あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

偽装献金事件/方向転換/ほおかむり四点セット/事業仕分け

2010年04月23日 | 日々の活動


鳩山首相は自らの偽装献金事件について、「(秘書の)裁判が終わったら説明する。いいかげんに済まそうというのではない」(3月3日、参院予算委員会)と言っていました。

ところが21日の党首討論では「昨年6月に解雇して、それ以来、一切の連絡を取っていない。したがって、完全に独立した個人の話」と方向転換。

有罪判決が言い渡されたきのう午後の衆院本会議では、「プライベートな部分は必ずしも公表する必要はない。提出資料は検察がすべてを調べ、その上で処分を下したと理解している」と、説明する気はまったくないかのような話。

「秘書がやった」「私は知らない」「説明しない」「責任をとらない」というほおかむり四点セットです。自民党の金権体質と変わるところは何もありません。

しかもこの事件の核心は、02年から08年に母親から提供された子ども手当て総額12億円をいったい何に使ったのか、ということです。

判決によれば、虚偽記載の総額は約4億円、これに対し母親と首相の個人資産計は約15億8000万円、その差額約11億8000万円。その使い道がいっさい不明なままです。

軍事費にも官房機密費にも政党助成金にも高速増殖炉「もんじゅ」にもいっさい手つかずの事業仕分けがまた始まりましたが、自らのカネ問題を国民に説明しない首相、与党幹事長、国会議員をかかえる政党に、税金の使い道を国民の暮らし本位にする政治を託せるのかどうか、根本的に問われると思います。


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1 コメント

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応援しましょう (大和)
2010-04-23 23:50:46
再び事業仕分け、爽快ですね!
行政腐敗は、官僚と保守政党が、税金泥棒集団であったことを明らかにしています。
国民を騙し愚民化し高額な給与と年金を取り、更に天下りして税金を盗みます。公益法人に親族を雇用し補助金を垂れ流し、親族企業に業務を発注し徹底的に国民を食い尽くしてきました。その結果が一千兆円の財政赤字です
騙されたと思って「おバカ教育の構造」(阿吽正望 日新報道)を読んで下さい。愚民化政策によって、子供を、不登校、引きこもり、ニート、失業者にされ、経済を破壊されたた日本人の悲惨で哀れな姿がはっきり分かります。すべての人が読むべき本です。
利権メディアやCIA工作に騙されず、民主党を支援して国を改革しましょう。
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