アゾフ大体
今まで聞いた事がありませんでしたが
凄いですね。
マリフポリの製鉄所の地下に籠って抵抗してる
って言われてますが
ロシアの大軍が陥落させられませんね。
これを見てると
戦争の本質
これが良く見て取れます。
戦争は
死を覚悟した部隊は
死を恐れる大軍より強い
って事です。
まぁ戦争とはいえ
大軍の中の一員であれば
死ぬのはほんの一握りの兵士ですから
死ぬ覚悟
なんてする必要も無いんですよね。
大きな集団にいれば戦争でも安心
これは動物の世界にもよく見られますよね。
アフリカで草食動物が大きな群れを作って暮らしてますが
理由は肉食動物が襲ってきても
群れが大きくなれば
誰かは犠牲になりますが
自分が食べられる可能性は低いからです。
この戦略は哺乳類だけではないイワシなどの魚類から昆虫まで
生物の世界では幅広く見られる戦略ですよね。
言い方を変えれば
弱者は群れを作って生き延びる訳です。
この本質が今回のロシアの戦争でも見て取れるのです。
しかし人間の作る集団は
他の動物とは決定的に違いますよね
それはピラミッド状の階層になってる事です。
そして
その事が
人間の悲劇につながります。
つまり大きな集団であっても
頂点に立つのは一人
だって事です。
これが
かつては
ヒットラーとかポルポトのような大虐殺に繋がったのです。
今回も
ロシア軍を動かして人をたくさん殺害して
しかも
世界の経済を大混乱に陥れたのは
プーチンさん一人の決断です。
そうやって考えると
私たち人間社会は
本当に危うい物なんですね。
私は
どうもこれからこの社会が長く存在し続ける
これにはずっと疑問符を持っています。
まぁそうは言っても
人類の滅亡は
最短でも自分の命が尽きた後
漠然とそう思っていましたが
どうもそうとも言い切れなくなりましたね。
プーチンは核の使用をチラつかせ始めました
30万年もかけて
70億人の人間が
高度な文明を築き上げて
最後は
大国の一人の指導者が
加齢で少し認知症が入ったら
一瞬で滅亡
まぁ考えたくもありませんが
もしかしたら
核兵器を手に入れた段階で
人間の運命はそう決まったのかも知れませんね。
その運命を変えるために
人間の手で核廃絶ができるのかどうか?
これが
もしかしたら無数の宗教が唱える
最後の審判の意味
なのかも知れません。
まぁそんな大層な話はともかく
大きな集団は一人一人は弱くても生き残れますが
小さな集団は
生き残るには個人の強さが求められる
って事です。
そして
それは
まさに零細企業の本質でもあるんです。
当社でも
30年の歴史の中では
大きな組織の人がナメてかかってくる事
良くありましたが
残念ながら
大組織の社員の皆さん
大きな勘違いをしてる人
たくさんいましたね。
会社は小さいですが
一人一人の能力は高いのです。
大組織で安全に暮らす人たちが
私達より優れてる
なんて事はありません。
実際に当社でも務まらなかった人たちが
大きな会社に移ったら
それなりに通用してますし
大きな会社から移って来た人も
当社で食って行けませんでした。
ですから
小さいからと言って
見下す人は
この機会に
アゾフ大隊から
しっかり学ぶと良いでしょう。