あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

テレビ番組/介護制度の根本的欠陥/普遍的な介護

2009年04月27日 | 日々の活動


テレビといえば、朝の福島放送(テレビ朝日系)の「やじうまプラス」、日曜日午前中はテレビユー福島(TBS系)の「サンデーモーニング」、平日は夜に2時間サスペンスドラマ番組をみる程度。

たまたまゆうべは午後9時の「NHKスペシャル」をみました。介護保険をテーマに、「サービスが足りない」「独居老人が認知症になった時は?」などを現場取材に基づいて報じていました。

率直に言わせてもらうと、10年前に取材報道すべきことだったんじゃないの? こうなることを警告する人はいくらでもいたでしょ? と思わざるをえないのです。

とはいえ、悲鳴をあげる家族をたずね、介護保険制度に根本的欠陥があることを現実から知らせてくれることは、画期的なことだと思います。

きょうのNHKラジオでも、認知症の高齢者は介護保険制度のもとで「軽度」に認定されがちなこと、根本的にサービスの量も質も足りないことが、家族から訴えられていました。

制度を利用する側にせよ提供する側にせよ、現場に居合わさないとわからない「介護」。そうであってはならないからこそ「介護の社会化」を理由に導入された介護保険制度のはずなのですが。

何が足りないのでしょうか。「介護の社会化」を普遍的な課題として考えなければならないと思います。


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