はらじゅく86のブログ

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Nです。手術を終えた報告。

2017-06-26 16:28:58 | 日記

正しくは「手術を受けた報告」ですね。

先週木曜日に“脊髄刺激療法”の手術を受け、四日を経過しました。みなさん、励ましのメールや面会までしてくださってありがとうございます。ほんとに大きな励みになりました。術後少し落ち着いて、ここに報告する余裕ができました。

 首の後ろ、脊髄硬膜外に電極を埋めて電気刺激を送り、痛みを緩和する療法です。

電極の位置が安定するまでは、この治療自体の効果ははっきりしません。でも、徐々に安定したように感じています。術後すぐはコントローラの扱いも不慣れで、恥ずかしいことに夢で蛇に襲われて!(◎_◎;)飛び起きた時はコントローラのケーブルが抜けてちょっとしたパニックになりました。

きょうは骨レントゲン撮影を受けました。ケガして27年目に初めて左側臥位になり、撮影が辛かった〜〜。しかし直後の回診で画像を見せてもらい、「フムフム(^_^)v」と納得。プログラムされている刺激のうち、自分にあっている刺激感と強度を試行錯誤しています。

術後、経過を見ながら抜糸まで二週間入院しています。また報告いたします。読者のみなさん、病院のスタッフのみなさんに感謝します、


自分の時間の使い方

2017-06-19 14:42:33 | 日記

 

本を読んでいたら、こんな記述が目にとまりました。

「自分の時間の使い方をちゃんと考えたほうがいい。自分の時間が自分の人生の集積になるのだから」

当たり前のようですが、案外気づいていないことかもしれません。

以下の記事を読むにつけ、取り返せない自分の時間を奪われた悔しさ、そして尊厳を取り戻すために自分の時間を使わなければいけない無念を思うと胸が痛みます。

しかし、きっとその時間は彼女の未来を照らすと信じたいものです。

 


信じ難い“レイプ事件”の経緯をご存知ですか?

2017-06-18 23:00:34 | 日記

 

明日(19日)は太宰治を記念する「桜桃忌」です。この日は太宰治の誕生日であり、
玉川上水に入水自殺をはかりその亡骸が発見された忌日だそうです。
東京地方のあしたのお天気は晴れて暑い一日になるとの予報です。ぼくも行ってみた
い気持ちもあるのですけど……。
三鷹市内ではいくつかの記念イベントも開かれるのでしょうか。お墓がある禅林寺に
は、若者たちをメインにたくさんの太宰ファンがお参りに駆けつけるのでしょう。
(三鷹市のホームページの中にある「太宰治と三鷹」 

それから、太宰治の記念館が2019年4月、井の頭公園にできる予定だそうです。
完成したら、ぼくも是非とも行ってみるつもりです。
日本経済新聞の記事では「……新設するのは「三鷹市立太宰治文学館」(仮称)と「同市
立吉村昭書斎」(同)。文学館は太宰の遺族から寄託されている遺品・資料など約80点
を展示。書斎は吉村の自宅敷地内にある約30平方メートルの書斎を移築する……」。

(日経新聞の記事「東京都三鷹市、井の頭公園内に太宰治と吉村昭の記念施設」 )

◆下記のような“レイプ事件”の経過をご存知でしょうか?
(下記の記事の一部は19日に、修正・追記をしました)

レイプの被害届を出したのは、ジャーナリストの詩織さんです。彼女が異例の素顔
という形で、しかも、実名公表で
の会見をされたわけです。こうしたことは前代未聞
と言ってもいいのではないかと思います。

詩織さんは「レイプという行為は私を内側から殺しました。レイプは魂の殺人です」
と涙ながらに訴えています。この悲痛な叫びに何とか応えていきたいと思うのです。 

この事件は、その実態を知れば知るほど知らされた側も疲れます。ですから、当事
者である詩織さんご本人の心身の疲労のレベルは、ぼくの想像に絶することです。
詩織さんはほんとうに正義感がつよく、不正義と闘うたぐいまれな気力をお持ちの
方なのだと思います。このようなことは、たとえば、第二次世界大戦の戦火のなかで
無惨
な死を遂げさせられた、とくに若者たちの無意味な惨死を想起・同致すること
なくしてはなし得ないことです。でも、いずれにしてもぼくには、どう転んでも絶対に
できないことです。 

