昨年9月16日に鳩山内閣が発足してからきょうで半年です。
ということは、「政治を変えたい」という国民の願いが自民党・公明党を政権の座から追い落としてから半年です。
きのうの「毎日新聞」には、歴代政権の半年間の内閣支持率の推移が載っていました。
これって、やっぱり「期待はずれ」「前と変わらない」、もっといえば「裏切られた」の思いの反映だと思います。
私も少し前までは「いいことは後押しする」の気持ちが強かったわけです。
とくに医療の現場にいると、「医療費を先進国並みに引き上げる」と言われれば、それは従前の政治とは根本的転換ですから、「よし! がんばれ!」ぐらいの気持ちになりますが、現実は削られた医療費はそのまま現状維持、言葉の裏づけの方向は見えないばかりか、後期高齢者は廃止せず、検討し始めた新制度は「75歳以上」を「65歳以上」に拡大する方向です。
姥捨て山入山年齢を10歳引き下げるとは、いったい何を考えているのでしょう。
かてて加えて国会論戦では、とりわけ共産党に対して「日米安保がある」「企業側の事情もある」と、言っていることは自民党と変わらない言葉。
国民の願いに応える政党がどこなのか、私たちがもっとがんばらないと、の思いです。