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向日葵に天秤、弁護士さん!

2016-07-16 00:31:05 | 日記


きのうも今日も、なんだかおかしな天気が続いています。
当県の一部地域では、街のふつうの生活道路が一瞬にして、信じ難いような
濁流状態になっている映像をニュースでみました。

こうしたお天気のおかしな状態は、地球温暖化にその主な原因があるのでしょうか?
世界中の多くの科学者の間では、異常気象の原因は温暖化・温室効果ガスに起因
するのものだと言っているように思います。
でもぼくは、その温暖化論に異論を唱えているひとたちになぜだか共感をおぼえて
しまうということでもあります。 

どうもぼくの心と体のどこかには、へそ曲がりななにかが潜んでいて悪さを働いている
のかもしれません。そうでもなければ、近藤医師や池田清彦さんなどの言っているよう
な極めてマイナーな所説に惹かれてしまうということはあり得ないはずです。 

冒頭の写真、向日葵の花は好きです。
今、「出版業の危機」についてコメントを書こうと思い冒頭の写真にひまわりを選んで
アップしているときに(tさんにお誉め頂いたことでもあるし)、そういえば、向日葵は
弁護士バッジに使われているし、そのバッジの中心にある天秤も、昨日ぼくが投稿した
コメントにも関係しそうだということで(「公正と中立」)、ちょうどいいタイミングだと
ひとりがってんをしているというわけでもあります。

第二東京弁護士会のHPには、バッジの説明が書いてありました。
ひまわりは太陽に向かって明るく力強く咲くということから自由と正義を、
 はかりは公正と平等を表しているんですよ
      
この写真が弁護士バッジですけど、単純率直でとてもわかりやすいデザインです。
上記の弁護士バッジの説明は、子供さん向けのコーナーにあった記事です。 
でも、しかし、こうしてまたいつもどおりの、おしゃべりをしてしまっているとおもいます 

ところで過日の投稿記事、「出版業の危機」に記載されていたURLの動画を拝見しました。
講演を聞く前は、出版の危機の話なのかと思ったら、出版業の危機についてなのでした。
こまかいことは分らない訳ですけど、話をきいているなかで、数年前に吉本隆明さんの3周忌
のイベントで、『吉本隆明全集』全39巻、平均単価6000円(現在第10回配本)の出版につ
いて話をされていた晶文社の社長さんのことを想い出しました。

ここで社長さんがいちばんに言われていたことは、 この全集を出すことは実は大変な、
冒険的なことでもあるのです。 ということでした。むかしは大手とはいえない出版社でも、
全集本を出していたように思うのです。でも最近はほんとうに少なくなってしまったみたいです。 

講演は、筑摩書房の社長さん、岩波書店、みすず書房の社長さんの興味深い話でした。
演題は<信州ゆかりの出版社社長が語る 「出版と図書館の未来図」>

少し飛ばし見傾向でみたのですけど、それぞれの話がそれなりに面白かったです。
筑摩の社長さんは、廃刊になった雑誌『展望 』と臼井吉見さんについて少し話されて懐か
しかったです。岩波の社長さんは『世界』の編集長をされていた方だからか、一番硬そ
うな話をされていたような感じがします。
出版社の売り上げ減と図書館の貸出数増加の関係は、想像どおりなのでやっぱりと思い
ました。図書館はいつでも賑わっていて、老齢者の避難場所のような趣もあります。
また、スマホやタブレットの出現の問題性についても言われていたのですけど、これは
新聞業界についても同じようなことが言えるわけです。

みすず書房の社長さんの歯切れのいい人を引き付けるような話し方は、聴きやすかった
ですね。それに、出版社・書店・読者・図書館の関係性についての話は面白かったです。
かってな想像ですけど、社長さんは営業畑の出身の方なのかもしれません。
でも、みすず書房の社長さんだから、それはあり得ない話でしょう。

筑摩書房のイメージはなんとなく中間的な感じがします。中間的と言っても僕以外の人
には通じないですね。でもそうなんです。岩波書店は岩波ですから、別格大本山?そして、
みすず書房というと、硬くて難しい本が多くて、しかも高そう。……などと、いい加減なこと
しか書けないのです。