加害者側の山口氏については複数のテレビ局のコメンテーター(安倍首相事件に
ついての) として何度も視聴しました。時事通信の田崎氏とともに、安倍首相擁護
の発言ばかりが目立つ存在でした。 

ぼくが下記にアップした記事は、すこし前にこのブログに投稿したいと思い保存して
置いたものなので 、最新の記事ではないかもしれません。でも、事件の経過として
は訂正部分もなく、現在進行中の事件のはずです。 今後の成り行きをしっかりと見
つめてゆきたいと思うのです。 

ここでひとつ特記したいことは、下記した記事の殆どがいわゆる大手4大紙とかのメディ
アではないことについてです。テレビ報道も含めてマスメディアの大手さん方は、その
殆どが沈黙してしまっています。この記事の最下段のブログにもどなたかが書かれて
いたと思いますが、何故なのか、どうしてという思いが消え去ることはありません。 

また、つぎのような記事もみかけました。(この内容についてはぼくは検証していません)
でも、詩織さんのツイッターを見ただけでも、そうしたことは予想できます。
「会見翌日の昨日(30日)からは、被害者に対する右翼の猛烈なバッシングが溢れ、
数の上では同情や共感の声よりも多くなっている異常事態が出現している」

また、驚いたのですが、安倍首相の昭恵夫人が加害者側である山口氏のフェース
ブックにコメントを書かれていたのです。 記事の最下段の方にコピペしておきました
のでご覧ください。

また、ここでぼくは山口氏について加害者側と書きました。裁判で有罪判決を受けては
いない現在の段階で、加害者側と断定的に書くのは間違いではないかというご意見も
あるのかもしれません。しかし『週刊朝日』の記事をはじめ、その他の記事でも、「告訴
状を受理した警視庁高輪署は逮捕状をとった」という事実経過については真実であると
記事化され、これについて警察も異議申し立てはしていません。逮捕状は裁判所・裁判
官の発令によるわけですし、その請求は通常は検察官がするわけです。こうした流れの
中で、被害者と加害者側として当事者が明確に認定されていることは間違いないわけ
です。

ぼくとしては一応、加害者側という「側」つきの表記で書いたわけです。この辺の事柄、
加害者・被害者という言葉の法的用語としての概念規定とか、また刑事訴訟法の問題な
なのか、司法手続上のどのような問題なのかと言ったことについてはまったくわかりませ
んけど、ただ、逮捕状の発令を受けた当該人として、山口氏が被疑者・容疑者という立場
であったことは間違いないわけです。

それにしても、裁判所によって発令された逮捕状が、事実誤認とか他の法的な説明もなさ
れないままに簡単に無視・廃棄されてしまうという現実は、
法治国家としてあり得ないこと
だと思います。このことについても、徹底的な検証が求められると
思います。何よりもまず、
高輪警察署は、逮捕状請求の理由(証拠も)と、発令されたにもかかわらず逮捕の執行を
とり止めた理由について、その開示と経過の説明をする責務があると思います。

山口敬之氏について、ウイキペディアの人物紹介も下段にアップしておきました。

「“親・安倍”ジャーナリスト山口敬之氏 レイプ疑惑で絶体絶命」
週刊朝日 AERA dot.(アエラドット) 2017/6/7 
<この記事には書かれていませんが、詩織さんがホテルに連れ込まれた時の状況証拠とし
てタクシー運転手の証言もあります。いずれにしても、加害者とされる人がそれなりの人
(TBSのワシントン支局長)で、TBSの看板を背負っている人物の逮捕状の請求などは、
かなりのハードルの高さです。検察官が確かな証拠をもつことなしに逮捕状の請求をする
ということは、あり得ないわけです>
https://dot.asahi.com/wa/2017060600040.html

レイプ被害届出した女性が異例の素顔、実名公表会見
日刊スポーツ 5月30日
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1831795.html

詩織さん「デートレイプドラッグを」インタビュー(1)
日刊スポーツ 5月31日  
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1832413.html

詩織さん実名で会見臨んだ最大理由/インタビュー(2)
日刊スポーツ 5月31日
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1832407.html

TBS武田社長 山口氏の“事件”「事実が明らかになることを期待」退職理由語られず困惑
スポニチ 5月31日
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/05/31/kiji/20170531s
00041000271000c.html

