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7月も明日が最終日です。そして都知事選も投票日!

2016-07-30 22:31:41 | 日記

 都会の夕焼け
まいど勝手なつぶやきをくりかえしています。
飲んでも、のまなくてもというのはないのですが、とにかく勝手次第にこの場を
占領してしまっています。

恒例になっている、9月の合宿のご案内を送信させていただきました。
今年に限らずいつも迷ってばかりいるのですが、その場所についてなのですが。
ことしは迷ったついでに、皆さまの顰蹙をかうことになりそうな場所にきめてしまいました。

しかも、食事もバイキングです。会席料理にしようかなともまよったのですが、 お金とか
もそんなに違わないし。しかし、ある方の意見もききながら、とにかく、今の時代の一面を
反映し象徴しているともいえそうなバイキングを試してみることにしたということです。
ただし二次会は、期待を裏切らないように楽しくいきたいとおもう次第でもあります。

現在までに参加の申込みをいただいたのは、女性5名、男性約3名です。まだ返信を頂い
てない方が多いのですが。万一これをご覧になった方は、よろしくお願いいたします。

しかし、明日は都知事選挙の投票日です。
ネットでも話題になりぼくも気になっているので、宇都宮さんのツイッターに寄ってみました。 

宇都宮けんじ ‏@utsunomiyakenji 7月28日
鳥越さんの応援要請について、政策面に関しては誠実なご回答を頂きましたが、女性の人権
にかかわる問題についての対応という点で、残念ながら一致にいたっていません。以上ご報告
申し上げます。

宇都宮けんじ ‏@utsunomiyakenji 7月27日
本日27日、希望のまち東京をつくる会に対し、鳥越選対から初めて公式に応援要請がありました。
選対スタッフ、支援者との協議を経て本日20時、応援要請を受ける政策面などの条件について
書面で回答しました。現在そのお返事をお待ちしています。
書面の内容は選挙終了後に公表いたします。

宇都宮さんの28日のツイートでは「女性の人権にかかわる問題についての対応という点で……」
ということなのですが、ぼくは文章を理解する力が不足しているので、残念でも、よくわかりません。
選挙後に書面の内容を公開していただくと、ぼくでも理解できるのかもしれません。 

しかし、相模原市の施設での事件は、信じ難い事態でした。
ネットではSNSを中心に、専門家のひとたちの意見がたくさん公開されています。 
精神科の医師、薬物依存の専門家、当事者グループの関係者、福祉関係者、その他のひとたちの
真剣な意見が数多く交わされています。

熊谷晋一郎さんはフェースブックで
「相模原の事件報道以降、気持ちが落ち着かない理由の一つは、リハビリキャンプでの記憶が侵入的
に思い出されるからだということに、今朝、なんとなく気が付いた。自らも障害を持つ治療者が、こっそり
と寝た切りの私たちを足で踏みつけるときに感じた無力感と恐怖感がまとわりついて離れない。

相模原の事件の被害者となった方たちが、どれほど怖かったか、どれほど無力だったかと、想像すること
がやめられない。相模原の仲間たちは、まぎれもなく、私なんだと感じている。

住み慣れた街の景色が変わって見える。ふいに襲われないかと、信頼の底が抜ける。先人たちが
何十年もかけて踏み固めてきた地盤が、大きく揺らいだように感じて、めまいがする。怒りを通り越した
無力感で、内臓ごと落ちていくような脱力感を覚える。今の願いは、もう一度、確かに私たちの受け継い
できた「生きていてよい」という思想を、仲間たちと確認し合いたいということにつきる」

内田樹さんのツイッターでは、フランスに行っているのだそうですが、国内にいるのと同じように
ツイートされています。そのなかで、

内田樹 ‏@levinassien 7月29日
病人や老人を置き去りにし、妊婦や幼児を「足手まとい」と捨てることを義務づけられた
「強者だけから成る集団」というものが仮に過去に存在したとしても、その集団は一世代
後には消滅していたはずです。まっすぐ自滅を目指す人たちを「リアリスト」と呼ぶことに
僕は反対します。

