カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

落語家〔女流〕

2014年07月23日 07時23分46秒 | 笑い

現在、日本の落語界は、江戸落語(東京)と上方落語(大阪)の二つにわかれていて、江戸ではさらに4つに分かれています。つまり・・・・ 

江戸では

    1. 落語芸術協会
    2. 落語協会
    3. 五代目圓楽一門会
    4. 落語立川流

上方では

    1. 上方落語協会 

いずれも、男流とか女流には、分かれていません。そして一刻も早くこれらの団体が、一つにまとまるよう祈っています。少なくとも関東は、ぜひとも、まとまらなければなりません! 下らない小さな方針の違いなど、ど~でもいいとまでは言いませんが、もっともっと視野を広げて、世界を見渡しませんか。

日本落語協会〔NRK〕か日本噺家協会〔NHK?〕などを立ち上げて、世界へのさまざまな羽ばたきをしてもらいたいと願っております。

しかしながら人気ではなく、実力がものをいう将棋界や囲碁界さらにはあらゆるスポーツの世界では、女流が技能の上で見劣りするため、特別な「枠」をつくっています。それが「女流▲◇◎」と称されています。詳しくを、近い将来のブログにてご紹介します。

今回は、落語の世界の女性を特集してみました。これらは日ごとに変わるものですから、2014/07/22現在のものとしており、多くをWikipediaによりました。


江戸の女性落語家 真打   

■古今亭菊千代〔古今亭圓菊門下。

■三遊亭歌る多〔3代目三遊亭圓歌門下〕

■桂右団冶〔10代目桂文治門下〕珍しく兵庫県出身

■林家きく姫〔林家木久扇門下〕

■川柳つくし〔川柳川柳門下〕

 

江戸の女性落語家 二つ目

■春風亭ぴっかり〔春風亭小朝門下〕東京都出身

噺家が闇夜にコソコソ」(フジテレビ)やBS日テレ特大号「若手大喜利」でもおなじみのぴっかりですが、この人の落語を聞いたことはありません。

■三遊亭美るく〔三遊亭歌る多門下〕

■林家ぼたん〔林家こん平門下〕

■柳亭こみち〔柳亭燕路えんじ1952- 門下〕

三遊亭粋歌〔すいか 三遊亭歌る多門下〕

三遊亭日るね〔三遊亭歌る多門下〕 

 

上方の落語家 女性 (現在、真打制度はない) 

■露の都〔2代目露の五郎門下〕

桂あやめ〔5代目桂文枝門下〕

■桂鞠輔(かつらまりすけ)〔桂米輔門下〕

桂米輔が桂米朝の弟子(さこばに近い)ので

米朝-米輔-鞠輔 という師弟関係でしょうか。

■桂三扇(さんせん)〔6代目文枝門下〕

■桂ぽんぽ娘〔ぽんぽこ 桂文福門下〕珍しく東京出身

■桂すずめ(三林京子)〔桂米朝門下〕

■露の団姫〔露の團四郎門下〕 

 

ぽっと出てきたような印象が抜けきらない若手漫才師や、そこから派生して人気の司会者になっている人たち、の番組をあまり見ませんが、じっくり10年以上にわたって師匠の話芸を学んできた落語家たちが表舞台に出るのは、多くの場合30歳後半から40歳代です。

時代が違うので比較できませんが、古今亭志ん生や三遊亭圓生が売れ始めたのは50歳代の頃と聞いています。女流落語家にはそういう長期にわたって活躍する道を歩んで欲しい、と願っておきます。春風亭ぴっかりも、かわいいだけでは先が保証できませんよ(笑)。

 

私は、それほど深くはありませんが、かなり昔から落語に興味をもっていて、若い頃の桂枝雀(小米」こよね)や小染も知っていて長い間聞いてきました。それでも苦労して探し当てたと言えます。

今20歳前後の若い人たちが、女流落語家の話を聞くチャンスをなかなかっもてないと思っていたとしたら、それは私の若い頃の落語全般の印象とほぼ同じなのです。

漫才のように一般受けするわけではありませんが、多くの漫才師が短い期間だけの活躍に終わるのと比べると、長いつきあいになりそうな落語家の世界ですから、ぜひとも少しかじってみてください。歯を悪くしない範囲で(笑)。

 

 

 


 


 

 

 

 

 

 

参考をした系図  東西落語家系図



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