でも、ウイキで検索したら面白い結果になりました。(どうでもいいことですが)
岩波書店、従業員約200人(資本金ナシ非上場)
筑摩書房、従業員約 86人(資本金7350万円)
みすず書房従業員約  19人(資本金1000万円) なのでした。
みすず書房が出版社のネームバリューの高さに比べて、会社の規模が小さいの
にはすこしびっくりでした。

でも、先ほどの講演会の話ですけど、講演を聞いておもったことは、図書館が本など
を購入する時に、出版社と著作権者にたいしてそれなりの対価を払うといったこと
は考えられないのでしょうか。現在どうなっているかも知らないのですけど。

出版業の危機という問題は、日本の文化の危機であり、国力の衰退に結びつく事柄
でもあると思います。なので国や地方自治体の予算をつかってでも、出版・出版関係
を保護していく道筋をかんがえたほうがよいと思うのです。
日本国の文化予算の少なさというのは、先進国のなかでも一番くらいに低いのでは
ないでしょうか、たしか文化予算がトップのフランスは、日本の5倍くらいだったような
記憶があります。

また、これからは電子図書なども、今とは比べものにれならないように普及・進展して
いくのだとおもうのです。アマゾンでもキンドル版だと即刻手元で読める訳だし、値段も
書籍よりも割安なわけです。
こうした電子化の問題も、上記に関係する文化・科学・教育・健康・経済などなど、
相関的な枠組みのなかで、これからのおおきな課題なのだと思います。 

 


どうしたらいいのやら!

2016-07-14 23:51:30 | 日記

 
”公正と中立”
「公正と中立とは何でしょうか?」の記事には考えさせられます。
ぼくは、公正とか公平とかということばを目にすると、すぐに正義ということばを連想してしまいます。
たしか聖書のなかに、”公平と正義”という言葉がなんかいかでてくると思うのです。
そしてなぜだかそのことばが、自分のなかのどこかに残ってしまっているのです。
その言葉がでてくる個所や文脈もコンコルダンスを引けばすぐ分るのですけど、でもそういった
レベルではなく、なぜだか子細はよく分らなくても感性の次元での心地よさとしてなのですが。 

「主観である意見について誰が公正と中立であると決めるのでしょうか?無理です」
ほんとうにそう思います。正義だってそうですよね。主観・客観とか実存とか、考えようと
しても自分の頭が働いてくれないのですけど、こうした問題って本質的な課題であることは
間違いないことであると思うのです。

この数日間の日本国内の動きのあわただしさは格別です。
内田樹さんのツイッターに寄ってみたら、つぎのようなツイートが目につきました。
(7月11日)

「世界がこれからどう変わるか、誰にもわかりません。アメリカがどうなるか、EUがどうなるか、
中東アフリカがどうなるか、中国やロシアや北朝鮮がどうなるか、誰にも予測できません。
日本国民が慣れ親しんだ「アメリカ任せの属国マインド」では転換期は生き抜けません。

「アンテナの感度を上げて、情報を精査して、できるだけ多様な視座から、ものごとを観察し、
吟味し、文脈を読み、適切な解を選択してください。「ラベルを貼って終わりにする」という
思考停止的な態度は皆さんの知性の働きを危うくするだけです。というのが僕から若い市民
たちへのメッセージです」

この下線を引いたことばは、若い人たちへのメッセージだということです。でも、若い人たちへ
というよりも、今を生きている人びとすべてが、そのような心構えが必要で、求められている
のだと思うのです。
でも、そのような、感じ、考えるという主体的な働き方を人にたいして求める、という主体は
何なのでしょうか?でもここで主体というと、違うのかもしれません。そうした感じ、考えると
いうような”主体性”というひとの在り様は、ぼくたち人の存在のどこからでてくるのでしょうか?
そして、……いつものように、何がなんだかぐるぐるまわりで分らなさが循環するわけです。
 


