毎年、お彼岸に合わせたように咲く彼岸花。
(別名 曼珠沙華⇒マンジュシャケ とも呼ばれます。)
数日で花が終わり、茎だけになってしまいます。
秋の空に映える赤い彼岸花。
田んぼのあぜ道にもたくさん咲いています。
田んぼの あぜ道や土手に多いのは、野ねずみが
穴を開けるの彼岸花の毒性のある球根を植えることで
防ぐためという説と、彼岸花の根茎は強いため、
田んぼのあぜ部分に植えてあぜを強くするためなどの
説があるようです。
こちらは真っ白い彼岸花。
ちょっぴりはかなげで、同じ彼岸花でもだいぶ印象が違います。
花言葉は、「情熱」「悲しい思い出」「思うはあなた一人」
「また会う日を楽しみに」。
花が咲く秋には葉は全くなく、花が終わった冬に葉を出します。
そして、冬と春を越して、夏が近づくと全く消えてしまいます。
とっても不思議ですね・・・。
花と葉を同時に見ることができず、
「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から、
韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ばれているそうです。
そんな事を考えながら彼岸花を見ていたら、
なんだかとても切ない気持ちになってしまいました。