浜通り医療生協ニュース1月号には、「なんでも相談」チラシを折り込み、配布し始めたところなのですが、きのう、きょうと連続して職場に相談者がおとずれました。
このチラシそのものは半年前に作成し、組合員のおもだった人たちには渡っていましたが、ニュースに折り込んだのは初めて。
お二人ともそのチラシを手に持ち、「これを見たんですが、ほんとうになんでも相談していいんですか?」と。
立場はぜんぜん違うお話でしたが、いずれも定職がない20代、30代の若者がかかわる相談でした。
あってはならない「派遣村」が一昨年来、全国問題になった際、いわき市内でも派遣切りや整理解雇があったことは公然の事実で、市労連や小名浜地区労への労働相談がふえていました。
どこで相談したらよいものかと親子で悩み苦しむ実態を目の当たりにした思いです。「仕事がなかなかないけど、自分たちの努力不足が原因で、なかなか他人様に言えなかった」と言うのです。
この実情と、どこに問題があるかを考える共有の場をもっともっと広げないとなりません。