カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

やせ我慢

2014年11月07日 10時22分23秒 | 生き方

やせ我慢が引き起こすごたごたは、落語以外でもよく見られますね。

山登りは「やせ我慢」(深田久弥) 

登ろうか引き返そうか思案した。

地図を見ると頂上までまだ800メートルはある。しかも等高線がヤケに詰まっている。相当つらい登りを覚悟せねばなるまい。はるばるここまで来たのだ、登ろう、と心中の強行派が言う。この雨では、苦労して登ったって、何も見えはしない、と軟弱派が反対する。

単独登山の欠点は、こういう場合、手もなく軟弱派の言を容れることである。もしこれが二人以上であったら、お互いやせ我慢しあっても登っただろう。山登りはやせ我慢である。:P.15 深田久弥 瀟洒(しょうしゃ)な自然 新潮社

おもわず、にやっとする話ですね。登山の安全を考えて、単独登山ではなく複数人数による登山が推奨されますが、気のあった複数人数をそろえるのはなかなか難しく、そのほかにも、さまざまな問題があります。もちろん目指す頂上の高さや必要時間にも関連がありますが・・・・・・。

  • 参加者の体力や脚力が一致していることはまずなく、上級者はいつも先に進み、初心者はいつも後方に取り残され、双方とも不満が残る。悪くすると見栄をはるために無理して登ったり、途中で引き返す人が出て一部あるいは全員が下山することにも。
  • 参加者が同じ日に休みを取れるとは限らない。
  • 事前に決められた登山当日の天候は保証されていない。少なくとも雨や風がなければいいとも言えるものの、曇天だと頂上からの眺めが悪く不満が残る。

このことから、男性が近場で気楽な登山をする場合には、単独のほうを選びやすいものです。ただし深田久弥の言うとおり・・・・・・。

  • 単独登山の場合、強い精神力がある人は別として、ちょっと疲れると安易に引き返してしまう。
  • 万が一、負傷した場合にどうするか、不安である。
  • 単独登山の場合、誰にも束縛されることなく、寄り道をし、写真撮影をし、休憩をし、休日を堪能できる喜びがある。


江戸は「やせ我慢の地」というお話もあります。 

だいたい江戸というのはやせ我慢の土地でね。つまり、寒中袷(あわせ)一枚が粋だというのはね、寒中袷一枚しか着られないんだ(笑)。それをね、そのままだったらもうしみったれてしょうがない。それを粋だというふうにしたところがあるんですよ。

だから、もうそばは安物の食い物やといわれていたのを、そばの味もわからねえやつは江戸っ子じゃねえ(笑)、こうもってくと、えらい上等になってくる。

すべてがそういうふうな、私は江戸文化ってのはやせ我慢の文化という一面があると思う。:P.231-234 桂米朝「私の履歴書」日経ビジネス人文庫 日本経済新聞出版社 

もともと、江戸でも「うどん」が珍重されていたけれども、

少し離れた信州などの地でも栽培できる「そば」がやせ我慢文化で取り上げられて、いつのまにか「高級食材」になってきた、と桂米朝が言っております。

この指摘を受けるまでもなく、江戸文化に「やせ我慢」は根付いているようで、

               たかようじ(つまようじ)
武士は食わねど 高楊枝(爪楊枝)

という格言・ことわざは、「名誉」だけが頼りの支配階級としては、空腹でもやせ我慢するしかなかった事情を語っていて、きっと江戸幕府以後のことであろうと思われます。

同じ江戸時代の将軍とはいえ、北朝鮮とは大ちがい。

かんぶ  くいでぶ   たかぐるま
幹部は食いデブ 高級車

東日本震災で見せた東北人の我慢強さが世界を驚かせましたが、歴史的に見て大ざっぱに

    • やせ我慢をしがちな東日本
    • 不満を感じやすい西日本

ではないか、と誤解を覚悟しながら、また例外が多数あることを承知の上で、述べております。

日本人に対する、過大な高評価や、不当な低評価の、いずれかだけを喜ぶ姿勢には真実はなく、両方のすべてにこそ真実がある、と私は信じています。

この東西の特徴は、土地の気候・気温にも関係しているでしょう。ただし、寒い土地の人が我慢強いとも限らず、暖かい土地の人が楽天家だとも言えません。


北朝鮮が核実験したことについてのペンネーム綾野の書から。

残念なことではあるが、今回の朝鮮による核実験は、われわれ中国が数十年にわたって実施してきた対朝鮮外交政策が失敗であったことを証明すると同時に、朝鮮半島に対し中国がまったく無力であったことを示すことにもなったのだ。