出版業の危機

2016-07-12 15:32:29 | 日記

選挙が終わりました。

私の選挙区では元ニュースキャスターが圧勝しました。

意外だったのは、若い世代が政権党に投票した割合が高いことです。

「皆が良いという」方へかたむくのか?昔はバランス感覚が存在したと思うのですが・・・

先日の出版3社の社長の講演を動画にまとめました。

46分のロングバージョンなので、おヒマな時にご覧下さい

https://drive.google.com/file/d/0B1zZygmydXvPZnVSQUM1RkpkTUk/view?usp=sharing


公正と中立

2016-07-10 08:07:00 | 日記
きょうは投票日。メディアに公正と中立を求めるという意見がありますが、
そもそも、公正と中立とは何でしょうか?

主観である意見について誰が公正と中立であると決めるのでしょうか?無理です。

つまり、この場合の公正と中立は意見など言うな、無言でいろ、ということです。
そういう要求をする人達、どう思います?それを念頭に投票して欲しいものです

suさんいつも素敵な写真ありがとうございます。

参院選、賢い選択でありますように!

2016-07-09 23:06:46 | 日記


今日、期日前投票をしてきました。
雨が降っていたせいか、投票所のなかは閑散としていました。
投票所は大きなショッピングセンターのなかに設置されているのです。
ショッピングセンターのなかは買い物客などで大変なにぎわいでした。
また、投票所のすぐ前のスタンド式のケーキ売場は10人以上の列なのです。 

それで、投票した後でそのセンターのなかを歩きながらおもったのです。 
「どうして、店内で期日前投票ができることについて、アナウンスがないのだろう」。 
また、「そういえば、市民への”投票をしましょう”といった街宣カ―での広報活動は
一度も聞かなかった」。
これって、自治体の怠慢なのではないでしょうか!
いまネットでみたら、 都道府県選挙管理委員会、市区町村選挙管理委員会などは
その職務として「選挙の啓発活動」を課せられているみたいですね。

しかし、投票については、どの党とひとにしようか迷いました。
選挙区については、ほとんど迷うことはなかったのです。でも比例区では、党とひと
の選択肢がいろいろとあって、一人で3票くらいあったらいいなと思いましたですね。

投票した内容については、プライバシーなので書けないのです。がこれはウソですね。
少し前にSNSをうろついてみたら、東浩紀(作家・思想家)さんが自分のHPで昨日、
その冒頭、「ぼくは民進党に入れる」とあったのでびっくりしました。

そして続けて、
参院選で、だれに、あるいはどこに入れるか。いままでぼくはこういうとき、いつも言葉
を濁してきた。そして棄権を匂わせてきた。だから今回も同じだろうと思うかもしれない。
けれどもじつは今回は違う。ぼくは棄権はしない。白票も入れない。ぼくは民進党に入れる。
選挙区も比例区も民進党に入れる。
なぜか。理由は消去法だが、はっきりしている。……」

じぶんの支持政党をハッキリとした形で公言しているひとはいても、投票した内容に
ついて政党名を活字で明らかにした人については、ぼくは初めて目にしたと思うのです。
ある人がある政党に投票するだろうな、ということについて予測が出来て、その予測が
多分間違っていないであろうといったはよくあるわけです。でも、東さんのこの発言には
おどろきました。 

東さんが今年初めてそうした発言をしたということは、僕の憶測のぶぶんでは、東さんは
東大・東工大・早稲田などの客員教授などを歴任したり、今でもネットや自身の会社で
若者たちと思想活動を活発にしているので、そこで身近に接する若者たちへの影響を
考えられてしたことなのではないかとおもうのです。18歳以上は今年からですしね。
そして、東さんのこうした(上記した東さんの発言では、その後に東さんの民進党支持の
理由なども書かれています)意見に対する僕の考えは賛否相半ばするといったところです。

話題は変わるのですが、現在国立大学の先生方は(当然私立大学も)選挙活動をして
もよいわけなのですよね。公務員ではなくなっているということなのでしょうね。
「国立大学法人の職員の身分は非公務員型であり、国家公務員法、人事院規則等の
国家公務員に適用されている規定が適用されなくなり(非公務員化)、労働基準法、
労働安全衛生法等に基づいて各国立大学法人が自主的に就業規則を定めることと
なった」ウイキペディア
もっと調べたほうがよさそうですけど、時間がないので。 

明日は久しぶりに、テニスをするコートがないのです。 ホームコートは学生の大会です。
そうした場合にいつも使う代替コートも、大会で使用するのです。
壁打ちだったらいつでもできるのです。

  


朝日新聞は”真実”を伝えているのでしょうか?