ジャーナリスト山口氏の女性関係 TBSドラマのモチーフだった(山口氏の写真入り)
スポーツニッポン 5月31日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/05/31/kiji/20170531s000420
00032000c.html

TBS「警察から問い合わせあった」山口氏は詳細語らず退社
スポニチ 6月1日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/06/01/kiji/20170531s000420
00491000c.html

山口氏、検察審査会も「誠心誠意対応する」詩織さんの会見受け
スポニチ 6月1日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/06/01/kiji/20170531s000420
00486000c.html

女性が顔出し告発、元TBS記者の“家賃130万円”金満レジデンスライフ
ヤフーニュース 6月1日
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170607-00522241-shincho-pol

詩織さん「黙ってたら事件消される」実名・顔出しで妹に迷惑も
直撃インタビュー【上】 スポニチ 6月1日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/06/01/kiji/20170531s0004
2000488000c.html?feature=related

詩織さん「言ったらつぶされるんじゃないか」勇気出して警察へ
直撃インタビュー【中】スポニチ 6月2日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/06/02/kiji/20170601s0004
2000570000c.html

レイプ疑惑は検察審査会へ 山口敬之氏は「起訴」されるか
日刊ゲンダイ 6月2日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206541

詩織さんに現行法の壁 泣き寝入りの温床「合意って何」(下)
ヤフーニュース 6月3日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170603-00000030-spnannex-soci

元TBS記者から「性的暴行」。女性の訴えが国会で議論
ヤフーニュース 6月3日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170603-00010001-houdouk-pol

「レイプ捜査もみ消し 疑惑の警察官僚は古賀氏排除でも暗躍」
日刊ゲンダイ 6月6日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206851

「処女ですか?」と聞かれ…詩織さんが語る“捜査中の屈辱”
ヤフーニュース 6月8日
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170608-00010012-jisin-soci

山口敬之(ウイキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E6%95%AC
%E4%B9%8B

山口氏のフェースブック、閉鎖する前最後の投稿記事
山口 敬之
2016年5月31日 ・ 東京都 千代田区 (日本・東京都) ・
【TBSを辞めました】
私事にて恐縮ですが、先日26年勤めたTBSを辞めました。最後の1年を除いて、
四半世紀に渡ってジャーナリズムに携わっていた私としては、報道局に戻るメドのない
まま会社で流浪の日々を送るのは建設的でないと判断しました。
フェイスブック上で知り合った皆様からは、この1年2カ月にわたって本当に多くの
激励をいただきました。今回の決断に関しましても、皆様お一人お一人からのお言葉
が私の背中を強く押して下さったことを申し添えておきます。
これからはフリーのジャーナリスト兼アメリカのシンクタンク客員研究員として、今
まで以上に精力的に研究・取材・発信を続けてまいります。今後ともよろしくお願い
申し上げます。
山口敬之

上記のフェースブックの山口氏の投稿記事に対するコメント
(※山口氏の上記記事へのコメントのコピペです。投稿者の信憑性については確定
可能です)
例えば、下記コメントの安倍昭恵さんは間違いなく安倍総理夫人です。その理由は、
コメント
にはコメント者本人のフェースブックだと判る(そこへと辿れる)システムにな
っているからです。

(コメント者は50人近くでした。)

「安倍昭恵
お疲れ様でした。
色々お世話になりました。

後から振り返ると、あの時辞めて良かったと思うはず。
新たな門出に乾杯したいです!」
 2016年6月2日 9:20

伊藤 恭子
「山口様。日本の為に有り難うございました。今後とも御活躍の程お祈り申し
上げます。」
 2016年6月1日 21:25

この事件に」関連する、気になったブログ記事
「被害者女性の勇気ある告発と訴え - 左派マスコミとジェンダー文化人の沈黙」
http://critic20.exblog.jp/26703162/

「親・安倍」記者への告発が、単なる準強姦の問題では終わらない理由
一強時代の「もうひとつの歪み」
現代ビジネス 2017年6月8日
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51956

  


テロ等準備罪(共謀罪)に反対です!

