新型ウィルス感染源調査団が武漢入りしたようです。
WHO調査団の2人、コロナ抗体検査で陽性 シンガポールで足止め:afp 2021年1月14日 21:46
新型コロナでWHO調査団が武漢入り 焦点に海鮮市場現地調査できるか:毎日新聞 2021/1/14(木) 16:49
WHOマイク・ライアン
「感染症の起源を理解するということは、責任を負わせる人を見つけるのではなく、科学的な答えを見つけること」
中国共産党は1年間ずっと、原因解明の調査団の受け入れを拒否し続けてきました。なぜかと言えば、もし「武漢発祥」となれば、中国共産党のことですから間違いなく責任論へと発展し、誰かが党の職責から外れることを意味しており、それをさせないために入国を認めてこなかった、と考えられます。
中国共産党では、党内の権力争いで地位を決めるのがよく、外部要因で決められるのが、一番悪いと信じているようです。
中国王毅
「感染が世界各地で(同時期に)始まった可能性を指摘する研究が増えている」
しかし中国武漢が発生源という予測を国家ぐるみで隠していて、1年間(2020/01-2021/01)も調査団の受け入れを拒否し続けてきたことに、王毅は触れていません。調査団を受け入れると「武漢が発生源だとばれてしまう」のでしょうか。
これは疑惑があった時「調査をせずにまず否定」という中国共産党の手法をほうふつとさせます。「まず否定」はロシアと共通でして、「原因調査団の受け入れを1年間拒否」し続けてきて、1年かかってすっかり忘れたころ武漢研究所などでの口裏合わせも可能になったので「入国を認めた」のでしょう。もうどこで調査されても「大丈夫だ」と・・・・
もし中国が「武漢が発症源ではないと宣伝したい」のならば、なぜ調査団受け入れを拒否し続けてきたのか」という疑問がわいてきます。
「武漢が発症源である」と認識しているため「原因調査団の受け入れを拒否し続けてきた」と考えるほうが、ごく自然なのです。
王毅は、できるだけ中国共産党の隠蔽工作から「世間の目をそらせるような行動」をとっているようですが、実際にそうなんでしょう。
調査団メンバー独コッホ研究所レンデルツ
「最初の訪問で決定的な成果を持ち帰るようなことは期待しない方がいい」
とあくまでも中国共産党による報道規制・情報統制が障害であることを認めています。
まさにロシアの薬物隠ぺい工作のようになってきました。
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- ロシアも中国も、国家ぐるみの隠蔽工作ですね。
- 中国共産党としては、ロシアが制裁され五輪とか国際試合を開けなかったり参加できなかったりしているけれども、その例があるので、北朝鮮のように固く鎖国しています。
- なぜ共産国家は、このように国民の目から、そして他国の目から、隠ぺいしようとしているのかですが、画一的な序列や責任体制や権力闘争に深く関係していると思われます。たとえば「死者35名以上なら責任者の更迭(2015/8/16)はデマか」などのように。
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あの報道局の趙立堅ですが
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- 2020/03 武漢市に持ち込んだのは米軍かもしれない
- 2020/11 最初に流行した武漢が発生源とは限らない
- 2020/03 武漢市に持ち込んだのは米軍かもしれない
証拠なく他者に責任を転嫁するのは、「中国共産党」そしてその代弁者「趙立堅」の得意とするところですね。
中国は何としてでも「武漢を発祥地にしたくない」ようで、他者に責任ありとするのが習性になっています。
1年も原因調査団を拒んできた理由が、みえてきましたか(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。