2016-07-08 11:52:52 | 日記

 

この花”アガパンサス”は、<ギリシャ語のagape(アガペ 愛)とanthos(アントス 花)の2語の組み合わせで、
このため花言葉は「愛」や「恋」にちなんだものが多い>のだそうですーウイキペデイアー

しかし、この花の名前が、エロース(恋愛的愛)からではなくアガペー(無償的愛)と結びつけられたというのは
何故なのでしょうか? (エロスErōsとは、ギリシャ神話に登場する恋心と性愛を司る神ーウイキ。また”愛”、
普通には
恋愛・性愛の意味ー広辞苑)

”アガパンサス”ではなく、”エロスントス”とか”エロサントス”とかだと、エロっぽくなってしまうのかなー?
でも、この花の紫色はじぶんも大好きだし、エロっぽさにむすびつくなにかを少しは感じなくもないですね~
いったい、だれがどのような意味合いから、エロスではなくアガペーを結ぶつけた花の名前にしたのやら?
この写真はある神父さんのHPからの無断借用で、ほんとうはルール違反なのかもしれません

参院選の投票日が明後日になり、SNSの世界もあわただしくなってきています。
先ほどメールを開けたら、孫崎亨さんのメルマガが配信されていました。
内容は、このところ間欠的にされている朝日新聞ウオッチなののですが、今回の内容についても肯定する
次第です。 

孫崎亨のつぶやき 7月8日
「朝日新聞、参院選挙報道精査すれば、もう「新聞」(重要出来事・論点を報ずる)ではない。「新聞」のふりをした
政府隷属機関だ。国民は朝日新聞の現状を知る必要がある」
 

上記記事は、有料メルマガ(月額108円)なので、途中で尻切れになってしまいました。許容範囲のはずですから、
上記記事の続きを下記させていただきます


 「朝日新聞7月7日夕刊は連続して記載している「2016参院選」のシリーズで「身近な雑誌、政治特集」
「漫画誌やファッション誌で」のタイトルで報道した。今、大手マスコミがきりこまず、週刊誌が政治問題の
確信をついていることが注目される。

 女性自身7月19日号グラビアで「日本が危ない!選挙へ行こう!!」 「最大の争点は?改憲?。日本は
大きな岐路に立っています!」と特集記事。安倍自公政権、大阪維新などの改憲勢力により平和、民主主義
そして基本的人権が最大の危機にある!と報じた。

更に荻原博子「参院選後に私達を襲う8つのムチ、年金カット、配偶者控除の撤廃」等も記載した。
7月19日号は7月5日発売であるから、7月7日日の新聞掲載には、5日、6日の2日がある。

 で、7日の夕刊はどう報じたかと言うと「改憲草案は一見問題がないように見えるが、よくよく読むと国民に
様々な制約が課されかねない内容」との編集長談話を掲載している。

 「改憲草案は一見問題がないように見える」ではないはずだ。ともあれ、女性誌を報道する形を取りながら、
最新号の「日本が危ない!選挙へ行こう!!」 「最大の争点は?改憲?。日本は大きな岐路に立っています!」
は報じない。

 7月5日スクランブル交差点「訴え音のるつぼに」午後4時野党党首の練り歩きが始まった。「握手しても触って
もいいですよ」午後6時安倍首相が候補者の応援に姿を見せた。「最大のテーマは経済政策」と力をこめ、聴衆
から拍手が湧く。

渋谷スクランブル交差点での最も大きな出来事は三宅洋平が選挙フェスタで大量の聴衆を集めたことだろう。
全く言及がない。朝日は「2016参院選 東京の風景」を朝刊で連載した。7月1日「タワマン林立地方が見ると」
「人材と富 田舎に還元を」、「地方創生」を掲げ、一極集中の是正に向けて「意欲ある自治体を支援する」と打ち
上げた安倍政権。。。

