北アフリカ・リビアの首都トリポリで
東西の政治勢力が衝突したらしい。
リビア首都で武力衝突、23人死亡 東西で新たな大規模紛争の恐れ:afp 2022年8月28日 11:56
リビアでは
1969年リビア革命があり、カダフィ(カッザーフィー:1942-2011)が長く独裁政権を維持しましたが、2011年に内戦によってカダフィは殺害されました。
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- 分かりやすく言えばその後も、国連主導の西部政権側と、東部の軍側に分かれて、醜い内戦の争いが起きていました。
- 外部の人間から見れば、むなしい内戦のように見えますが、本人たちからすれば、真の敵と闘うのが任務なんでしょう。
- 外部勢力を使ってでも戦う派もあれば、外部勢力を良しとしない派もあり、これにイスラムの教えもあり、状況は混とんとしています。
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米国在住のキリスト教徒が制作した映画が反イスラム的だとして、2012年から在外米公館襲撃事件が起こりました。
今回の事件は、それに輪をかけたように、東西の勢力同士の争いであり、内戦が終わらないことを意味します。
このように独裁が長く続くと、ロクな事がありません。
露国のプーチン、中国の習近平などの共産国が、ここに含まれることは当然です。
これは、高等動物である「人間性」が、今の国連の在り方と深く関係している、ことから生まれました。
結局
人間と国連の不完全さ
に起因するということになります。
それが、国連のたどってきた道であり、それさえ「人間の不完全さ」には敵わなかったのでしょう。
今は、支配を
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- 人民にまかせるか・・・・民主国が主
- 権力にまかせるか・・・・中露が主
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の2項対立です(分かりやすく言えば)。
これが「そういう時代もあったな」と回想する時代を夢見て、対立に身を任せる時代ですかね。
それにしても、
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- 総選挙がない中国共産党は
- 他国を侵略するプーチンは
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ともに自分の事しか考えない「異常」な地域でしょう。
いずれも深刻な地域ですが、どっちかと言えば私は
「1」の方がより深刻
だと思います。
中国全人代、国家主席の任期撤廃 習氏3期目可能に:日経新聞 2018年3月11日 17:41
中国の国家主席は、数奇な運命をたどっています。
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- 1954年毛沢東(1893-1976)初代就任
- 1975年廃止
- 名誉職として復活し、1989年天安門事件で正式に
- 2018年憲法改正で任期制限規定は撤廃(任期5年回数無制限)
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ロシア憲法裁、プーチン大統領の任期を2036年まで延長可能とする憲法改正案を承認:ジェトロ 2020年03月23日
プーチンは大統領在任中に憲法を改正して、自分の任期を2036年までとしたようです。
さてさて、皆様はどう思われますか。