また、小田嶋さんの書いたものを読んで、一つ言い足したいことを思いつきました。それは
「弱者を含んでいる組織の方が、集団として生き延びる力が強い」ということです。
この人類学的教訓を古来無数の物語が伝えています。
その小田嶋さん文章は、昨日の「日経ビジネスonline」に掲載されています。
「誰にも正義は押し付けられない」小田嶋隆2016年7月29日(金)

そして、この文章の最後に小田嶋さんによってリンクを張られている、ヤフーの「
知恵袋」の
質問と回答は
2011年のものなのですがシェア―数が2万3千ちかくになっています。 


現職の美濃加茂市長の公判が終了&若狭勝衆議院議員

2016-07-29 23:57:00 | 日記

今日、パソコンのメールを開けたら、尊敬する郷原信郎弁護士のメルマガが届いていました。
主任弁護人をしている、1審無罪の岐阜県美濃加茂市長の控訴審が結審したことの報告
でした。

この続きを書く前に、こうした記事を投稿することについて、偏向ではないかと思われる方が
いましたら、すみませんと申し上げる以外のことばがありません。そして、そう言われてみたら、
確かに、ぼくは物事を考える際の立場が偏向していると言えるのかもしれません。ただ、
以前の投稿記事で、tさんが書かれた「公正と中立」を想い出すわけです。

僕はじぶんの人生をいい加減に生きてしまった過去を後悔しているわけですが、それで
せめて、郷原弁護士のようなひとの生き方を皆さんに知っていただけたらいいなと思って
(ご存知の方は賛同して頂けるはず)、ここに紹介させていただきたいということでもあります。

そしてまた、ここにもこうした事件があり、このような経過を辿っているということも知っって
いただけたならば、自分も例外ではないこの社会と人間の暗部をここでもまた示唆してい
るわけですし、お互い様であるじぶん自身の感じ方や考え方を顧みる参考になればいい
のではないかと思ったりもする次第です。

しかし、弁護士という仕事をとおして御自分の人生に真摯に向き合って(ということは他者
にたいしても誠実に)おられる郷原さんの大変なご苦労を思うのです。そして、こうした
理不尽な事件に巻き込まれてしまった被害者(被告人)と関係者の無念な気持ちをも思い、
想像し、考えてみるのです。

しかしまた、こうした事件・裁判の原因となる検事・警察の方々の理解しがたいような行為は
一体全体、どういうことなのでしょうか。また更に、裁判官までもが真実とかけ離れたような
訴訟指揮や判断を下すような事態が進行したとしたら、水戸黄門さまがいなければ救われ
ない時代とおなじ時代に逆戻りをすることになってしまいます。

ぼくは思うのです。難しいことはわからないわけですけど、そうした公務員さんの職務上の
真面目さというのは「公務員職権乱用罪」の構成要件を満たすのではないかと思うのです
が如何でしょうか?しかし、もしもそうだとしたら、郷原弁護士がとっくの昔に訴訟をおこし
ているはずですね。しかし、真面目さというのは怖いとおもいます。例外なしに、誰にとって
もいえることだと思うのです。 

公務員職権濫用罪(刑法193条)
公務員の違法な行政行為(法令に反する行為)の事であり、特に国民(住民・市民)の権利
利益を侵害する行為の事を言う。公務員の罪の根底を成す構成要件であり、この行為には
法令上の公務に関する作為・不作為があり、公務上の義務に反する行為は処罰する。

メルマガの記事がここ郷原弁護士のHP にも掲載されています

郷原弁護士の昨日のブログ記事、冒頭の文章から

「一昨日(7月27日)、藤井浩人美濃加茂市長の事件の控訴審第4回公判期日が開かれ、
検察官・弁護人の最終弁論が行われて結審した。判決は11月28日に言い渡される。

この事件は、全国最年少市長が、市議会議員時代の受託収賄等の容疑で逮捕・起訴され、
一貫して、潔白を訴え続け、全面否認のまま保釈されて現職市長のまま公判を戦い続けて
一審無罪を勝ち取った事件である。

検察が控訴を申立てたことで、市長が引き続き被告人の立場に立たされることになった
美濃加茂市民にとって、控訴審がどのような展開となり、いつ、どのような形で決着がつく
のかは最大の関心事だったはずだ。

