”なんて、全部うそよ」と言った。 (編集翻訳 恩田有紀):XINHUA.JP 2014年10月22日

台湾からの女子留学生の言葉が、的を射ているでしょう。日本から、何から何までパクっておきながら、日本嫌いを任ずる韓国人の姿勢が、外部から見たら欺瞞そのものなのです。

嫌いなら嫌いでいい。それは好みの問題なのです。しかし、パクってはいけない、盗んでおきながら自分の手柄にする、これは世界中どこの社会でも認められないのに、なぜか韓国では、これが常識なのでした(大笑)。

パクリながら嫌いと断言する韓国人の精神構造に、鬱積したいびつな民族病を感じてしまうのは、私だけでしょうか。

まったく認めることはできませんが、中国共産党に洗脳された中国人は

徹底的に日系商店を破壊したではありませんか(大笑)。ただし2~3年の冷却期間をおいて、今では多数の中国人観光客が日本へやってきて、中国共産党に洗脳されていた内容とまったくちがう現実の日本人に驚いているようですが・・・・。 

中国共産党に洗脳されていた中国人観光客が日本に来て驚いたことが、次などで見られます。 

靴屋の展示で驚いた 

現実の日本を中国に紹介しようとしても攻撃される 

ひとつの情報として受け取ってみたいものです。

弾圧国家は、洗脳国家は、人権無視国家は、まちがいなく自然崩壊します。

しかしこれに気付いた中国共産党は、

やがて近い将来、崩壊の危険を察知し、いままでになかった新しい日本批判を開始することでしょう。これはほぼ間違いありません。

弾圧政権への批判が大きくなると、必ず外に敵を創り「庶民に恐怖感を与え敵対感情を植え付ける」のが独裁政権の悲しい宿命であり、中国共産党がこの例から除外されることは、まずあり得ません(笑)。

まぁ、中国には、これまた別の、昨今伊豆諸島付近で見られる宝石サンゴ密漁という法律無視の深刻な問題がありますが、ここでは触れないでおきます。


石垣島の底原ダム水位

2014年11月06日 04時29分51秒 | 石垣島

2014/10/26 09:33に撮影しましたが、かなりひどい水位の低下です。

こちらが動画です。

季節が悪いのか、それとも水位そのものが低いのか・・・・。

3秒程度ですので、お見逃しなく、・・・・と言うべきところですが、もしも見逃したら再度再生すればいいか(笑)。


静止画でも比較しておきましょう。

2013/04/29

2014/10/15

 小島の頂点にある小さな松の木の周辺を比較すると、水位が低下しているとわかります。一番古くこの小島を撮影したのは6年前の2008年でしたが、今回は今年と昨年を比較してみました。きっと季節によって水位は変ってくるのでしょう。



朝鮮半島の「寒」「暖」

2014年11月05日 07時55分48秒 | 将棋

現代の朝鮮半島を不安定にさせている南北対立の原因として

  • 歴史を客観的に捉える知性が欠如している〔自国の立場向上に利するためなら簡単に歴史を捏造できる能力があり、これが客観性の欠如を証明。〕
  • 長期の視点を欠き短期の拙速判断に偏る国民性〔和平ムードになりつつあると思えば、とつぜん火と油の関係になるという民族的な豹変は、自己中心的とされ日本や諸外国で嫌われる。〕
  • 古色蒼然とした序列意識がこれらの根本にあり、常に自分と相手のどちらが上かを決めないと不安定な心になるというのが民族病。〔これを最優先させるからこそ、客観性や長期の視点などの優先順位が下がり、永久に南北対立を解消できなさそうな状況。〕
  • くだらない序列:序列1位は中国であり、さて2位が北か南かという最大の難問(これが南北対立の原因か)、そして4位以下には、海の向こうにある琉球諸島を含む日本、台湾、フィリピンなどの、愚かで未開の野蛮民族、などが続きます(笑)。〔1000年以上も前から序列2位を自認しているからこそ、その3~4位以下の日本のほうが何かにつけて上まわっていることに耐えられない屈辱を感じるらしいのですが、額に汗して働くことを軽蔑するような国家ならば世界に羽ばたくことはないと断定できそう。〕
  • これが事実ならば、残念なことですが、そんなことを考えている朝鮮半島のほうが、もっともっと未開の野蛮民族と言えますね(大笑)。〔どこにでもある差別とはいえ、特別にひどいのが朝鮮半島南部とイタリア半島南部(ジダンに頭突きされたマテラッツィなど)の差別至上主義で、今なお健在。しかし圧力団体の意向でどの方向へも動く形式的でしかない国際社会は、これら未発達の封建的風潮を糾弾しようとしないのがおもしろい。〕
  • その他、朝鮮民族特有の何かがそうさせている。

