19日に長野県飯田市で行なわれた国民対話集会で、舛添要一厚労相は、「いま足りない医師をばーんと増やしたら、10年たって医者のホームレスが生まれることになる」と発言したそうです。
日本の医師数は、OECD(経済協力開発機構)加盟30か国中27位(人口千人あたり)。しかも医師の1週間あたりの労働時間は、OECDの別のデータによると、英・仏・独がいずれも45時間前後なのに、日本だけが60時間超。グラフは田辺功『ドキュメント 医療危機』(朝日新聞社)から。
日本は健康達成度世界一と評価されています(WHO=世界保健機構)が、数少ない医師が働きづめで達成しているわけです。そして病院勤務医は疲れきり、「医療崩壊」が進行しています。医師の絶対数の不足がこの事態を招いており、その原因は国による医療費抑制策と医師養成抑制策です。
まさに政治の問題なわけです。舛添氏の発言は、厚労行政責任者としての資格が疑われます。
さすがにきょうは大寒。ペロも寒そうです。
日本の医師数は、OECD(経済協力開発機構)加盟30か国中27位(人口千人あたり)。しかも医師の1週間あたりの労働時間は、OECDの別のデータによると、英・仏・独がいずれも45時間前後なのに、日本だけが60時間超。グラフは田辺功『ドキュメント 医療危機』(朝日新聞社)から。
日本は健康達成度世界一と評価されています(WHO=世界保健機構)が、数少ない医師が働きづめで達成しているわけです。そして病院勤務医は疲れきり、「医療崩壊」が進行しています。医師の絶対数の不足がこの事態を招いており、その原因は国による医療費抑制策と医師養成抑制策です。
まさに政治の問題なわけです。舛添氏の発言は、厚労行政責任者としての資格が疑われます。
さすがにきょうは大寒。ペロも寒そうです。