不利なことがあれば
- 争点を移動させる(焦点ぼかし)
- 別の口実を編み出し、謝罪・撤回せよ・カネを出せ
これが韓国外交の基本のようです。
例を2つほど挙げてみましょうか。
日韓貿易問題
いま話題の対立ですが、韓国政府は、国際条約違反状態・合意違反状態のままであり、それには応えることなく、さらに不買運動・半導体関連製品の日本依存から脱出(輸入国の多元化・国産化)・日本製品破壊デモなどの行動を起こしております。
よって日本は、半導体関連3品目に限って、仕方なく輸出優遇措置から韓国を除外し通常の輸出事務に戻しましたのですが、それが「行動に対する報復制裁」らしいですね。これが「争点の移動(焦点ぼかし)」です。
そして「報復制裁は撤回しろ」と言っておりますが、これが「別の口実を編み出す」ことで、仮にそれに乗ってしまい(そんなことはあり得ませんが)撤回するならば、「謝罪要求」へ発展し、「金セビリ」(セビリアの理髪師か:Séville)に入ります。
セビリア(セビーリャとも:スペイン)は、イランからシリアへ石油を運ぶ船を英が拿捕したジブラルタル海峡から150kmほど北にあります。
セビリアと、セデリア(米ミズーリ州Sedalia:シデーリアとも:フランス南部大西洋岸スペイン近くにもSederiaが)は似ていますね。
レーダー照射問題 Wikipedia
韓国海軍は最初
- 「哨戒機を追跡する目的ではない」
- 「すべてのレーダーを総動員していたところ日本の哨戒機にその信号を探知された」
としていましたが、やがてレーダー照射そのものを否定するよう豹変しました。韓国大統領府が韓国海軍を標的にして、言うことを聞かせるようと否定させたのが、ありありと見てとれます。韓国海軍が大統領府にウソをつくよう強要されたとみられます。
これに限らず、強大な権力を背景にして、外交部をのけ者にして何でも韓国大統領府が仕切るようになった結果、韓国では外交不祥事が頻発しているようで、韓国外交部の「順法闘争」でしょうか(笑)。まるで日本の民主党政権時代の官僚のような「順法闘争」ですね。
そして韓国大統領府の入れ知恵でしょうが、「日本の哨戒機が低空飛行をして威嚇してきた」と言い始めました。これが「争点の移動(焦点ぼかし)」で、それに成功したとみると「謝罪要求」し始めました。仮にそれに乗ってしまい(そんなはずはないのですが)、謝罪すれば、まちがいなく「セビリアの理髪師」になることでしょう。
河野外相「極めて無礼」韓国大使呼び強く抗議 徴用工仲裁委問題:毎日新聞2019年7月19日 11時11分
「日本は報復を撤回し、外交的な解決に乗り出せ」:朝鮮日報 2019/07/19 11:40
2019/7/17には韓国大統領府報道官による「朝鮮日報日本語版が反国的」という発言がありました。この報道官は、いや韓国大統領府そのものが、強力な法のもと、こういう発言が「威嚇であり、韓国政府に従わせようとする越権行為だ」とは理解していないようです。
この威嚇は、まさに大韓国憲法前文に違反する発言ですね。
この結果 朝鮮日報が委縮したかどうかチェックする楽しみが増えてきたようですね。
韓国民は、こんな大統領をあと3年間続けさせるつもりでしょうか。
さてさて、皆様はどう思われますか。