ある事業所の社長さんをたずねました。
「県議補選では、声をかけられる範囲で全部お願いした。バックにある‘共産党’の名前がどうしても‘古い’という印象をまぬかれないが、それはそれ。懇意にしている社長もあんたを通したい、と推していた」とのこと。
「はせべのための運動をしていたぞ」と聞いてお礼にうかがったのですが、これまでにない期待の大きさをまた実感しました。
別の事業所では、お目当てのかたは出張中でしたが、従業員のかたが「応援していたのに残念でした。選挙結果に違和感を感じます」と。
ともかく、私自身の選挙は3度目で、1勝2敗ですが、選挙のたびに新たな支援者と出会い、期待に応える仕事をしなければ、とますます思います。
きょうは『環境と平和』(和田武著、あけび書房)を読みました。
ともかく私は、いまの社会のありようが、日々の暮らしができればいい、と思っている人にすら苦難を強いていて、その社会のありかたを変えたい、という問題意識で発信するいろいろな立場の提言をすべて吸収したい思いです。
「軍事的国家安全保障から環境保全的人間安全保障へ」の真剣な提言ですが、著者は日本環境学会会長。「軍事産業などをなくし、自然と社会の健全な関係を創り上げるうえで必要な平和産業を発展させ、やりがいある労働を生み出す…環境保全の推進は平和な世界を実現する方向へと導くのです」。
「憲法9条を護り、地球温暖化を防止するために」は、これだけ世界が軍事的問題をかかえており、これを乗り越えて「民主主義が発展し、市民の生産への関与度が高まり、生産を市民がコントロールする条件が強まります」とはその通りだと思います。