2017-06-15 00:43:13 | 日記

NHKのニュースweb
「テロ等準備罪 自民きょう(15日)採決の考え」
国会では「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案の採決をめぐって
与野党の攻防が続いています。自民党は参議院法務委員会での採決を省略して14日の
参議院本会議で採決したい考えなのに対し、民進党など野党4党は法案の採決を阻止す
るため内閣不信任決議案の提出も含めあらゆる手段で対抗する方針です。

国会の周りでは今(午前1時すぎ)、「共謀罪を許すな!」といったシュプレヒコールがこだま
しているはずです。辞書を引いたら、“こだま”ということばの漢字は、木霊、木魂、なのだそ
うです。とにかくぼくは、木魂や木霊の力を借りてでも、国会の正常化や正義化をはたして
欲しいと切実に願うわけです。 

衆議院と同じように参議院でも、「内閣不信任決議案」の採決の後は、本題である“共謀罪”
の採決ということになるのでしょうか。

とにかく、政治や社会の実態(裏面の真相・深層)を理解しようと思ったら、テレビや新聞とか
のマスメデイアを見聞きしているだけでは絶対にだめですね。さいきん、ほんとうに心の底から、
そう思うのです。そこでは、ほんとうに曖昧でいい加減な報道が跋扈していると思わざるをえな
いのです。

テレビのコメンテーターでも大方の人たちのコメントは、いい加減な、忖度にまみれた発言が
跳梁しているように思うのです。すこしでも正確な情報を自分のものにしようと思ったら、自分
の方からからあちこちに出向いて探し歩かないとだめみたいです。

ぼくの場合は、自分がとりあえず信頼している人たちのツイッターやブログや文章などを見比
べる中で、じぶんの勘を頼りに自分の見方をつくっていくといったところでしょうか。 ニュースに
しても多面的なネット検索は有効だと思います。また幾つかの雑誌系や新聞系のサイトを検索
すると、自分にとってそれなりの有意義な記事や意見を目にすることができます。
また、それなりの週刊誌や雑誌の記事とか論説・論文のたぐいも、気になった報道を検証する
ばあいには必須なことなのではないかとも思ったりするのですが。

自由になる時間が少ない場合には、じぶんが信頼できる人のツイッターの情報を目にするだけ
でも意味があると思うのです。そこには多分、いくつものリツィートが張られているはずですから、
そこからさらにさまざまな意見に行きつくことも可能です。ただそうした場合には、同じ意見にば
かり向かってしまうという、一面の危うさも同居しているのかもしれません。

とにかく、いま一番必要とされることは、さまざまに異なる意見を互いに交換し合い、共有しあう
こと、なのではないかと思うのです。今、安倍さんによる“一強独裁”体制になってしまっている自
民党の中では、党員の殆どが思考停止状態に陥っているとしか思えません。あの人・議員までも
がなにも言わないとはどういうことなのか、という思いをもってしまうのです。

政治とはなにか、日本の政治とは、いやそもそも国家とは。“政治”や“国”にもひとの出自のような、
その起源と歴史的な過程があるはずです。国家という概念、枠組みは、いまの在り方が最終局面
ではないはずだ、と言うひともいます。政治学や歴史学などで規定されているような概念ではなく
(無論、僕の意味不明なもの言いでしかないのですが)、もっと更に本質的・根源的な解き明かしが
必要とされているのではないかなどと感ずるのです。というより、そのように仄聞するところでもある
のですが。
そして、佐藤優さんがいわれる、情勢論的ではなく存在的な位相のもんだいとして。また、吉本さん
が言われるように、喫緊のかだいというよりも、永続的な課題として。 


   “悲しみ” フィンセント・ファン・ゴッホ
このゴッホの絵は、高校時代に初めて買ったゴッホの画集に掲載されていて、ずいぶん
と長いあいだ見つづけてきた絵です。この絵をひと目見れば、小さい子どもでも、この女
のひとの深いかなしみの姿がわかると思います。以前、このブログの画像フォルダに
アップしておいたのを想い出したので、またここに入れてみました。
ぼくにとってゴッホの絵は、ゴッホの生き様と切り離して見ることはできない感じなのです。
 


ブログを読んでかんじたことなど。

2017-06-04 01:31:07 | 日記


 ピンクの紫陽花

Xさんの書かれた24日と26日の記事について、コメントもどきをかかせていただきます。

① 「共謀罪に思う」
  ー改めて民主主義の意味を考えてみたー

難しい問題なので数回読み直してみました。でも、どうにも頭が回らなくて理解というレベルには
とてもとどきません。にもかかわらず、感想をかこうと思うのですが……
ぼくも「共謀罪」法案には絶対に反対です。でも、感想を書くためにじぶんの思いをまとめてみよ
うと思ったわけです。しかし、その法律の正式名称はなんだったかなとか、法律の内容の正確な理解
とか、またその法律についてなぜ反対なのかとか、考えようとしても言葉がでてきません。頭に浮か
んでくるのは、SNSやマスメディアでいろいろな人が言われている意見の断片だけなのです。

