福島市のJA福島ビルで、平成21年度第1回
『食と生命(いのち)を守る定期フォーラム』が
開催されました!
今年度のテーマは”弁当の日”ということで、
「大人が子どもに残せるもの」
-『弁当の日』を体験した子どもたち-
という演題で、福岡市立愛宕小学校の
稲益義宏先生のお話をお聞きしました。
「食卓の向こう側第1部第1話」を読んだことが
積極的に食育に取り組み始めたきっかけで、
給食や農業体験を通して、様々な活動をされている
先生です。弁当の日は、担任1人でも始められる
コース別弁当の日「イナマス方式」を実践され、
「自分ができることしか、子どもたちには伝えない」
という基本姿勢で取り組んでいるそうです。
前半は楽しい雰囲気で”弁当の日”の取り組みが
紹介され、すごいなぁ・・・
とうなずきながら聞かせていただきました。
(写真は、フォーラムの昼食。
JA会津みどり女性部さんの地産地消弁当です!)
そして後半は・・・・・
音楽と共に映し出される子供達の姿と、本気で
取り組んできたからこそ心に伝わる稲益先生の
コメントに、ただただ感動するばかりでした。
やっぱり”弁当の日”のお話しは、ハンカチがないと
ダメですね・・・。本当に感動しました!!
講演の後は、県内の2人の栄養教諭、
玉川村の泉政子先生、天栄村の二瓶美智子先生の
取組事例をお聞きしました。こちらも短時間では
もったいない、とても良いお話でした。
会場の後方・・・はたけんぼコーナーです。
米粉、ゆうきの里たまご(米を食べた鶏の卵)、
お米んぼ、きゅうりドレッシングなどを展示しました。
お米1合と、炊いたごはん1合と一緒に、
はたけんぼ地産地消弁当を3点、展示しました。
予想以上に立ち止まってくださる方が多く、
もっと頑張って作れば良かったなぁと、
ちょっぴり後悔でした・・・
米粉パンに”お米のジャム”をぬって試食して
いただいたり、参加者の皆さんとお話できて
嬉しかったです(^^)
感動でいっぱいのフォーラム・・・楽しい時間と
素晴らしいお話しをありがとうございました!
”弁当の日”そして”地産地消”の輪が、
福島県内に(少しずつでも)どんどん広がって、
子どもたちも、家族も、先生も、農家も・・・・・
みんなの笑顔でいっぱいになりますように!!