控訴から結審まで1年4ヶ月と、一審での起訴から結審までの期間は5ヶ月でありその3倍
近くもの期間を要したわけだが、その間、控訴審では、この事件の特異性を踏まえた充実し
た審理が行われた結果、藤井市長が潔白であることは、一審の段階より、一層明白になっ
たと主任弁護人として確信している。」

この事件の経緯については、弁護人の立場から郷原弁護士がご自身のHPで記述されています。
その記述は合計すると23回にも亘っています。 こうした事件の弁護人を引き受けて、しかし
事件にたいしてこんなにまで真摯に向き合う弁護士は、そんなに多くはいないと思います。 
興味のある個所だけでもお読みいただけたらと思い、ここにそのURLを記載しておきます。
(実はぼくも、全てを読んではいませんのです。紹介しておきながらすみません。) 

そして、お忙しい方のために、昨日の控訴審での郷原弁護人の最終弁論の最後です。

私は最終弁論の最後を、こう締めくくった。
「弁護人は、本件収賄等の事実がすべて虚構であり、原審から一貫して潔白を訴え続けて
きた被告人が無実であることは、もはや疑いの余地が全くないものとなったと確信するもの
である。検察官の本件控訴が速やかに棄却されることで、無実の罪で市長の職を奪われ
ようとした被告人の名誉、そして、美濃加茂市の名誉が、一日も早く回復されることを切に
希望するものである。」

上記裁判の中日新聞の記事 7月29日
「藤井市長、無罪を確信 美濃加茂事件、控訴審結審」

また、表題に若狭勝衆議院議員のことを書きました。
若狭議員は現在争われている都知事選で、当初から小池百合子候補の街宣カーに乗った
りして小池候補の傍らに終始付き添っている人です。テレビ出演も多かったのでご存知の
ひとが多いと思います。

実は、郷原弁護士とは検察同期なのだそうです。若狭議員は父親が下町のタクシー運転手、
工員の家庭に育ち、中央大学
法学部から検事、弁護士にということがウイキペデイアに書か
れています。刻苦勉励のなかで法律家になったはずなのに、辞めて自民党代議士になった
若狭さんは、これから何をしたいと考えておられるのでしょうか。検事時代の若狭さんについ
て、同じ検事としてある範囲で身近に接した郷原さんの体験とその総括をとおして、若狭議員
の人物像のようなものを知ってみたいと思います。

郷原弁護士のブログ「郷原信郎が斬る」には以下の記事がアップされていて、検察官当時
の若狭議員の人となりの一端を知ることができます。
参議院選出馬の若狭勝弁護士、「法律実務家としての魂」はどこに?(2013年5月20日)

衆議院議員 若狭勝 wiki


投稿するということ、近藤誠医師の近藤理論?

2016-07-27 00:05:19 | 日記

かってな投稿ばかり重ねてしまっています。
鈍感・遅鈍・身知らずなぼくでも、すこししばかり気が引けてきております。 

しかし、でもまた、今宵も書かせていただきます。 
またかと思われる方がおられましたら、どうぞ気にしないで無視していただけたらと思います。 
そもそも、こうした投稿に気がついていない方がほとんどなのだと思います。 

それから、tさんにご紹介いただいた『モルヒネは鎮痛剤の王者 あなたの痛みはとれる
中日新聞社刊、をきょう図書館から借りてきました。とりあえずざっと見たのですが、これは買う
べき本だと思いました。第1章は(モルヒネは)「神様の贈り物」。内容については、全体のバランス
も気に入りました。読みやすいし千円はほんとうに安いとおもいます。じぶんの必携品の一つにな
りますね。紹介していただいて感謝です。
その昔ターミナルケア―が話題になりはじめた頃、ブロンプトン・カクテルという鎮痛液(お酒などを
モルヒネなどと混ぜる)のことを聞いたことを想い出しました。
しかしとにかく、この本があれば安心です。そうした事態になっても心配することはなさそうです。  

それから、過日のDさんからのコメントについては、たくさん書きたいことがあります。
それで、少しずつぼちぼちとでも書いていってみようかなとおもうのです。
Dさんのコメントについては、Dさんの許可を得ていますのでここに再録します。 