 3日「今こそ憲法を考えよう」4日「選挙の前にこの一冊。書店長とコミック担当に聞く」6日「街角から1/1122万票」
JR秋川駅前 聞こえぬ演説の声7日「動画に工夫思い届け」8日「街角から1/1122万票」閑静な中熱い賛否、
杉並区向井公園朝日新聞の一連の報道は徹底した争点隠しと候補者隠しである。時折、安倍首相の発言、
動向を入り混ぜさせる。実に巧妙な操作である。

 朝日新聞の記者は優秀である。なんとなくもっともらしい記事を書く。だが選挙戦徹底しているのは?安倍政権に
批判的論調は明確に出さない、?重要争点には言及しない、?選挙報道はしているというアリバイ作り紙面は作るが、
投票とは全く関係ないトピックを連ねる。?安倍首相の主張は巧みに滑り込ませる。

 朝日新聞はリベラルの新聞でもなければ公平でもない。「新聞」を装う「安倍政権機関紙」だ。

孫崎享のつぶやき 7月7日
「日本を悲劇に導く根幹は、今日本の報道の自由度は世界で72番目と異常な状態なのに、国民はそのマスコミ
に大幅信頼よせている」
孫崎享のつぶやき 7月8日

以下は、上記で尻切れトンボになった記事の続きです。


 ■  総務省が2015年5月19日に情報通信政策研究所の調査結果として発表した「平成26年 情報通信メディアの 
    利用時間と情報行動に関する調査」の公開値より http://www.garbagenews.net/archives/2153900.html

 ■  テレビ 67.3% ■  新聞 70.6% ■ インターネット 31.5% ■  雑誌 17,1% 
 ■  R評価

 ■  今日、国民のメディアへの信頼度長い歴史の上に形成されている。
 ■  今日の安倍政権に対し、メディアが如何に歪められているかを検証しない場合、過去同様の信頼を置く。
 ■  これが今の日本の悲劇だ。
 ■  新聞で信頼度が高いとみられる朝日新聞の今次参議院選挙に対する「争点隠し」「候補者隠し」は酷い物であった。
 ■  今次選挙の最大の問題は、自公等の改憲勢力が3分の2をとるか、そして3分の2をとった場合、非常事態条項と
   言う如何に危険な改正をしようとしているかがほとんど報じられてこなかった。
 ■  日本を悲劇に導く大きな悲劇は信頼に足りない大手メディアが国民がこれを大幅に信頼している所から出ている。

 
 

 


気になった地方紙の記事!

2016-07-08 00:00:32 | 日記

もうすぐ参議院選挙の投票日なんですね!
すこし前に、酔眼朦朧のなかで気になった記事なのですが

新聞は地方紙がダントツです。そう思う昨今です。

「危機にある?民主主義 豊田洋一論説委員が聞く」 東京新聞<考える広場>6月25日
ー語る人ー 森政稔(もり・まさとし)さん、東大大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。
1959年、三重県生まれ。東京大法学部卒。同大大学院博士課程中退。筑波大社会科学系
講師などを経る。専攻は政治・社会思想史。
著作に『変貌する民主主義』『迷走する民主主義』(ちくま新書)など。 

「時代の正体<350>思想家・内田樹さんが語るEU (上)-不安が生む善悪二元論-
 民主主義考 神奈川新聞 7月6日

「時代の正体<351>思想家・内田樹さんが語るEU (下)-スローダウンし見極め-
 未来は不透明であるー。思想家の内田樹さん(65)はそう断言する。先行きの見えない
 世のなかで、私たちはなにを選択すべきか。 神奈川新聞 7月7日

(読者登録(無料)をしないと、記事の全てを読むことが出来ないかもしれません。)

 


水上貴央弁護士のことば!