ただ、文章を読ませていただいてすぐに思ったことは、この危険極まりない共謀罪が成立してしま
うのはなぜなのか。また憲法改正や森友問題、加計問題などの国会での審議過程にかぎらず毎度繰り
返される官邸・大臣・官僚・国会議員・コメンテーターなどから発せられる言葉のインチキ臭さとは
どういうことなのか。こうした場面を見聞きするときに、どうしてなのか、何故なのかなといつも思
っているわけです。そして、こんなような政権の誕生を選んでしまったぼくたち国民とは、そもそも
どういう存在なのか、なにがそうさせてしまうのか、とか……

そうしたなかでXさんが、民主主義の意味を考えなおしてみましょうと言われたので、そう言えば
そう言うことが本来考えるべき大切でもっとも必要なことなのだなと、あらためて気づかせていただいた
わけです。

そして、そうしたことについて以前、佐藤優さんが著書『神学の履歴書』のなかで言われていたこ
とを思い出すのです。
ぼくの意訳的な表現ですけど、佐藤さんは「どのような問題にしても議論の過程で大事なことは、そ
の問題を課題化する場合に、情勢論の位相での課題なのか、それとも存在論の位相での課題なのかと
いう位置づけとして、その課題を明確に分けることをしないと、その問題・課題の本質をとらえるこ
とはできないと思う」と言われていたことです。
こうしたことは、吉本隆明さんも「喫緊の課題と永続的な課題」という言葉で、その問題解決の位相
の違いを踏まえた問い詰め方をしないと、本質的な問題解決への道筋を進むことはできないと言われ
ていたことと同じなのではないかと、思ったりするのです。
そして、こうした問題へのアプローチの方法は、まさにそのとおりなのではないかと思うのです。が。
まあ、頭の中がピンボケ状態なので、そのような感じがするのですがということでしかありません。
佐藤さんは、そうですね~。吉本さんは草葉の陰から、もう寝たほうがいいかもしれませんよ。…… 

とにかく、現在のこの日本国の政治権力の中枢(官邸)・国会(立法府)・行政府(中央官庁)では、民主
主義がほとんど機能していないと思えるような現実があるわけです。そこでは、民主主義の喪失(消失?)
という事態に陥っているとしか思えません。だから、「民主主義とはなにか」ということを考えてみる
ことは今、ほんとうに必要なことなのだなと、ぼくも思うのです。
そして、そもそも、この日本も含めた世界史の中で民主主義がどのように機能してきたのか、とい
うことについても、ものを考えることが専門の人たちはどのように考えているのかということをお聞きし
てみたいと思うわけです。

② 「気に入らぬ 風もあろうに 柳かな」
  -今の時代を生きるのにはこういう視点も大切ではないでしょうかー
  -版画家の長島充さんという方ー

ブログを読んで、ウロウロさせていただきました。
そして、長島さんのエネルギッシュな生き方に感動しました。とにかく、多面的で奥深いさまざまな
取組みを継続されている方なのだと感じました。
長島さんのそのような幻想的な画風については、コメントのしようがありません。ただ、ぼくは渋沢
龍彦さんのことをイメージしてしまったのですが、ブログの中で、長島さんは渋沢さんを尊敬されてい
るということを書かれていたので、ぼくなりに納得をさせていただいた感じです。

また、取材旅行で、京都の妙心寺の塔頭である「退蔵院」の庭にも行かれたということでした。
このお寺については以前、このブログにもその庭の写真を(許可をいただき)アップさせていただいたこ
ともあるので、ぼくもまた退蔵院さんの庭の写真を拝見したわけでした。

今、錦織圭の全仏3回戦が雨のため中断中です。きょうは無理な感じですね。
この試合を真面目に見ていると疲れるのですね。いい加減な見方をしないとじぶんが戦っているより
も疲れてしまいます。いい加減な見方というのは、他のことをしながらちらちらとなのです。でも錦織
は中断直前には、ラケットをたたき割ってしまいました。じぶんの不甲斐なさについてなのでした。
でも、もう寝ます。