先ほど投稿したら届いてなくて要点を再投稿します。
鳥越さんのがんサバイバーとしての発言を支持します。ガン経験者の言葉は第三者には
及ばない説得力があります 。su-さんの信奉する近藤理論はがんサバイバーに希望や
可能性を失わせるものです。ガンに抗するのは金と時間の浪費、関わらないのが賢いのか。
医学も含めての科学は日進月歩です。五年後には全く新しい発想のがん撲滅薬は登場します。

人間の生存欲求は今後も大脳を飛躍的に進歩させるでしょう。先日、テレビで「時空を越えて、
宇宙人との遭遇」を見てそう思いました。」(便宜上行変えをしました。またコピペです。)

Dさんのコメントについて、ここでぼくもコメントを書かせていただくことになるわけです。
ふたりの間にある論点もどきは、①近藤理論の誤謬とその結果としての社会的悪影響につ
いて。②科学(各医学・脳科学・薬学・各生物学…)の進歩への期待とがん撲滅の可能性
について、
などでしょうか。こうした問題について、ぼちぼちと対話もどきをしていけたら僕に
とっては最高にすばらしいと思えることです。

とっても有り難いことだし、また、もしかしたらネット上の不特定者にもお寄りいただけるかも
しれません。以前、このブログのアクセスランキングをみたら、長尾和宏医師について書いた
個所が上位になっていたように思いました。
いずれにしてもぼくは、近藤医師の本を中心に、それに関連した雑誌や切り抜きを読み直し
てみようと思っています。近藤医師の本はたくさんあるのですが、最近のもの以外はほとん
ど読んでいないわけです。もちろん前書きと後書きは必読でよんだのですが。

とにかく、こうした意見交換をする場合の願いごととしては、お互いの間での(Dさんと僕
との間に限ることなく)公開合評会のような、自由で忌憚のない意見の交換が出来たら
いいなとおもいます。 そうした相互検証作業もどきのなかで、お互い様にじぶんの現在

の意見について少しでも客観的になることができて、以前よりも深まりや広がりができた
らいいなと思います。ぼくには頑迷固陋な面がつよくあってとても難しいことなのですが。

きょうは序章的な位置づけで上記のことを書かせていただいた、ということにしてみたいと
思うのです。そのような次第ですが……
それから、今宵の最後に、
ぼくがじぶんの生命について考えてみるときの前提というか、覚悟のようなことがらがいくつかある
のですけど、そのなかのひとつの前提(方向性)として、谷川俊太郎さんの「さようなら」という詩を
アップしてみます。写真のほうはすこし読みにくいので、写真版の下に活字版を書いておきます。


   さようなら

私の肝臓さんよ さようならだ
腎臓さん膵臓さんともお別れだ
私はこれから死ぬところだが
かたわらに誰もいないから
君らに挨拶する

長きにわたって私のために働いてくれたが
これでもう君らは自由だ
どこへなりと立ち去るがいい
君らと別れて私もすっかり身軽になる
魂だけのすっぴんだ

心臓さんよ どきどきはらはら迷惑かけたな
脳髄さんよ よしないことを考えさせた
目耳口にもちんちんさんにも苦労をかけた
みんなみんな悪く思うな
君らあっての私だったのだから

とは言うものの君ら抜きの未来は明るい
もう私は私に未練がないから
迷わずに私を忘れて
泥に溶けよう空に消えよう
言葉なきものたちの仲間になろう


 


太宰治のことばなどが、なぜか。

2016-07-25 01:23:04 | 日記

 奥入瀬渓流
一日一日があっというまにすぎていきます。
今、もうすでに日付が変わってしまいました。
ブログを書こうと思っていたのですが、またの日に書かせていただきます。
書かなければいけないという義務もないのです。 またどこかから書くことを期待
されているわけでもないのです。それはよくわかっているのです。
ただこうしてかってなことをつぶやかせていただけて、数人のかたには目をとお
してだけるにちがいないと思えることは、ほんとうに有り難いことです。
(上記のブログというのは、Dさんへのコメントの意味なのでした)

    自分には幸福も不幸もありません。
    ただ、一切は過ぎて行きます。
    自分が今まで阿鼻叫喚で生きて来た
    所謂『人間』の世界に於いて、
    たった一つ、真理らしく思はれたのは、
    それだけでした。
    ただ、一さいは過ぎて行きます    太宰治『人間失格』

    最後の死力を尽して、
    メロスは走った。
    メロスの頭は、からっぽだ。
    何一つ考えていない。
    ただ、わけのわからぬ
    大きな力にひきずられて走った

