奥さんを亡くしたご主人
新しく好きな人が出来て再婚
何も問題は無い
ように見えますが
これ人によっては大問題です。
どんな人が大問題になるか？
と言えば
財産がある人は大変な事になります。
具体的には亡くなった奥さんとの間に子供がいる場合です。
子供の立場からすれば
父親の財産は
亡くなれば全て自分たちの所に来る
そう思ってたら
晩年に籍を入れた
見ず知らずの女性が半分を持って行く
そんな結果になる訳です。
父親名義の財産とは言っても
長年自分たちの母親と一緒に築いた訳で
まぁ納得できないでしょうね
父親の再婚相手と骨肉の争い
日本中で起こってる訳です。
これが芸能人となると見事にマスコミの餌食になります。
まぁ日本の法律がそうなってる訳ですから
はらわたは煮えくりかえっても
子供たちは納得するしかありませんが
しかし財産を残すお父さん
子供に苦しい思いをさせたくなければ
この事は頭に入れた方が良いですね。
私たち不動産屋は誰でもこの知識は持っていますが
一般の方にはそれを知らない
なんて人もたくさんいると思いますので
しっかり頭に入れた方が良いでしょう。
私のお客様でも何度かそんな相談がありましたが
私が伝えるまで知らなかった
って人ばかりでしたね。
あるお客様は
６０代半ばで奥さんを亡くした後
新しいパートナーを見つけた
と言って嬉しそうに私に報告に来て
籍を入れるようにせがまれてるが
どうしたら良いか？
って相談されました。
まぁ籍を入れるかどうかは本人が決める事ですが
法定相続の話をすると
驚いていましたね。
で
最後に
自分の財産を相続した再婚相手が亡くなった時には
その財産を自分の子供たちが相続できますか？
って聞いて来ましたので
はっきり言いました。
○○さんのお子さんたちに相続権はありません
相続権があるのは新しい奥さんの子供たちです。
まぁがっかりしてましたね
その後どうなったかまでは聞いていませんが
その時に思いました
財産を持つが故に人生が制限される事もある
と
財産さえなければ
好きな相手とすぐに入籍できるのに
財産があるばかりに
色んな問題が押し寄せて
結果結婚を断念する
多分たくさんの人たちがそうなってると思いますね。
まぁだからと言って財産が無い方が良い
なんて言う気はありませんが
それは良い事だけでは無く
マイナスに作用する
そんな事もあるんだって事です。
ですから
大した財産が無い人に言いたいのです
嘆く必要はありませんよ
って
財産は無いかも知れませんが
自由がありますからね
自分を縛る財産と自由
どっちが良いとも言えません
私自身は
本当に身軽になって人生を終えたい
そんな気持ちが日に日に強くなります。
ずっとヤンバルの自給自足に憧れてたのも
行く着くところはそこになります。
いずれにして
どんな人も
あの世には何も持って行けませんからね
財産があるかどうか
なんて
元々大した話でも無いのです。