などが考えられています。

最近のニュースをみてみましょうか。 

 

南北高官級協議開催 事実上「白紙」=再び冷却化へ 

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が民間団体の北朝鮮体制批判のビラ散布を中断しない場合、南北高官級協議など南北対話は開催できないと主張したことに対し、韓国政府は2日、遺憾の意を表明するとともに、北朝鮮の不当な要求を受け入れられないとの立場を示した。 

 韓国と北朝鮮は10月末~11月初めに高官級協議を開くことで合意していたが、事実上白紙に戻されることになった。また、アジア大会閉会式に合わせた北朝鮮高官らの訪韓でつくられた対話局面は再び冷却局面に転じるとみられる。:朝鮮日報日本語版 2014/11/02 16:45


「再び冷却化へ」のみだしがなんとも情けないですね。

確かに米ソ対立という外部要因で分断されたのが今の朝鮮半島対立の原点ですが、そのソ連が崩壊してもう存在しないのに、朝鮮半島ではまだ対立を続けているのが滑稽に見えてきます。

もちろん北の金王朝に主たる原因があると思われますが、歴史的に見るならば、この南北対立は悲しいことながら、1300年以上前の朝鮮半島の三国時代(高句麗・百済・新羅)に戻っただけのように見え、これが安定期と言えるのがおもしろい(笑)。つまり分断状態のほうが長く、こちらのほうが安定期だったようです。

私の見方では、朝鮮半島では、

    • 分断状態が安定期
    • 統一状態が不安定期〔統一されてしまえば内部抗争が勃発し内戦状態となり、安定した分断状態へと向う。または中国の属国状態で統一されている時期には表明面的には静かですが、実は揺れ動く危険な不安定期だったのでしょう。〕

これは大いに矛盾する仮説ですが、まずこのあたりから考えないと、理解しがたい地域です。


また米韓関係では、有事、つまり北朝鮮が韓国へ侵攻したときの想定で、次のようなニュースがありました。 

戦時作戦統制権移管の米韓合意 

戦時作戦統制権とは戦争などの有事に軍部隊の作戦を指揮する権限のことをいう。2007年2月の米韓国防相会談で、米軍が持っている朝鮮半島の戦時作戦統制権を12年4月に韓国軍に移すことで合意した。 

1950年からの朝鮮戦争、それへの米軍主体の国連軍派遣という背景から、韓国は自軍の作戦指揮権を50年にマッカーサー国連軍司令官に委譲した。作戦統制権に改称されたあと、1978年の米韓連合軍司令部発足によって、この権限は米韓連合軍司令官(在韓米軍司令官が兼務)が継承した。 

盧泰愚(ノ・テウ)政権時代(1988年~1993年)に韓国軍への返還要求が高まり、1994年には平時の作戦統制権が移管された。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領(2003年~2008年)はさらに「自主国防」を強調し、戦時の統制権も移すよう求めてきた。米国側としても、朝鮮半島のためだけに3万人近い米兵力を韓国に置くことは中東情勢もあって非合理的であり、また盧武鉉政権になって米韓同盟・関係がやや揺らいだこともあり、早期移管の意向を示した。移管されれば、米韓連合軍司令部は解体され、北朝鮮の想定行動によって各種策定されている共同作戦計画も見直さなければならない。 

韓国内では、北朝鮮の核問題などが解決しないなかで韓国軍独自の対応能力・装備への不安もあり、野党や元国防関係者を中心に移管合意への強い批判が出た。 

2008年2月に大統領に就任するハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)氏側にも移管時期の再検討・繰り延べをすべきだとの意見があり、2012年移管が合意通りに進むかどうかは不透明だ。(小菅幸一 朝日新聞記者 / 2008年) コトバンク