     間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。
     人の命も問題でないのだ。
     私は、なんだか、もっと恐ろしく 
     大きいものの為に走っているのだ   太宰治『走れメロス』
     
このブログを書き始めた時に、きょうも一日が終ったしあっという間だったなあと
思いつつ、ふっと、太宰のことばをおもいだしました。
そして、ネットで太宰の名言集をみて、上記のことばを抜き書きしたのです。

太宰治についての評論はたくさん書かれています。
ぼくはそうした太宰論は少ししか読んでないのですが、一番にひかれたのは、
やはり、吉本隆明さんの太宰論です。吉本さんは太宰についてもいろいろな場所
で発言をしたり書いてもいます。そのなかでもぼくは、『悲劇の解読』所収の「太宰治」
が最も好きです。単行本で30ページですから、太宰をお好きな方でこの本を読まれ
ていないかたはぜひお目通しをいただけたらなどとおもう次第です。

『悲劇の解読』の「太宰治」のなかで他にも大切な個所が幾つもあるのですが、短文
で意味が通じやすい個所として、例えば、

「……太宰治の文学はこの世界の全貌を開示してみせるという意味では、けっして
高度なものではない。人間とはなにか、その存在の仕方とはなにかという問いは、
本質的にはかれの作品に一度もやってこなかった。ただ人間と人間との関係から
こぼれ落ちる失墜感とはなにか、ひとが他者から疎隔されてしまうのはなぜかと
いう問いは無限に展開されている。他者との関係で<比量>が利かないのに
意味にみたされた世界は可能か、そういう世界に陥ち込んだものはどう受難す
るか。そこに作品が成立っている。……」 

「……たぶん太宰治はじぶんの出生や資質に懲罰を加えることで、じぶんの生を
必然化したいとおもったのである。じぶんの出生や資質につきまとう曖昧さは、
赦せない。人間は誰もそんなに厳しく生きているわけではないという<比量>
の論理は、太宰には通用しなかった。……>

「……とすれば太宰治の「義」は私利にかかわりはなかったが、利他の世界が欠けて
いる。かれが胸中に書かれた「義」の文字をはっきり読んでみせるのをためらったのは
そのためである。それにもかかわらず「義」の文字を消そうとしなかったとすれば、
かれになお「身と霊魂※とをゲヘナにて滅し得る者」という自負があったからである。
かれははじめてわが近代に「霊魂」の<負>の行方を確定してみせた。太宰治の
信じたところでは、それはかって何人もなしえなかった<負>の殉教であった。」
                      ※霊魂→たましい(ルビ)
  


都知事選の候補者、気になる論評!

2016-07-24 00:54:32 | 日記

もう24時ちかくになってしまいました。
食事しながら、飲みながら NHKの「未解決事件Fileーロッキード事件」の第1部を
最後まで見てしまいました。第3部は明日の放送なのです。
第2部は録画をしたのですが、見るつもりはなかった番組なのに21時まで見てしまいました。
そしてその後、友人と長電話のお付き合いをしたのでした。

しかし、この事件について当時の状況をほとんど知らなかった自分についても驚きです。
実家の仕事を手伝っていたころのことですが、ちょうど仕事がいそがしかったり結婚前後
で身の回りのあわただしさが重なっていたこともありました。でもそうしたことがら以上に、
自分のなかのなにかの結果としての無自覚にちかい何かであったはずです。

しかし、日に日に31日が近づいています。東京都知事選挙の投票日です。
選挙について、たまたま目にした記事をアップさせていただきます。時間と興味をお持ち
のかたはぜひ。
しかし、以下の記事について偏った記事だと思われる方もいるはずです。ぼくもこの記事の
内容の真偽の程について正確には分りません。自身で検証することもできません。でもかな
りの程度で記事について「そうに違いないだろうな~」と信じることが出来てしまうのです。
それは、ここで取り上げた記事だけではなく、他に今まで出会ってきたいろいろな記事の
情報も加味した、総合的な判断材料があるからなのだと思います。
もちろん、様々な情報という判断材料を取捨選択して判断をするのは、ぼくという主体の
価値観に基づく主体的な結果のわけです。 

