「平成28年熊本地震」が心配です。
ぼくはスマホの設定を、国内で震度5以上の場合には警報を受信できるようにしています。
夜中に警報音が鳴るときには、とうぜんながら目が覚めてしまうわけです。
一番心配なのは人命の安全についてです。次に、更なる人命にかかわる原発の安全性
です。少し前にNHKで、巨大地震について特集番組がありました。それによると、あの
3.11以降の日本の地下の構造が、それ以前とは大きく変化してしまったのだそうです。
国内で得ることができる全てのデータが、そうした仮説を裏付けているらしいのです。
たぶんユーチューブには、その番組の録画がアップされていると思います。
これから、更なる学問的な検証作業がなされるのだと思います。とにかく、日本全国どこ
もかしこも、この大地の地下の構造が地震の巣窟となっていることは、間違いがない現実
だとおもうのです。こどものころ”地震、雷、火事、親父”とよく言ったものです。でも今では、
”地震、原発、後はナシ”とでもいうことができそうです。
無料のWEBマガジン『現代ビジネス』(下記)の見出しを読んでいたら、何とこんなところ
に吉本さんとは?ということで、驚きながらも、半信半疑でページを開いてみたのです。
そうしたら、記事を書いたのは中沢新一さんということだったので、それだったら間違いな
いとうなずけたわけでした。この二人というのは、昔から親しい間柄でもあったわけです。
それに、このサイトの運営元は講談社のわけですから、そんなにいい加減なはずはなさ
そうだし、ということで読んでみたのです。
そうしたら、内容は吉本さんが最晩年に受けたインタビューをもとにした『フランシス子へ』
という本についてのものでした。読んでみた印象というのは、なんだか、すこしばかり感激
してしまった、ということなのでした。今のじぶんにとってとっても必要なことなのです……
としかいいようがないのです。
例によって、ぼくの理解力というのは、読書にかぎらずなにごとについてもいい加減なもの
である、というのが取り柄的なぶぶんなのですとしか言い得ないのが現実なのです
興味がある方は、ぜひ、下記の資料?をお読みください。
もしかしたら、そこでなにかの不思議な出会いがあるかもしれません。
ぼくは、出会いというのは、この人生の秘義ともいえることがらでもあるように思うのです。
人との出会い、本との、思想との、信仰、事柄、自然、世界や宇宙、ミクロの世界、DNA?
動的平衡、ほんとうのこと、うそのこと、わからないこと、そして、じぶんとの出会い……
「現代ビジネス」ー「いま噛みしめたい戦後思想界の巨人・吉本隆明が死の3ヵ月前
に語ったことば『自分も猫になればいいんです』」ー
ここに書かれている中沢新一さんの文章は、文庫化された『フランシス子へ』の解説とし
て書かれたものなんですね。それと、中沢さんは講談社からたくさんの著書を出されて
いるんですよね。あの『アースダイバー』2冊もそうですし。中沢さんの最新の吉本本では
『吉本隆明の経済学』 は筑摩だからちがいました
中沢さんなどと気楽に書いてしまっていますけど、とてもはばひろくふかく、世界と人間を
かんがえている思想家だと思うのです。ぼくがある程度理解できるのは、『ぼくの叔父さん
網野善彦』 とかさっきの『アースダイバー』とかだけですね。それ以外では吉本さん他との
対談集とかなのです。でも、それでじゅうぶん的なのです。時間もないし難しいし、手探る
方向もちがうし、といったところなのです。
それから、WEB広告 ”吉本隆明と猫、最後の日々のこと” ←時間があったら是非とも!
これは、「現代ビジネス」サイトの続きに紹介されている吉本さんの著書『フランシス子へ』
についての、講談社によるWEB広告です。
ここには、吉本さんの長女で漫画家のハルノ宵子さんと、この本の編集者や関係者との
5人で、その著書をめぐる座談会の記録が紹介されています。
『フランシス子へ』の文章の一部です。
← すべて拡大可
本の最後に書かれている、宵子さんの文章”鍵のない玄関”
吉本家の玄関はなんと、施錠されることがなかったみたいなのです。こうしたことは、
吉本さんの思想性の本質にも通底することなのでしょうか?
猫の写真は、フランシス子ではありません。吉本家とおなじように、拾い猫です
上記座談会で紹介されていた、晩年の吉本さんが時に歌っていたという唱歌「夏は来ぬ」
について、解説と歌唱があります。 「夏は来ぬ」
この文章は、上記座談会の記事中にあったもの。宵子さんが書いた文字?
そのうち機会があったら、「蟻や」にもぜひ寄ってみたいですね。座談会が開かれた
場所で、吉本さんやご家族がよくいかれたお店だそうです。
むかし、谷中にお住まいだったXさん!その店に行かれたことがありますか?