2016-07-07 00:43:32 | 日記

          
参院選、改憲勢力3分の2迫る  自民単独過半数も視野 
終盤情勢 2016/7/5 23:02 日本経済新聞 電子版 

以下は、フェースブックやブログ、ツイッターで拡散されている水上貴央弁護士の
フェースブックの文章です。
(僕は昨日、友人からのメールで知り、今日は孫崎亨さんのブログでも拡散希望と。
水上弁護士については上記をクリックして頂くと、所属弁護士事務所HPの略歴紹介
が記載されています。)
 
「 ー最近の自民党もずいぶんむちゃくちゃやっているけど、民進党もどうも信用できないし一枚岩じゃないっぽいし、
 共産党ってこわーい。
 イギリスのEU離脱とか、国際情勢も不安定だし、こういう時はやっぱりなんだかんだ安定
 を求めたいし、与党に入れとこうかしらー


っていうひとって、結構多いんじゃないかと思います。
普通の感覚だと思います。
 
そういう人にお伝えしたい。
  
1 安定を求めるなら、その選択肢は間違いです。
今回政権与党に勝たせたら、憲法を憲法じゃないものに変えられる、という激変中の激変が生じる可能性が、
無視できない大きな可能性として存在します。

 
2 今回、あなたが野党に入れて、野党が勝っても、政権交代は起きません。そもそも衆議院選挙じゃない
ですから、政権選択の選挙ではありません。当然、経済政策等が劇的に変わることはありません。むしろ、
たいした変化は起きないのです。

 
3 民進党が信用できなくても、共産党が怖くても(私は実際どうなのかは知りませんが)、そんなことは
はっきり言ってどうでもいいのです。彼らが今回ちょっと勝ったって、どうせ与党になるわけではないので
すから。いま重要なことは、現在の政権与党を今回勝たせたら、日本が立憲民主主義の国でなくなるか
もしれないということです。

 
4 わかりやすくデフォルメして言えば、あなたが共産党に投票しても日本が共産主義の国になる可能性
はゼロですが、あなたが自民党その他の改憲勢力と言われる人たちに投票すると、日本が立憲民主主義
の国でなくなる可能性が、現実的危険として生じます。

 
5 今回野党が勝つとどうなるか、その場合の変化は、むしろ自民党の中に生じます。自民党の中で、
本当はあんな改憲草案は憲法じゃないよねと思っている人たち。日本は、分厚い中間層をしっかりと回復
させながら内需主導の経済を確立し、自由で民主的な国としてしっかり国際社会の信頼を確保していか
ないとね、と思っている人たちが、ついに意見を言い始めます。

 
6 あなたが信頼し、国際情勢が不安定な時には安定感を求めて応援したいと思う自民党って、むしろ、
そっちの人たちじゃないですか?あなたが今の自民党に投票することって、そういう懐の深い保守政党
だった自民党の息の根を止めることになりませんか?

 
7 ちまたで、今回ばかりは野党に、という声が出始めているのは、つまりそういうことです。今回ばかりは
「新しい判断」が必要です。

 
8 もちろん、投票行動は、それぞれの判断です。ただ、少なくとも、選挙には行きましょう!絶対に行きましょう!
          
「私は絶対に改憲は認められないという話はしていません。憲法には改正手続きが定められていますから、
熟議のうえで、適切な改憲はなされる場合があり得ます。

ただし、今回の自民党の改憲草案(これは政権与党による最新の明文の改憲草案ですから、政権与党の
憲法観であると理解して当然です)は、あれ、立憲主義的な意味で、憲法ではないです。
 
表現の自由などにわざわざ制限規定を入れ、国民に憲法尊重義務を課し、それ以外にも、家族仲良く
みたいな道徳規範を含め、義務を課しまくるような法は、憲法ではないのです。
 
憲法というのは、国民がもともと当然に持っている人権を国として確認し、ときの為政者や多数派の横暴に
ブレーキをかけるものであって、国家のために国民の義務を規定するものではそもそもないからです。
 
ですから、今回の争点は、改憲ではありません。
憲法を破壊し憲法でないものにするか、立憲民主主義の国で居続けるかどうか、です。

私は、いろいろ考えた結果、現行憲法は変えなくても十分に国民の利益を守れると考えていますが、
しかし別に、立憲主義、民主主義の枠組みの中で、憲法の改正を議論するというのなら、堂々と
それに応じたいと思います。
それこそ、憲法第9条の改憲の議論とか、正面からすればいいと思っています。議論自体を圧殺する必要
はありません。
 
しかし、憲法を破壊するという提案に、対案を出す必要はありません。
 
今回の選挙の争点は、改憲ではなく、立憲民主主義の国で居続けるかどうか、です。」
           


錦織途中棄権でも、プールの季節です?