① 知事選とは無関係ですが、大橋巨泉さんについて知りませんでした。またこのような事
  があったことも。
 <大橋巨泉の遺言「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」がテレビの追悼特集でことごとく
  カットに!その政権批判を改めて聞け
  

② <自公が推す都知事候補・増田寛也と原発ムラ=東電とのただならぬ関係>
  

③ <増田寛也氏 社外取締役だった「東京電力」との本当の関係
    
④ <小池百合子が日本会議会長らと「東京に核ミサイル配備」をぶちあげていた!
   小池は「東京のトランプ」になる?>
   

⑤ <都知事選出馬・鳥越俊太郎の“女性問題”を内調が安倍官邸の指示で内偵開始!?
   既に週刊誌にリークの動きも>
    

⑥ <小池百合子の本性は“極右ヘイト”だ! 朝鮮人虐殺を扇動する在特会系団体
   との関係も発覚、知事になったら東京はヘイト天国に>
  

⑦ この記事も直接関係してはいませんが。過日の「日本会議」投稿記事関連で。
  <「日本会議はものすごい“後ろめたさ”を抱えている」先駆的研究者・上杉聰が語る
  日本会議の最大の問題とは?>
   

昨晩はDさんへのコメントを書くと言いながら、こんな結果になってしまいました。 
少しばかりネットをうろついたのがまずかったようです。
お風呂に入っておいたのでよかったです。 


『モルヒネは鎮痛薬の王者 あなたの痛みはとれる…』

2016-07-23 00:13:18 | 日記

tさんすみません。
投稿はDさん宛てですけど、とりあえずぼくもコメントさせていただきます。
Dさんのペインコントロールも喫緊の問題です。でも以前よりもよい方向にむかっている
のではないかと思います。この点はご本人のDさんが書いてくださると思います。

しかし、日本尊厳死協会とはなつかしいです。
協会では出前講座もしているのですね。いつ頃からはじめられたのでしょうか。
そうした講座にもとても興味をひかれるし、広く世間に周知したいことです。

また、紹介して下さった「モルヒネは鎮痛薬の王者・あなたの痛みはとれる」という
本もぜひとも読んでみたいです。今、検索したら当地の図書館にもあるので予約を
しておきました。
ついでに、ぼくは暇な時間がおおいので検索しました。その本についてアマゾンの
紹介記事をここにアップしておきます。カスタマーレビューも2件ありました。
今、この本の版元、中日新聞社の紹介記事をみたら、こちらの方には目次もあった
ので、ここにアップさせていただきます。(まだ自分で読んでもいないのにおせっかい
なことばかりですみません)

緩和ケアや尊厳死と痛みどめとの関係は、切っても切れない関係がありますね。
ペインコントロールは、患者がそうした事態に直面した場合、医師の力量が問われる
のだと思います。もしもその主治医がペインコントロールについて勉強や臨床経験の
不足から事柄を熟知していない場合などは、その患者さんはひどい目にあう、という
結果になるとおもいます。

ぼくは自分ががんになった場合には、その部位にもよりますけど、基本的には「放置療法」
を選択するつもりでいます。そうした場合には、このペインコントロールは格別たいせつな
課題になると思っています。 しかしこれも、その部位によってもだいぶ異なった様相と
対応が考えられるということなのですが。 

今宵は、Dさんから頂いたコメントにたいするぼくのコメントを書くつもりでいて、先ほど
もDさんに言ってしまったのですけど、tさんの記事へのコメントになってしまいました。

でもDさん、モーガン・フリーマンの「時空を越えて 死後のせかいはあるうのか?」は
いかがでしたか。 今日のは再放送で、昨年12月が初回だったはずです。
この番組は、ほんとうによい番組だと思います。
ぼくたちが普段何気なく謎なぞのように思ったりしていることを、問題として取り上げ
てくれているわけです。 

過去の番組では、「時空を越えて 時間は存在するのか」、「時空を越えて 不老不死は
実現するのか」 などといった問題に取り組んでくれています。

もし、興味のある方は、金曜日のEテレで22時から45分間です。
次回、ぼくが番組予約をしてあるのは、7月29日(金)22時~「太陽のない世界 人類は
生存可能か?」  すみません。NHKの番組紹介をここにアップしておきます。

いままで、多分、8回ぐらいの放送になっているかと思います。 
テーマだけをみると、かなりいかがわしい雰囲気の番組ではないかと思われるとおもう
のですが、でもこれは科学番組だと思います。日本語版の監修はその筋の専門の
学者がしています。また番組のなかで発言している学者さんもすべてその世界での
第一人者であると思います。でも第5人者のほうがより正しいばあいだってあるので!