われわれ中国は、これまでやせ我慢をしながら巨費を投じて行なってきた対朝鮮の経済援助は、最終的には国益にプラスになるどころか国益を損ねる結果を招いてしまったことを認めざるを得ないだろう。:綾野(リン・イエ:中国の研究者・軍人)著 富坂聡(編)「中国が予想する"北朝鮮崩壊の日"」文春新書 2008年5月20日第1刷発行

中国共産党が

やせ我慢をして、富の一部を北朝鮮へ援助してきた、というのです。しかし中国10億人以上の貧困者に渡るべきその富を横取りしたのが、中国共産党員ではなかったのか。

言い換えると援助とはいえ、不当な富が中国共産党から朝鮮労働党へ移動しただけ、つまり富が弾圧者から別の弾圧者へ移動した現象を「やせ我慢」と称するとは、これまた

    • 笑止(しょうし)千万
    • 少子(しょうし)高齢化
    • 東海林(しょうじ)太郎
    • 少女(しょうじょ)マンガ

というところ。
↑ 最後はど~ゆ~意味? しかし四(五)文字熟語は疲れますなぁ。「しょう」が共通なだけでは?


やせ我慢の反対語は何か

でぶ失言⇔やせ我慢

いつも例外が脳裏を横切り、すらりと言えないところです。

田中真紀子、森喜朗、小沢一郎、上沼恵美子、浜田幸一、金美齢、麻生太郎、小泉純一郎、石井一、たかじん、デブ(ビ)夫人、中山成彬、柳田稔、籾井勝人、

ぽっちゃり型かそうでないか、不明です(笑)。 

  • きっと必要な「やせ我慢」もあるのでしょう。地域の雰囲気がそうさせることもあるでしょう。しかしそういう地域にこそ「やせ我慢」を笑い飛ばせる落語が必要。
  • 一方、いつも不満をもらすだけの人もいますね。まるで「感謝」という言葉さえ知らない人が。もし地域の雰囲気がそうさせるならば、そうい地域にも「やせ我慢」を笑い飛ばせる落語が必要。

落語にも無数の種類があり、

低レベルの落語家だったのが残念な立川談志のように「これが落語だ」とはとうてい言えませんが、いろいろな落語を笑えるようになれば、人間が一段と上等になること間違いない、とだけは言えそうです。

落語には、漫才のような衝動的な笑い以外のことも多数含まれるだけに、少々思考力が必要かも知れませんが、訓練しだいで何とかなります(笑)。

落語を聞いて「つまんな~い」と思うのは、

多くの場合、女性でしょうが、落語をおもしろいと感じるようになれば、社会との接点が生まれ発達しつつあることの証明ですから、誉めるべきことだと思います。

女性の言う「みんな」は、たった「3人」のこともあるそうで、男性ならば許されないけれども女性ならばやむを得ない、という段階なのでしょうか(笑)。

女性で「普遍性」の良さがわかる人が増えるよう、ワタシ祈ってます~ぅ ♪

普遍性への第一歩が落語なのかも。

 


RAC機が着陸へ

2014年11月07日 08時40分38秒 | 石垣島

撮影月日:2014/10/26 09:54
撮影場所:新石垣空港南西側真下


新石垣空港へ南西の方角からRAC機〔多分 DHC-8〕が着陸しようとしていました。

動画はこちら(YouTube)

gooブログでは、直接動画をアップロードできず、YouTubeやニコニコへ投稿したあと、このgoo記事では、その動画URLへリンクさせなければなりません。つまり動画をgoo記事へ掲載する場合、二度手間になってしまうのです・・・・・・。が、まぁ、ないよりマシか(笑)。

静止画でもどうぞ。撮影の日時や場所は上と同じです。

近年では、海を埋立てて飛行場にすることが多くなり、こんな真下から着陸態勢の飛行機を撮影できる空港は、限られてきましたね。


そういえば昔、波照間空港から旧石垣空港へ帰るときに乗ったのが10人定員のブリテン・ノーマン アイランダー(BN-2B)だったはず。うちの古代遺跡から発掘してみましょうか(笑)。波照間を離陸する時には、走っていたマイクロバスが空中へ飛び上がったという印象があり、石垣島までの短い間でしたが海面ぎりぎりに飛行するので、浅い海の底に生息するサンゴまでよく見え、最初にして最後の体験でした(笑)。

撮影月日:2002年01月・・・・そうか、もう12年も前のことなのですね。
撮影場所:波照間空港

水平尾翼が垂直尾翼の下方にある同機はその後退役し、波照間⇔(旧・新)石垣空港路線も廃止されました。

現在、新石垣空港で見ることができるRAC機としては、かつてのB727を思わせる機体DHC-8ではなかったでしょうか。水平尾翼が垂直尾翼の上部にあるT尾翼(T字尾翼)ですね。特徴があり、なぜか雰囲気がよろしい!

