小名浜地区労「2010赤旗開き」で党を代表してごあいさつしました。
政治を変えたい、という国民の切実な願いが政権交代を実現したものの、新政権が生まれて5か月、自公政治からの根本的転換がなかなか見えません。
暮らしと雇用と平和をしっかりと守る政治を願う期待を現実のものとするためにも、今年の参院選、そして来年のいっせい地方選はほんとうに大事だと思います。そのことをお話しました。
松本耕三議長、坂本吉延議長代行とともに。
話変わって日米関係。その縮図のひとつが沖縄の普天間基地です。
アメリカの連邦航空法では、離着陸の安全を確保するために土地利用を禁止している区域を「クリアゾーン」としているのですが、普天間基地では、そのクリアゾーンに住宅地、小学校、保育園、公民館、ガソリンスタンドがあるのです。
つまり、アメリカ国内ではありえない実態が沖縄県民に押しつけられています。
普天間基地はもともと住民の土地を強奪してつくった歴史があります。
無条件撤去こそが国益なのであり、「移設条件付き返還」にしがみつく新政権は、自民党政権とどこか違うのか、根本的に問われることになると思います。