しかし、ぼくがそんなことを言っても、また思ってもまったく当てにはならない訳ですけど、
でもウイキペデイアを信頼できる範囲では、その限りにおいては確かなことなのです。
ということは、ぼくは録画でみているので、その都度、その発言者について日本語で
ですけど、ウイキを検索しているるということが、時にはあるということです。 
しかし、そうしたことがらのすべては仮説である。こともたしかなことのわけです

Dさん、明日書かせていただきたいと思います。

早寝早起き!

 


Dさんへ

2016-07-22 19:40:10 | 日記

先日尊厳死協会のシンポジウムに行ってきました。

その中で痛みについての書籍紹介がありました。癌以外の痛みにも有効だそうです

ご存知かもしれませんが「モルヒネは鎮痛薬の王者・あなたの痛みはとれる」中日新聞社

モルヒネに関する誤解・偏見をなくするために出版したそうです。

ちなみに尊厳死協会は出前講座をしているそうなので、ちょっと検討してみたいなと思っています

 


シンポジウム「『罪に問われた障がい者』の支援」

2016-07-20 09:16:23 | 日記



表題のシンポジウムが7月31日(日)、神田の「日本教育会館」でひらかれます。
主催は、「共生社会を創る愛の基金」です。
上記したサイトの冒頭に、村木厚子さん(前 厚労省事務次官)によるこの会についての
設立趣旨が書かれています。

かなり前に、パンフレットが郵送されてきていたのですが、このブログでのにぎわいの一つ
というよりも、まんいちにでもネット関連で偶然このパンフを目にして、参加につながる方
が一人でもいるかもしれません。
またこうした集まりが続けられているということを知っていただくことや、村木厚子さんが
あの事件での国家賠償金をどのように使われたのかを知ることだけでも意義があること
なのではないかと、そう思ったりしてアップさせていただきます。
ぼくは前々回の集会だったでしょうか、Dさんと一緒に参加したことがあります。
ネットでの参加申し込みが可能です。

 


鳥越さんのがん検診発言は”妄想もどき”?

2016-07-20 00:28:15 | 日記


上の写真は、チェコ・プラハ市と街のなかを流れるモルダウ(ヴルタヴァ)川です。
建物の屋根の色が一様な様子は、いやらしさとは別で、なぜか街並みの美しさを連想させてくれます。 

昨日投稿した記事に、スメタナの「わが祖国」の第2曲「モルダウ」の一部が挿入曲としてありました。
上のきれいな街並みと川の流れをみていると、このモルダウ川の源流からプラハ市までの川の流れをたどって
みたくなります。

ついでに、ここでいつも自分で聴いているカラヤン指揮の第2曲「モルダウ」を、すみませんアップさせていただきます。
もちろん、ユーチューブです。著作権などがどうなっているのか分りませんけど、いつもお世話様になっています

この曲、連作交響詩 《我が祖国》について、
作曲はスメタナ50歳の1874年~79年。先にI~IIIの3曲が初演され、全6曲の初演は、1882年11月5日
アドルフ・チェヒの指揮でおこなわれた。大成功だったが、耳の病いに冒されていたスメタナは、もはや聴くことは
出来なかった。曲は、初演の街プラハ市に捧げられており、毎年、スメタナの命日5月12日に国際的音楽祭
「プラハの春」の初日を飾って全曲が演奏される」なのだそうです。しかしベートーベンも超重度の難聴だったはず。

ところで、この前の投稿記事のtさんのコメントでは、みすず書房の社長さんが営業のご出身だったということです。
やはり、その講演でぼくが感じた社長さんの印象は、まちがっていなかったみたいですね。
しかし、あの記事に掲載されているURLは、そこにアップするにはどの様にしたらいいのか興味がありますね。
たぶん、スマホかタブレットで撮ってアップされたのだとは思いますが、かなりの程度で編集されています。