2016-07-04 23:26:02 | 日記


テニスコートの隣にあるプールがオープンしました。
まだ土・日だけの開場なのですが、昨日の日曜日は久しぶりに子どもたちの元気な
声を聞くことができました。
こどもたちの元気いっぱいで嬉しそうな歓声を耳にすると、こちらの方も元気になり
こころが弾むというわけです。

「知性のオーラ」をよみました。
岩波書店の社長さんに知性のオーラを感じられたということです。
神保町の交差点の岩波ビルの最上階だったかには岩波ホールがあって、何度か
映画を見にいったことがあります。ウイキをみていたら、ホールの支配人の高野悦子
さんは岩波家のお身内の人だったんですね。そのお名前は僕も知っているくらいの
著名な方だったはずです。

それにしても、教育県としての信州は昔から有名なわけです。
でも、有名なのはなぜなのかといった理由については調べたことも聞いたことも
ありませんでした。
でも今、暇にあかせて信州出身の出版関係者を調べてみたら、信州出身の出版人
は60名もいて、また大手系出版社の創業者が15人もいるのだそうです。
この数字は国内でも断トツに多いそうですから、それだけでも教育県という資格は
十分すぎるわけです。

信州人の創業者でぼくが知っていたのは、「理論社」の小宮山量平さんくらいでした。
後は、新宿「中村屋」の相馬?さんでしょうか。この方の自伝を買ったことがあります。
昔の話ですけど、ハードカバーではなくソフトカバーというのでしょうか、廉価版の
体裁で懐かしいですね。もしかしたら岩波でだったかも。でも確か処分してしまいました。
中村屋はカレーと和菓子で有名な店ですけど、相馬さんは文化面での貢献度も高かっ
たのではなかったかと。その、文化人との交流が広くて深く、金銭的な援助なども
たしかしていたようなおぼろな印象になってしまっています。キリスト者でもあった
ような記憶があるのですが。しかし、みんな忘れてしまいますね。
最後の最期に残るのはなに、なのでしょうか?必要なこと、なくてならぬこと、
というのは何なのか?……

トルストイの民話風な短編に『人はなんで生きるか』というのがあったと思います。
ここのメンバーのNさんのHPにも、この本のことが確か記載されてあったと思います。
Nさんお元気だと拝察いたします
『戦争と平和』に代表されるレフ・トルストイも懐かしい!こうした機会でなければ
二度と思いだすこともなかったです。その昔、お世話になりました。右も左も、
今よりもずっと分らなさが顕著だったころ、高校生の真ん中ころに武者小路さん
から紹介されて出会ってしまいました。この方に出会わなかったら、ぼくの貧しい
人生航路は今とは大分違っていたことは確かです。
「乞食にならなければ幸せにはなれない」は、この方から受け取ってしまった
メッセージの中核なのでした。弁証法とか方法序説!とか、いまでも分らないような
序章へと試行錯誤するすこし前のことでした

錦織圭のウインブルドン4回戦は、錦織が脇腹の痛みで途中棄権でした。
さいしょから棄権するべきでした。NHKも気をきかせて急きょEテレで生中継をし
たのですけど、残念な結果になってしまいました。 

脇腹の痛みは、この前の別の大会で痛めた個所なのです。後遺症が残らなけ
ればいいのですが、まだ若いのですから無理をしないほうがいいです。
それにしても、あのような痛々しい錦織の戦いを見たのは初めてです。

スポンサーや放映権をとったNHKやwowowなどのことを考えたら、試合当初
からの棄権といった選択肢は考えられなかったのかもしれません。
頑張ってほぼ2セット、約1時間を戦いぬいたわけですから、立派なことです。 
錦織はやっぱり、「元気はつらつオロナミンG」でなければ!
 