読みやすさを考慮し、

上記引用原文の中で西暦の上2桁に「19」や「20」を付け加えています。「12年」などは将来2012年なのか平成12年なのかわかりづらくなること必定。明瞭さを優先するならば、文字を惜まずに、「2012年」などとするべきだと思うからです。

後押しするロシアと中国という両弾圧国家さえ見放した超弾圧国家・北朝鮮は、今では中露の孤立化をものともしない超孤立化の道を盲進し、瀬戸際外交・綱渡り外交の限界に達そうとしています。

あまりにも北朝鮮国民がかわいそうぢゃわぃなぁ。

この時代に、有事に米軍から韓国軍へ統制権を移管する予定だったのを延期したというのは、まだ韓国軍にその能力がないと思わせ、南北問題の解決が相当先になるのではないか、とも思わせます。

この件で北朝鮮が激怒したというニュースは、こちら朝鮮日報でどうぞ。

 


やっかいなことですが、まずは南北統一問題を解決する、これが最優先とされるはずの問題なのに、国境付近でのイザコザ発砲事件、日本人拉致被害者の再調査結果の発表をどうするか、などの対立でくすぶっているのでは、この半島の将来はくらい

これではまるで、今年のセ・リーグで優勝した読売球団のようであり、日本シリーズ進出をかけたクライマックス・シリーズでいきなり阪神に4連敗して敗退〔その阪神が日本シリーズで福岡に敗退〕し、寒く暗い(クライ)冬にはいり、文字通り「暗いマックス・シリーズ」に終わったあの「下克上事件」を彷彿とさせます。

沖縄のスーパーであるマックスバリュは24時間営業ですが、深夜に行くとやや照明を落としているようで、これまた暗いマックスバリュ(笑)。

関係ありませんが、クライマックス・シリーズでは、ファーストステージなるものがあり、その次に進出すると、いきなりファイナルステージでした。

これは、いかがなものか、名称に問題がありそうですね。

 


将棋棋士 糸谷哲郎

2014年11月04日 04時55分50秒 | 将棋

将棋の棋戦では、

  • 一番歴史が古いのが名人戦〔毎日新聞社と朝日新聞社の共同主催〕
  • 一番賞金金額が高いのが竜王戦〔読売新聞社の主催〕

となっています。

ときおり知識のないマスメディアが将棋界の最高峰「竜王戦」などと言っておりますが、読売新聞社の陰謀?に引っかかって安易に漠然とした「最高」という言葉を使って読者をあおってはだめで、正しくは上の通りです。

さて名人戦では、

最近の13年間に限ると、2002年~2014年の間、羽生と森内の両方またはどちらかが登場する名人戦が13回と100%。

もっとさかのぼって1994年~2014年の21年間で調べると、羽生と森内の両方またはどちらかの名人戦は17回あり81%になっています。

ということで最高レベルの2人の勝負には迫力がありますが、顔ぶれが固定化していて、いささか食傷気味とも言えます。このあたりが素人の気楽なところでした。

ただし棋士全体を5つの級〔上から順に、A級、B1級、B2級、C1級、C2級〕に分け、毎年級内でリーグ戦〔上級では総当たり〕のようなものを戦って昇級者と降級者を決めA級の優勝者のみが名人へ挑戦できるため、棋士になってから最高のA級に上がるまでに最短で5年かかり、伝統に相応しく誰でもいつでも名人位へ挑戦できるとは限りません。

羽生が登場する1994年以降の名人戦の対局者をみると

将棋連盟から得たデータを加工しました。これをみると、名人位を当初、羽生が独占していましたが、徐々に森内が盛り返しています。

通算5期名人位を獲得すれば「永世名人位」の資格が得られる決まりなので、森内のほうがはやく永世名人位を獲得し、そのあと羽生が獲得しています。

つまり、引退後は永世名人として

      • 大山康晴15世名人〔故人〕
      • 中原誠  16世名人〔引退〕
      • 谷川浩司17世名人〔現在現役〕
      • 森内俊之18世名人〔現在現役〕
      • 羽生善治19世名人〔現在現役〕

と名乗ることができます。

一方竜王戦では

新興棋戦ながら、名人戦とは仕組みがことなり、アマチュアや女流棋士も参加でき、毎年行なわれる予選を勝ち抜きさえすれば、誰でもその年度内に竜王に挑戦でき竜王位につける、という魅力的な可能性があります。いわば長年の経歴ではなく、その年に勢いがある人が優勝できる棋戦ですが、その後の活躍をみると、やはり竜王位をとった人の多くが名人位もとっているようです。

過去26年間(現在第27期竜王戦の途中)で、竜王位を取ったけれども名人位に就いていない棋士は、島、藤井、渡辺の3人だけです。つまり下の名前が1文字の竜王は名人になっていないのでした(笑)。←ど~でもいいこぢゃ?

