小規模多機能型居宅介護サービスを提供する「よつくらタローの家」をたずねました。
昨年4月に改定された介護保険制度のもとで、いわき市が指定・監督をする新たな事業で、市のホームページでは8か所目の事業所です。
通所介護(デイサービス)を中心に、訪問介護(ホームヘルプ)や短期入所(ショートステイ)を組み合わせ、食事・入浴などのサービスを提供しますが、利用者の状況やご家族の要望などはさまざまです。
限られた介護報酬のもとでの体制なので、送迎や一人ひとりの利用者への対応の面では、事業者側の苦労は並大抵ではない印象でした。
併設の「よつくらデイサービスセンター」所長の長谷川寿美江さんと、「タローの家」管理者の中根明美さんたちの介護への熱意が支えていることは間違いありません。
行政にたずさわるかたがたは、こうした現場のありのままの労働をもっと知るべきだと私は思います。
