小名浜生協病院から20km以上も離れた四倉(よつくら)の地域に医療生協支部が誕生し、結成交流会がありました。
四倉地域担当の理事と理事長あいさつ、参加者の自己紹介と交流、役員選出後に、「記念講演」をさせていただきました。
自らの健康と健康な「まちづくり」にとっての医療生協の意義を枕に、いわき市の医師の絶対数が少ないうえに、病院勤務医が病院を離れている実態、救急車が病院探しに苦労している実態、こうした事態を生み出した1980年代前半から始まった国の「臨調行革」による医療費抑制政策、その「仕上げ」の小泉構造改革、市立病院民間移譲はその路線にのる市の姿勢にほかならず、国と市のこうした姿勢をチェンジさせないとならない話をしました。
お昼は「ラーメン大喜」。昨年末にメニュー入りした「みるくカレーらーめん」を注文。開発中に食べさせてもらったことがあり、カレー風味で味はシチューのようで、「これはいけるラーメンだ」とマスターに言った覚えがありますが、はっきり言って、おいしく進化しています。
午後は日本国民救援会いわき支部第30回定期大会で開会あいさつ。
大会後は映画「証人の椅子」を鑑賞しました。1953年の「徳島ラジオ商殺人事件」を題材にした開高健「片隅の迷路」を下敷きに、山本薩夫監督がドキュメンタリータッチで1965年に描いた作品です。