ただし渡辺明(1984 - )は、9年連続で竜王位を維持したあと昨年2013年に森内俊之(当時名人)に負けて失冠しましたが、まだ30歳と若いため近い将来名人位を獲得できる可能性が十分にあるでしょう。


さて、今回の話は、2014年度の最新の竜王戦。←ひゃー今から本題?

現在の竜王は森内俊之(1970- )で、今年の挑戦者は糸谷哲郎(いとだにてつろう 1988- )7段。そして今までの結果は、なんと挑戦者の2勝0敗。

これはおもしろくなりましたね。どんな挑戦試合でも、下位が最初リードすると、盛り上がるものです。

糸谷哲郎は広島県出身の26歳で、将棋のプロ棋士であり現役の大学院生。プロ棋士になってから国立大学へ入学して卒業し、大学院へ進んだという異色の人物です。

糸谷哲郎が近い将来、無事に大学院を修了できるか注目したいものですが、本職の将棋で忙しくなると、大学院は中退になる可能性が高まります(笑)。

先年話題になった片上大輔と、今回話題の糸谷哲郎を比較しておきます。 

片上大輔(かたがみ だいすけ 1981- )広島市出身。

2004年東京大学在学中にプロ棋士になり2005年同大学を卒業。

2014年11月現在6段、

  順位戦はC1級全33名中10位で4勝2敗

  竜王戦は3組初戦でに負ける

糸谷哲郎(いとだにてつろう 1988- )広島市出身。

2006年プロ棋士になり、2007年に大阪大学へ入学・卒業後、同大学院在学中。2014年11月現在7段、

順位戦は

  B2級全25名中21位5勝1敗(先崎と共に昇級候補)

竜王戦は

  3組で4連勝、決勝トーナメント3連勝
  さらに挑戦者決定戦で羽生に勝ち(2勝1敗)挑戦権を得て

  森内竜王に挑戦中で、現在2連勝

 

奇しくも同じ広島市出身で国立大学卒のプロ棋士。

広島県出身の将棋棋士と言えば、北部山間部の中心都市である現在の三次市(みよしし)出身で、少々ガラが悪かったけれども独創的な棋譜を残した升田幸三(ますだこうぞう 1918-1991)を、また広島市のすぐ東にある府中町出身で29歳A級在籍のまま夭逝した村山聖(さとし 1969-1998)、いずれも不朽の天才棋士たちを思い出します。

華々しかった片上大輔がプロ入り後10年経過してもまだC1級に在籍と伸び悩んでいるのに対して、片上より7歳若く2年遅れてプロ棋士になった糸谷哲郎が、8年でB2級在籍中に竜王位へ挑戦とは立派。

あり得ないかも知れませんが、糸谷がこの好調を維持できるなら、今年26歳で竜王、29歳で名人か。

とにかくこの4人の広島出身者を忘れることができません。


是非ともあさってからの竜王戦第3局目(11月6日~7日)にご注目下さい。

NHKBSプレミアム生中継 2014/11/06 16:00-17:00

  ↑ ここへのリンクは、間違いなく1週間もすれば切れてしまいますので、悪しからず。


「TPP」と「TTP」

2014年11月03日 10時25分40秒 | 似た言葉

似た言葉としてあげられる現代の言葉として

  • TPP 〔Trans-Pacific Partnership〕
  • TTP 〔Tehrik-i-Taliban Pakistan〕

を取り上げます。

TPPとは、

環太平洋経済協定と訳されるとおり、太平洋に面した国々が結んだ、あるいは結ぼうとしている、経済協定。

TTPとは、

マララ2014年度ノーベル平和賞を受賞した2人のうちのパキスタン女性〕の命を奪おうとしたらしいパキスタン・ターリバーン運動に関連する過激派。

マララは、過激派からも、一般のイスラム教徒からも、敵視されているらしく、受けた銃撃の治療のため訪れたイギリスに長く滞在しています。

ソ連がアフガニスタンへ侵攻したものの、米軍が介入して武器援助などをして義勇軍とともに反抗したためソ連はやがて撤退。

しかし今度はアフガニスタン内部で対立が激化し、結局米軍が提供した武器や資金がパキスタンへも刃向かうことになったとの疑念から、パキスタンでは反米ムードが高まったようですね。

