衆議院議員の高橋千鶴子(ちづこ)さんと県議団の福島第一原発視察に同行しました。
午前中は、立地している大熊町(おおくままち)の石田洋一町議とともに、町役場とおとなりの双葉町(ふたばまち)役場をたずね、それぞれ副町長と懇談。
住民の「安全・安心」が最優先であること、核のゴミの最終処分場が決まらないまま原発政策が進められていることへの懸念、住民の素朴で「皮膚感覚」の疑問に応える原発事業者体質が求められることなど、率直な対話になったと思います。
午後はいわき市議団、南相馬市議、原発の安全性を求める福島県連絡会も加わり、17人の視察団でした。第一原発5号機原子炉の真上でも説明を受けました。
隣県の新潟県中越地震での柏崎刈羽原発の事態を受けた自衛消防体制の構築も、海底断層を含めた断層調査にしても、実質的にはこれからです。
地質調査については、「これまでの地質調査をさらに補完し知見を拡充する」というのですが、私からも「これまでの地質調査」の追認で済ますことのないよう、徹底した調査を求めました。
日本共産党茨城北部地区内には、日本原電東海第二発電所をはじめとして数多くの原子力関連施設があります。
当ホームページに、地震による柏崎刈羽原原発の大トラブル発生後の、原発を抱えた地方のいろいろな動きを紹介するページを設けています。23日の長谷部さんの原発視察のことも紹介させていただきました。