カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

リビア首都トリポリで衝突

2022年08月28日 22時02分07秒 | アジア

北アフリカ・リビアの首都トリポリで

東西の政治勢力が衝突したらしい。 


リビア首都で武力衝突、23人死亡 東西で新たな大規模紛争の恐れ:afp 2022年8月28日 11:56 


リビアでは

1969年リビア革命があり、カダフィ(カッザーフィー:1942-2011)が長く独裁政権を維持しましたが、2011年に内戦によってカダフィは殺害されました。

      • 分かりやすく言えばその後も、国連主導の西部政権側と、東部の軍側に分かれて、醜い内戦の争いが起きていました。
      • 外部の人間から見れば、むなしい内戦のように見えますが、本人たちからすれば、真の敵と闘うのが任務なんでしょう。
      • 外部勢力を使ってでも戦う派もあれば、外部勢力を良しとしない派もあり、これにイスラムの教えもあり、状況は混とんとしています。

米国在住のキリスト教徒が制作した映画が反イスラム的だとして、2012年から在外米公館襲撃事件が起こりました。

今回の事件は、それに輪をかけたように、東西の勢力同士の争いであり、内戦が終わらないことを意味します。

このように独裁が長く続くと、ロクな事がありません。

露国のプーチン、中国の習近平などの共産国が、ここに含まれることは当然です。

これは、高等動物である「人間性」が、今の国連の在り方と深く関係している、ことから生まれました。

結局

人間国連不完全さ

に起因するということになります。

それが、国連のたどってきた道であり、それさえ「人間の不完全さ」には敵わなかったのでしょう。

今は、支配

        • 人民にまかせるか・・・・民主国が主
        • 権力にまかせるか・・・・中露が主

の2項対立です(分かりやすく言えば)。

これが「そういう時代もあったな」と回想する時代を夢見て、対立に身を任せる時代ですかね。

それにしても、

        1. 総選挙がない中国共産党は
        2. 他国を侵略するプーチンは

ともに自分の事しか考えない「異常」な地域でしょう。

いずれも深刻な地域ですが、どっちかと言えば私は

「1」の方がより深刻

だと思います。


中国全人代、国家主席の任期撤廃 習氏3期目可能に:日経新聞 2018年3月11日 17:41

中国の国家主席は、数奇な運命をたどっています。

      1. 1954年毛沢東(1893-1976)初代就任
      2. 1975年廃止
      3. 名誉職として復活し、1989年天安門事件で正式に
      4. 2018年憲法改正で任期制限規定は撤廃任期5年回数無制限)

ロシア憲法裁、プーチン大統領の任期を2036年まで延長可能とする憲法改正案を承認:ジェトロ 2020年03月23日

プーチンは大統領在任中に憲法を改正して、自分の任期を2036年までとしたようです。


さてさて、皆様はどう思われますか。


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