錦織4回戦、8強だガンバレー!

2016-07-04 12:16:21 | 日記

(少年時代の錦織圭)
現在テニスの世界では、ロンドンのウインブルドンで世界4大国際大会の一つである
「ウインブルドン選手権」が開催されています。
日本の錦織圭選手も3回戦を勝ったので、今日は4回戦にチャレンジです。

そして、
tさんそうなんです。ジョコビッチが負けたなんて信じられないことなのです。
とにかく、ジョコビッチの凄さというのは、去年から今年にかけて世界4大大会を連続し
て優勝したわけですが、他の記録や昨年の年間収入も60億円といった点をみても、
テニス愛好家の誰もが納得できるNo1のプレーヤーなのです。因みに錦織選手の
年間収入は36億円(世界のプロ選手で29位、2016年経済誌『フォーブス』による)。
ただし、どの選手でも収入の約7割はスポンサー収入なのだそうです。
またこの連続優勝というのは、4大大会140年の歴史のなかでも、3人目でしかない
快挙なのです。

まあテニスに興味をもたれてない方にたいしては、ゴメンなさいということなのですが。
ジョコビッチが負けた相手は、世界ランキング41位のアメリカの選手なのです。
高速サーブが特徴の選手で、ジョコビッチから4セットの戦いで31個のサービスエース
をとったというのですから、ビッグサーバーとしては世界屈指の選手です。
テニスにかぎらず、スポーツの勝敗というのはどのような試合でも、いろいろなアクシデント
やそのときの様々な条件によってかなりの程度で左右されるわけです。いわゆる”時の運”
ということなのですけど、そういった面はかならずあると思います。実力にプラスして、ある
いはマイナスとして”運”や”つき”といった側面がかならず伴うということなのだと思います。

それで、今回のジョコビッチなのですけど、実力の差以上に運がなかったと言えそうです。
降雨による2度にわたる中断は、お互い様なのですが、大事な場面での審判の判定が
間違っていたという、あってはならない誤審があったとも報じられています。
ただし、誤審といってもテニスの場合には、選手が誤審と判断したときには即刻、選手は
主審にたいして異議申し立てをすることが可能なのです。ただし、その申したての回数には
制限があるのです。

そして再判定というのは映像による判定装置で行われます。コートの周囲に多分、10台
くらいのカメラが設置されていて、そのカメラで撮影した画像をコンピューター処理をした
動画映像が、場内のスクリーンに映し出されて、選手は観客や審判ともどもその結果を
見つめるということになります。
スクリーンにはコートのラインとボールが着地する様子がアップで映し出されるので、その
ボールがアウトなのかインなのかは一目歴然として判断できるということになります。

ジョコビッチは、その異議申し立ての回数が尽きてしまっていたので、その一番大事な
ポイントで審判の判定の誤りを受け入れざるをえなかった、らしいのです。
ただ、審判というのは審判台に座っている主審以外に、線審として7人~9人いるのです。
ですので、誤審はそんなに頻回にあるわけではなく、その試合はすこし頻度が高かったのか
もしれません。つまりビッグサーバーによる強烈なサーブやボールスピードが速いボールが
多く、線審の判定も少しばかり難しかったのかもしれません。 

でも、そうした少しばかりの”時の運”がジョコビッチに不利に働いたにしても、セットカウント
を「1勝-3敗」で負けてしまったというのは、ジョコビッチの不調と相手選手の好調が噛み
合ってしまった結果なのだと思うのです。
そもそも 、世界ランク30位くらい迄の選手の間の実力の差は、紙一重でしかないというのは
確かなことだと思うのです。 錦織は現在世界ランク6位ですが、今日の相手は13位。
M・チリッチ(クロアチア)過去世界最高ランク歴が8位の選手で、対戦成績は錦織の7勝
3敗。たぶん勝てると思うのです。
とにかく、なんだかんだ、気晴らしにしてもなににしても、期待したいのですが~   

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