とにかく米軍の方針には、その当時必要だったかも知れないけれど、後日米軍に跳ね返ってくるという宿命が待ちかまえているようです。他国の内戦に介入するととんでもないことに巻き込まれる好例です。

ただし実際に非人道的な弾圧を繰り返す外国政府を放置できないと考えるのが米国国内世論。

このパキスタンでの反米ムードを利用したのが、宿敵インドに対抗しようとする中国でした。今、時代は変りつつありますが、歴史的なインド・パキスタン・中国の関係から、目を離せません。

2014年度には、パキスタンとインドからノーベル平和賞受賞者が出ました。いままで一方だけに偏っていたノーベル平和賞が、珍しく今年、敵対する印パの「子どもの権利支援者」に授与されています。しかし印パが接近するのを快く思わない人たちが、印パ国境付近で自爆するなどして、話し合いを妨害しているようです。

中国としては、支援しているパキスタンが宿敵インドと近づくのを妨害したいので、パキスタン国内の反政府イスラム過激派による印パ国境での自爆工作は心地よいものでしょう。しかしただ一つの宗教「共産主義」しか認めない中国としては、パキスタン政府さえ排除しようとしているパキスタン国内のイスラム過激派は、やはり排除すべき異教徒対象。中国はこの矛盾する国益に縛られていて、自国に干渉されるのを極端に嫌うくせに他国に干渉し続けるのが中国ですが、今回は印パ国境自爆をただ静観するしかないというところでしょうか。

TPPTTPも、ともに「イスラム教の教義」や「米国企業の利益」を大切にし過ぎる過激な運動ではないか、と批判が沸騰しています。

WikiLeaks(ウィキリークス)の暴露にみられるように、米企業をこれほどにまで優先するTPP協定を、一体誰が結ぼうとしているのか、疑問を感じます。元々はシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4国が始めた協定ですが、途中からアメリカが乗っ取って中国を排除しようとしているのかもしれません。

一方では、近年、過激なイスラム教や中国が台頭して世界秩序が大きく変動していることを考慮すれば、これに比べたらマシだと思われる米国の横暴を認めつつも、アメリカに頼るしかない国々が経済圏を築こうとしているのに違いありません。

イスラム国やパキスタン・ターリバーン運動が

あまりにもイスラム教を前面に出し過ぎ、なおかつ米国を絶対に許せない敵だとみなしていて、その過激さから、同じイスラム教徒からも批判されています。ただし不思議なことに、自由に束縛なく育ったEU諸国の若者がこの過激なイスラム教に束縛されたいと思い始めて、どんどん参加し始めているとのこと。

私の意見で、何ら参考にならないとは思いながら綴るならば・・・・

  • TPPに関しては、原則として日本は参加すべきだと思いますが、米国の横暴がまかり通る環境では参加すべきでない、と思います。これが交渉。国内でも農協の横暴を防ぐ法体制と政治環境が整えば、原則として日本はTPPに参加すべきだろうと思います。弾圧国家である中国の参加などまず、あり得ないでしょうから、中国排除のためにも必要なのでしょう。
  • TTPに関しては、国境なき過激集団、イスラム国・タリバンなどと同様にあまりにも過激すぎるため、これに全面的に反対します。弾圧国家である中国は、当然のことながらイスラム教も含めた宗教を認めず、唯一の宗教「共産主義」を死守しており、TTPを認めるようなことはあり得ないでしょう。


最後に、

TTP〔Tehrik-i-Taliban Pakistan〕の「Tehrik」ですが、調べても今のところ意味がわかりません。「Tehran(てへらん)」はイランの首都ですが、これに関連したことなのでしょうか。何語かわかりませんが、あと1年もすれば、きっとわかっていることでしょうか(笑)。