アメリカの国連大使ですが
ヘイリーがトランプ政権当初から2年間勤めて辞任(2017/01/27-2018/12/31)、そのあとトランプがヘザー・ナウアートを選んだものの本人が指名を辞退(2019/02/16)しています。「外交経験がない」が辞退の理由とは思えません。
現在アメリカの国連大使は、ジョナサン・コーエンが代行しており、半年以上後任者が決まっておりません。
そうこうしているうちに、どんどん側近が辞めていきますので、のんびりできませんが・・・・・・。
今年になってからトランプ側近に、またまた変更がありました。
- 2019/01/01 マティスが国防長官を辞任、シャナハンが代行に
- 2019/02/16 ナウアートが国連大使指名辞退(不法移民を雇用か)
- 2019/03/08 WHシャイン広報部長辞任、再選部署へ?
- 2019/04/07 ニールセン国土安全保障長官辞任
- 2019/04/08 米大統領警護隊の長官アレス辞任
- 2019/05/09 トランプが国防長官にシャナハン代行を指名
- 2019/06/14 報道官サンダース6月退任、アーカンソー知事選か
- 2019/06/18 国防長官代行シャナハンが指名を辞退
- 2019/06/25 グリシャム大統領報道官に(サンダース後任)
- 2019/07/12 米アコスタ労働長官辞任 検事時代の件か
- 2019/07/23 米国防長官にマーク・エスパー就任
- 2019/07/28 国家情報長官コーツが来月辞任、トランプと対立か
国防長官に絞っても
- 2017/01/20-2019/01/01 マティス(トランプ政権当初から)
- 2019/01/01-2019/06/23 シャナハン代行
- この間、代行が入れ替わり・・・・・・
- 2019/07/23-現職 エスパー就任
そう、トランプと「うまくいく」人はいないのです。
「うまく」いっているようにみえて、「いつ、なんどき、どう」かわるか分からないのです。
- トランプは、「下品」「思い付き」ゆえに支持者は少なくないのでしょうが、「すぐに訂正」するのはまだマシなほうで、普通は強引にこじつけて通そうとします。そんな「政治経験のない」大統領を選んだ米国民に同情する次第です。
- 文在寅は、「不可解な時代錯誤の金正恩に肩入れし過ぎ」の「薄っぺらい」「未熟人間」で、ほんの一部の者で支持率を維持しています。そんな「政治家向きではない」大統領を選んだ韓国民に同情する次第です。
あくまでも私の印象ですが・・・・・・
- 政治家経験のないトランプ(米大統領)
- 政治家向きでない文在寅(韓国大統領)
それでも私は、「トランプは文在寅より相当マシ」だと考えております。
世の中には1980年頃に誕生した「松坂世代」というのがあります。
いわば2017年に就任したトランプ・文在寅もまた、後世の歴史家は「トランプ世代」と呼ぶのでしょうか。おっと、2019/07/24から英国首相になったジョンソンも入れなければなりませんかね(笑)。
アメリカの「国連大使の処遇」もまた、決まっておりません。
今は、国務長官と役割が重複するような閣僚は必要ないとしますが、明確に機能を分けて「国連大使を閣僚級」とした政権もありました。
さてさて、皆様はどう思われますか。