いわき市内の4軒の私のいとこ宅をまわりました。
今年定年を迎えるいとこ宅では、娘さんの連れ合いが「ちょっと話が」と。
職場の先輩と毎年出かけてキャンプし、その場にその先輩の弟夫妻もいっしょで、もう10年以上も続いていて、いまも家族ぐるみのおつきあいをしているんだそうです。
ひょんなことから昨年、私の名前が出、先輩の弟は私の小・中学校時代の大の仲良しで、私はもう30年以上も会っていないSくんだ、というのです。
どこでどう人がつながるか、ほんとうにびっくりしました。
『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一著、講談社現代新書)を読みました。昨年5月に発刊以来売れ続け、数十万部を越えているとか。
京大農学部出身の著者は私と同い年なので、学部が違うとはいえ、同時期に大学構内にいたかたです。
その頃の「京都大学はきわめてのんびりしていて…自由気まま、自堕落な学生生活を散々送った挙句に、四年生になってからあわてて単位をそろえるような学生も多数いた」!? ドキッ!
それはともかく、「生命という名の動的な平衡は、それ自体、いずれの瞬間でも危ういまでのバランスをとりつつ、同時に時間軸の上を一方向にたどりながら折りたたまれ…決して逆戻りできない営みであり、同時に、どの瞬間でもすでに完成された仕組みなのである」。
この文章自体、ものすごく味があると私は感じますが、「生命とは何か」へ接近する彼の引き続く営みがすごく楽しみになる本です。
今年定年を迎えるいとこ宅では、娘さんの連れ合いが「ちょっと話が」と。
職場の先輩と毎年出かけてキャンプし、その場にその先輩の弟夫妻もいっしょで、もう10年以上も続いていて、いまも家族ぐるみのおつきあいをしているんだそうです。
ひょんなことから昨年、私の名前が出、先輩の弟は私の小・中学校時代の大の仲良しで、私はもう30年以上も会っていないSくんだ、というのです。
どこでどう人がつながるか、ほんとうにびっくりしました。
『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一著、講談社現代新書)を読みました。昨年5月に発刊以来売れ続け、数十万部を越えているとか。
京大農学部出身の著者は私と同い年なので、学部が違うとはいえ、同時期に大学構内にいたかたです。
その頃の「京都大学はきわめてのんびりしていて…自由気まま、自堕落な学生生活を散々送った挙句に、四年生になってからあわてて単位をそろえるような学生も多数いた」!? ドキッ!
それはともかく、「生命という名の動的な平衡は、それ自体、いずれの瞬間でも危ういまでのバランスをとりつつ、同時に時間軸の上を一方向にたどりながら折りたたまれ…決して逆戻りできない営みであり、同時に、どの瞬間でもすでに完成された仕組みなのである」。
この文章自体、ものすごく味があると私は感じますが、「生命とは何か」へ接近する彼の引き続く営みがすごく楽しみになる本です。