今、スマホの動画で室内の一部を撮って、ユーチューブにアップしてみたらできてしまいました
なんだか心配なてんもあるので消去するつもりですけど、おもしろそうです。
しかし、どうしたらそのようなこと(URLのアップ)が出来るのか、すこし学習してみたいと思います。 脳トレには
もってこいの素材なのかもしれません。できるかどうかお慰みものですが、面倒くさいことなので挫折しそうな
予感もしますね。 
この面倒くさいということの意味は、一般年寄りの常套句のひとつで、頭を使うのが億劫!ということなのです。
ですが、この言葉もまた、ぼくの勝手な年寄り観という、じぶんの怠けもの根性を意味すること以外のなにもの
でもない、ぼく固有の意味合いということなのですが。

今日は、朝早くに起きたので眠くなってしまいました。
ほんとうは、都知事選について書くつもりだったのですが、 あしたまた書こうかなと思います。
小池さんの鳥越さんにたいする街頭での発言にはびっくりしました。そして更に、 また。
しかし、鳥越さんにたいしては、考え直してほしい発言があります。

その発言というのは、「都民のがん検診を100パーセントに近づけたい!」
これは、鳥越さんの選挙公約の一つのようですが 、撤回していただきたい。
と思うのです。が。
しかし、そうした発言というのは、虎の門病院での治療で奇跡的なほどに、まれに見るような幸運にみまわれた、
ご自身のがんサバイバーとしての経験をかんがえると、よく分るわけです。
でも、……ここから、また、例によってぼくの”妄想もどき”が始まるというわけです。
”がんもどき”というのか”妄想もどき”というべきなのか、それとも?なのですが 


ゆく河の流れは絶えずして!

2016-07-18 13:26:08 | 日記

 

最近、目のまえの古墳から聞こえてくる蝉の鳴き声が大きくなってきました。

この画像は青森・奥入瀬渓流です。
ここに青森・十和田湖 奥入瀬渓流(阿修羅の流れ・九十九島・銚子大滝)の動画
を入れました。お暇なかたはぜひご覧ください。それなりに以上に素晴らしい画面です。

挿入曲はスメタナの「わが祖国」の第2曲「モルダウ」です。
ぼくはこの曲が大好きで、とくに朝方によくききます。僕でも知っているメロディー
なので、ご存知の方がほとんどで、じつに懐かしくて心温まる曲だとおもいます。

ところで、あす19日(火)国会議員会館前で集会があります。
”戦争させない・9条を壊すな!総がかり行動実行委員会” 
の主催です。この主催団体は、特定の政治団体とはむかんけいな任意の団体
だとおもいます。(僕は残念ながら、用事があっていけません)

しかし、この会の趣旨に賛同するひとの名簿をみてみると面白いです。
開いた画面の上のほうの「賛同者一覧」にあります。 お暇な方はぜひ!

ぼくはとりあえず見たのです。まあ、いろいろな懐かしかったり知らなかったり
する方々が、実にたくさん賛成されているわけです。
そのなかで少し気になったのは、太宰治のふたりのお嬢さんが揃って賛同されて
いたことです。ご存知のようにお二人とも、お父さんの後を継いだ作家のわけです。

太田治子さんは婚外子ですけどご健在です。津島祐子さんは今年になってから
亡くなられています。この集会の担当者の確認ミスのわけでしょうか。
でも、このお二人は賛成の立場ですけど、佑子さんのお姉さんのご主人は
自民党で厚生大臣を2度されたひとで、その子供さんも自民党の現職の
衆議院議員。
自民党支持と野党支持にわかれてしまった娘たちのことを、もしも太宰さんが
生きていてこうした状況をみたら、どんなふうに感じて、どのように言われるのか。
ぼくには、まったく想像ができません。



「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、
またかくのごとし。たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、
人のすまひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、
昔ありし家はまれなり。」 鴨長明

上記した『方丈記』の冒頭の文章は、なんだかとってつけたような引用になって
いるとおもいます。でも、奥入瀬渓流の動画も加味していただくなかで……。

とにもかくにも、人の一生と世のなかの移り変わりは、「世の中にある人とすみか
と、またかくのごとし」と長明さんもおっしゃられているわけです。
しかし、そうとばかり言いきれるものなのでしょうか……