駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

恐れられず辱められず

2022年09月11日 | プライベート

捕虜になった

ロシア軍の司令官の画像が

外国のサイトで話題になってますね。

この写真を見ると

人間が作る組織の階級

これがいかにモロい物か

一目で分かりますね。

ロシア軍の中では

誰もが恐れをなす

そんな立場ですが

ウクライナ軍に捕まれば

一番下のランクの兵士に縛り上げられる

組織の無情さも伝わってきます。

私は軍の階級に詳しい訳ではありませんが

この方

日本語にすれば中将だそうですね。

中将と聞けば

沖縄の人がすぐに思い浮かぶのは

牛島中将です。

陸軍第32軍の最高司令官で

沖縄戦の最高責任者です。

最後は摩文仁で自決しました。

それと私がもう一人思い出すのは

岡田中将ですね

彼も巣鴨プリズンで戦後処刑されています。

まぁしかし現場の責任者は厳しいですね。

今回のウクライナ戦争でも

参謀長とか国防相は

モスクワで指示する訳ですから安全ですが

現場の司令官は

ガンガン弾が飛んでくる中で指揮を取る訳ですからね

階級としては少しの違いですが

環境は天国と地獄

って感じです。

私が絶対に司令官にはなりたくない

って思うのは

自らの危険より

たくさんの部下の死を覚悟して命令を出す事ですよね。

部下を殺して自分は生きる

まぁ普通の神経で務まる仕事ではありませんね。

しかしこの構造

組織と名が付けば大体同じなんですよね。

組織はトップと一番下の間に

たくさんの中間管理職がいますが

上からの命令に従わなければ

組織は成り立ちません

その命令

時にはそれが部下を苦しめる

って事もありますからね。

私の知ってる人は

会社のリストラ担当を命じられて

部下を解雇する

そんな仕事をしていましたが

耐えられなくなったんでしょうね

自殺しました

ですから

この板挟み

本当に辛いだろうと思います。

私自身この辛さに耐えられる性格ではありませんから

ある意味零細企業の経営に逃げてる訳です。

逃げてると言うのは恰好つけて言ってる訳ではありません

本音です

組織に属すれば

その繁栄が社員の生活を守る

これは良く分かっています。

そしてその繁栄を守るには

綺麗ごとだけでは通用しません。

これは

マキュアベリの君主論に書かれています。

美徳は破滅をもたらし

悪徳は繁栄をもたらす

だから大きな会社の経営者は

80歳にもなって捕まるような事をするのです。

私はこれを知ってるから

私には大きな組織で生きる資質が無い

そう自覚してるのです。

立派な勲章をつけて威厳のある姿

こもれもある意味

部下を殺す事ができるからその地位が与えられてるのです。

そんな気概がなければ

私のように

質素な生き方に徹するべきです。

誰からも恐れられませんが

誰からも辱められる事も無い

それが零細不動産屋の経営です。

身なりはユニクロで固めていても

自分中では

しっかりそれなりに勲章も付けてる

こんな誇りも少しあります。

悪徳に頼らず生きるには

組織に頼らない強さ

これもまた必要だって事です。

コメント (2)
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