仕事が終わって
社員がいなくなった社内で
疲れを癒すためにyoutubeで音楽を聴く事が良くあります。
ただで聞き放題
有難い時代になったものです。
洋楽からポップス
色々楽しんでますが
私の場合は沖縄の音楽も良く聴きます。
普通の人には雑音かも知れませんが
子供の頃から慣れしたしんだ音楽
心の癒しには最高です。
それと沖縄の音楽には人生哲学も詰まってますよね。
多分搾取されてきた琉球の人たちは
自らの心の奥深くを見つめる事によって
辛さに耐えて生きて来たのではないか？
そんな風に感じる事が良くあります。
その哲学
何も演歌のように暗い音楽に閉じ込められてる訳ではありません
明るい歌にも良く見られるのです。
例えば私が好きな
お爺さんグループのこの人たちが歌ってる歌
こんな歌詞があります。
しゃっさかーぎぬわっさてぃん
ねーとけーとぅやあたいるする。
うちなーんちゅなら思わず笑ってしまいますが
しかしこれ
本当に真実だと思います。
直接の意味は
どんなに器量が悪くても あなたと同じレベルの異性は付き合える
って事なんですが
人間関係は全くその通りですよね。
どんなに不細工であっても
高望みしなければ
それなりに相手は見つかります。
男女の関係だけでは無く
会社であっても
自分の能力に合った会社は必ずある訳です。
顔が悪くて彼女ができない
なんて嘆いてる人は
実際には自分に不相応な人を探してるから見つからない訳です。
仕事が見つからない
って人も
実際には
全てミスマッチです。
自分が採用されないような会社ばかり行くから
見つからないのです。
ですから
人生が上手く行かない人は
それを嘆くのでは無く
自分のレベルを客観的に評価して
それに見合った世界を見つければ良いのです。
それと
仮に運よく自分の能力の及ばない世界に入れたとしても
そこでは自分は辛い思いをするだけで
排除されてしまう
そんな可能性が高くなります。
私自身
大学は運よく第一志望に合格しましたが
実際に入ると
能力がついて行かずに
激しく後悔しました。
ですからそれもあって
この
ねーとうけーとうやあたいるする
って言葉
自分の心には沁みるのです。
会社も小さいままですが
これはそのまま自分の能力の反映ですから
それで良いと思っています。
能力以上に大きくなると
自分にとっても社員にとっても不幸
これが分かっていますから
最近よくあるM&Aの話も取り合わないのです。
こんなに長く東京で暮らしていても
自分の人生の柱は
全て沖縄で出来てる
不思議な物です。
