浜通り医療生協の「助け合いの会」のボランティアさんたちは、毎週木曜日に「デイハウス」を開いています。太平洋が目の前で、下に見える屋根の下がデイハウス。
きょうの利用者は14人で、全員元気な「後期高齢者」。
6人のボランティアさんといっしょに後期高齢者医療の勉強会をしました。
「介護保険料を天引きされるだけで大変なのに、これからは水だけ飲んで暮らせというの?」、「日本は戦争しないんだから、軍事費は使わないはずじゃないの?」、「病院へ行く年寄りを減らすというのは、けっきょく早く死ね、ということじゃないの?」、「こんなことを決める国会でモノを言う議員はいないの?」と、たいへんでした。
ちなみに、2002年(サラリーマンの窓口負担が3割に引き上げられた前の年)の日本の医療費31.1兆円のうち、患者さんが窓口で支払わされる「本人負担」は15%で、約4.7兆円でした。
日本の軍事費も約5兆円。
憲法9条と25条どおりの財政運営をすれば、軍事費と窓口負担が相殺されて、どちらもゼロにできます。