T尾翼(T字尾翼)の機種いろいろ

ボーイングB727

ダイアモンドDA20

DA20画像特集

「垂直尾翼上部に取り付けられた水平T字尾翼」で、どちらかというと小型機に多く見られるようですが、かつては乗員150名程度の中型ボーイングB727もそうだったのです。

そういえば、

廃止された新石垣空港⇔波照間空港の(不)定期便が来年2015年秋あたりに復活するという話が出ております。

これまた、新石垣空港開港にともなう観光客増加の結果でしょうか。それはそうで、石垣空港へやってきてから、遠く離れた離島ターミナルまでバスやタクシーで行ってから波照間への船に乗る、というのは、どう考えても無駄ですね。しかし波照間から石垣島へ帰るのに、船便も選択肢に入るというのが、うれしい。

波照間航空路線の復活ニュース

現在廃止となっている石垣-波照間、石垣-多良間の離島航空2路線について県は、2015年10月に再開する方向で調整を進めていることが24日、分かった。県が19人乗りの機材の購入を補助し、第一航空㈱が運航する予定。八重山合同庁舎で同日開催された県と竹富町、多良間村で構成する「石垣拠点空路線開設検討協議会」の第2回作業部会(8人)で確認した。3月下旬に最終の作業部会を開き、来年3月の協議会で最終決定を行う。:八重山毎日新聞 2014年01月25日

 

・・・・しかし

反日で洗脳された

中国人の水泳選手が韓国でのアジア大会で「日本国歌は耳障り(孫楊)」と言おうと韓国選手が何を言おうと、中国や韓国という国家支援のヘイトスピーチにかわりはなく、毎度おなじみのバカバカしいお笑いでございますが、今回のような航空機の機種に関する話題は、いつ誰が見ても問題が無くて、いいですね。

あまりにもひどい中国・韓国のヘイトスピーチが続くため、日本でも右翼たちが表面に出て同じようなヘイトスピーチを始めております。この点で

中国や韓国という「超右翼国家」は、日本の「危険な右翼」と同じ、「右翼」仲間

なのですね(笑)。

中国・韓国が言いそうなことですが、イチローも青木も「危険な?」右翼手ではないか(大笑)。

もしそんなことを言ったならば、それにそなえて私も、言葉を用意しています。

右翼手よりもっと右翼にある甲子園球場右翼アルプススタンドに陣取る超右翼国家(中国・韓国)が、右翼手を「右翼だ」となじるな

って。これぢゃぁ、まるで落語ではないか。

北朝鮮が、自分と似ている危険な独裁国家に接近しておりますが、まさか中国・韓国が似たもの同士ということで日本の右翼に接近するなんてぇことはないだろうて(笑)。

ところがこの超右翼国家連合が、近年「日本が右傾化した」とはしゃいでいるようです。この「右傾化」は、日本の怪しげな左翼新聞の文言をぱくった言葉でしょうか。

「朝日新聞が謝罪したことが日本の右傾化か」という韓国の憂慮が、的確にそれをあらわしているようです。

朝日新聞の謝罪は、記事の誤りを訂正したものであり、朝日でも従来なかったのですが、中国・韓国では「記事の訂正」などはあり得ないことだからこそ、朝日新聞の訂正とこれを非難する日本の風潮を「日本の右傾化」だと断定したがるのでしょう。

実際は、日本の一部の人たちの頭脳内に存在していた朝日への信頼性が揺らいでいる、というところでしょう。

なのに、他紙が朝日を批判している2014年8月以降の日本の現状を「朝日新聞がいわれのないイジメを受けている」とみなすとは、かなりピントがずれた韓国の主張。これは国是として反論を許さない形で「朝日を全面的に引用して日本を攻撃」してきた韓国らしいとらえ方で、誤った見方であることは言うまでもありません。

みずから超右翼国家を続けられるからこそ、「自分たちの反日をこころよく思わない傾向」をとらえて「右傾化」と表現・暴言・放言できるのでした。

参照→:読売新聞 2014年09月12日


でも、なぜ中国・韓国の国家によるヘイトスピーチが問題視されず、日本の右翼だけが問題視されるのかそうなんです。

中国・韓国は普通の民主国家ではない

のでした(大笑)。

普通の民主国家ならば、必ず「そうではない」と発言する自由があるのですが、両国にはこの言論の自由がない、よってまともな民主国家たる最低の条件さえ存在しない。

すっきりしましたか、ご同役!