カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞309

2017年12月12日 08時32分53秒 | アジア

あさって2017/12/14(木曜日)から中国を訪問することになった韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領。

しかし気になるニュースも伝わっています。 


THAAD:韓中会談の共同声明見送りへ、共同会見も中国が拒否:朝鮮日報日本語版 2017/12/11 


せっかくの韓中首脳会談ですが、その事前協議で

法的拘束力のあることが多い「共同宣言」どころか、拘束力のないことが多い「共同声明さえ出せないようでは、韓中関係が改善したとは言えません。

しかも「共同会見も中国共産党が拒否したとのことです。ますます悪化している、と言えそうです。

とは言えこれは、日頃の「双方の行ない」に原因しており、どちらかが悪かったとは思いません。中国共産党の勘違いと、韓国の瀬戸際外交からみて、いわば当然の結果でした。

自業自得というものですが、この反動で韓国は、安全パイとされる「反日」にしがみついています。

が、その反日に賛同してきた中国が、しばらく「反日」を棚上げして、日米を分断しようとする魂胆をもちながら、日本に近づきつつあると言います。だまされないよう注意しましょうね。

ということで2日後の会談の後で

両国の首脳が、個別に何かを発表する

ことになりそうです。

中国の立場として考えられるのは次のようなことです。

  1. 前の朴槿恵保守政権はアメリカを利用しようとしながら限りなく中国に接近するという曲芸をしていましたが、THAADミサイルの報復として、証拠が残らないように韓国経済を制裁してきました。
  2. 擬似民主国家とはいえ、自ら選んだ大統領を自ら罷免した韓国の状況を中国観光客に見せたくなかった中国共産党は、ちょうど降ってわいたような米製THAADミサイルの韓国配備を口実に、国家ぐるみで韓国製品ボイコット運動を展開し、証拠がのこらないよう韓国経済を制裁して1年ほどになり、まだ続けるようです。
  3. そうこうしているうちに中国がひそかに後押ししていた左翼文在寅(ムン・ジェイン)政権が誕生し中国は期待していましたが、これが思い通りにならないことが判明し、今ではきつく韓国にあたるようになり、事前協議では2日後に訪中する文在寅大統領との首脳会談後にも、共同声明を出せないほどです。

擬似民主国家とはいえ一応は公開が原則の韓国を相手にする場合、閉鎖的な中国も大変です。

さてさて、皆様はどう思われますか。 


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