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会津短期大学の紙芝居

2011年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム

先日、以前からお付き合いのある県内の短期大学、

”会津大学短期大学部”の鈴木秀子先生と、先生が担当する

食育ゼミの学生さんたちが遊びに来てくれました!

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もう5年近いお付き合いになるのでしょうか・・・?

毎年1年生が『安全・安心・地産地消』について学ぶために

はたけんぼに来てくれます。そして2年生になると、

ゼミ生の皆さんと一緒に、食育活動をしたり・・・

卒業してからもイベントに参加してもらったりしています。

今回は、原発事故による風評被害の農家を心配して、

数年前に作った紙芝居を持って来てくれました。

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題名【いただきます ごちそうさま】

<あらすじ>

主人公の男の子がひとりでテレビを見ている。

夕食を食べ残し「ごちそうさま」のあいさつもないまま。

この様子を見たお母さんが、植物や動物の育ちを語ったり、

世界中には干ばつで食べるものが作れない国があることを

話し、食べものの大切さや感謝して食べること、

「いただきます、ごちそうさま」の意味をおしえていく。

<鈴木先生のコメント(紙芝居表紙より抜粋)>

私たちが「食べもの」として食べている植物や動物は

人間とおなじ生き物です。(省略)

言いかえれば、植物や動物といった生きものの命と

引きかえに生かされているのです。

また、人間は植物や動物を「食べもの」としてより大きく

育てるために働き、より美味しく食べるために料理をします。

これらの苦労なしにしては豊かな食生活は実現できません。

毎日何気なく食べていますが、「いただきます ごちそうさま」に

込められた意味や思いを振り返り、

食を大切にしていきたいものです。

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震災や原発事故により、今の「はたけんぼ」は、

今までと同じようには行かない現実があります。

今年は研修や食育で関わるのは無理なのかもしれない、

そんな思いを持ちながら、来てくれたと思います。

でも、こんな時だからこそ、「食育」も大切です。

様々な情報が飛び交う中、何が本当で、何をするべきかを

しっかりと考えながら、少しずつ行動にうつす・・・・・

地道な活動こそが、今、私たちに必要な事だと思います。

今年も来年も、形は変わったとしても、思いまでは変わりません。

目の前の現実を受け止め、私たちに出来ることを考えながら、

一緒に頑張って行きましょうね!

皆さんが作った紙芝居、大切に使わせていただきます。

今の素直で直向きな心を、ずっと持ち続けてください。

キラキラ輝くその瞳が、きっと明るい未来を築きます。

わざわざ来てくれて、本当にありがとう!!(^^)

そしてこれからも、宜しくお願いします。


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