はらじゅく86のブログ

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節電だそうで

2018-01-24 12:46:52 | 日記

首都圏では節電の御願いがでている。今年買ったイワタニのカセットストーブがなかなか使える。

カセットボンベ1本で約3時間稼働、すぐに暖かくなるのがうれしい。
もちろん長時間使う物ではないが、非常用とかちょっとだけ暖が欲しいときのためには電気いらずでなかなか優れもの。


ただ回りに燃えやすいものを置かないように。私はついでに回りを整理できて良かったけれど。


「伊藤詩織さん事件」のその後

2018-01-23 12:59:29 | 日記

 
         シナイ半島の砂漠地帯(出エジプト記)の山並みーwikiから

◆Sさん、コメント有り難うございました。コメントに気がつくのが遅れてすみません。
仰るように、数日前に「伊藤詩織さん事件について(検察審査会以前)」というタイトルで投稿しました。
そして、翌日だったかもしれませんが削除しました。

削除した理由はいくつかあります。でも、なんとなく消した方がいいような気がしたからということでも
あります。86のメンバーでも、詩織さん事件に最近興味をもったひとがいたとしても、検索をすれば
情報はたくさん集めることが出来るしとか。それに、皆さん忙しい毎日を送っている中で、このブログ
を読む人も数人だけだし、それに以前書いた記事を再度取り上げてもすこしくどいことにもなるので
は、と。

ただ、僕は自分のツイッターでは、詩織さんの事件について、これはと思ったコメントや記事があれば、
すべてツイートやリツイートをするようにしてもいます。
それで、詩織さん事件について二つのことだけ、皆さんご存知のことだと思いますけど書かせていただ
きます。

◆一つは、伊藤詩織さんの事件は、政治がらみの点が確かにあるわけです。菅官房長官の秘書官から
警視庁刑事部長になっていた中村格氏が、本人も認めているように、加害者側である元TBSテレビ
・ワシント
ン支局長の山口敬之氏の逮捕を中止させたわけです。

ウイキペディアでは、詩織さん事件の容疑者・山口氏の逮捕について、中村氏は「準強姦被疑事件に
ついて、同年6月8日の逮捕状執行直前に、警視庁刑事部長として執行停止を決裁した」と記されて
います。こうした警視庁幹部による逮捕直前の執行停止命令という事案は、過去一度もなかったこと
だそうです。
通常は、逮捕状を請求した担当検事・警察署署長の判断がすべてなのだそうです。またウイキペディ
アによると、中村格氏
は「菅官房長官から『将来の警察庁長官間違いなし』と評されている」ということ
のだそうです。

しかし、当時の山口容疑者は安倍総理に近く(安倍さんを取材した『総理』の著者であり、昭恵夫人も
フェースブックで山口氏を激励)といった関係も周知されている事実のはずです。また、民放TVのコメ
ンテーターとして安倍総理擁護の論陣を張っていたことでもよく知られていたはずです。
その他、山口氏については、SNS上でさまざまな風説が投稿されています。いずれも政治・金銭がら
みのことです。検索しますとかなりヒットするのではないかと思います。 

◆それからもう一つは、比較的最近の事態の成り行きを報じたニュース記事を書いてみます。
現在、詩織さんは山口敬之氏を相手として損害賠償請求を民事提訴しています。そして、昨年12月
5日に第一回の口頭弁論が開かれたそうです。

しかし、いま下記した記事を読み返してみて気がついたことですが、朝日紙の記事も、ハフィントンポ
スト誌の記事も、
両者とも同じように山口氏を「男性ジャーナリスト」と表記しています。ここで固有名詞
を出さない理由は、検察審査会でも「不起訴相当」と結論されたことによるのだと思います。

しかし、ジャーナリストの立場からしたらその検察審査会の結論にしても、逮捕状が発令されているに
もかかわらず理由もなく逮捕の執行を停止したことについても、そこで立ち止まって『何故なのか』とい
う問いをもたないことでは、真のジャーナリストとしての役割を果たしていることにはならないないと思う
のです。(そのような問いを持たないジャーナリストはいないとも思いますけど、記事の掲載の決裁は
デスクといった役職が持っている辺りの問題なのかもしれません)

しかし、検察審査会の問題性については、審査の段階で義務付けられている弁護士の立ち合いがな
かったこと。また、審査会の構成メンバーを選ぶ際に、一定の基準の中で不公正な選抜がなされたの
ではないか、といったことが言われています。このことについて、いつどこで目にした記事だったのか探
しだすのはやめますが、検索すればこうした問題性についての記事はいくつか出てくると思います。
また確か、森裕子参議院議員など野党議員の間でも共有されている情報ではなかったかと思います。

またウイキペディアでは、「ジャーナリストは事実に対する現状や意義、展望を報道する専門家である
とされる
」と書かれています。ジャーナリストが報道記事を書く場合、このばめんではまず「検察
審査会
の結論」ありきだけでは、そこでの一つの結論の伝達報道ではあっても、ジャ
ーナリストはそこのところ
が出発点であって、そこから、その結論にいたる因果関係(全体状況)を辿
りなおすことをこそが、ほん
とうのお役目であるはずだと思うのです。単なるお役所発表を伝達する情報
屋であっては、この先すぐ
にでもそのジャーナリズム固有の存在意義が失なわれて、下記したようなA 
I ・I Tによる情報発信に取
って代わられるのではないかと思うのです。

「“記者ゼロ”A I で報じる「JX通信社」29歳社長が見据えるニュースの産業革命」
https://www.businessinsider.jp/post-160129

「元TBS記者側、争う姿勢 伊藤詩織さん民事訴訟」 朝日新聞デジタル
 
https://digital.asahi.com/articles/ASKD546XSKD5UTIL027.html

「伊藤詩織さんと元TBS記者の裁判始まる 空席を見つめた2分間、彼女は何を思ったか」
ハフィントンポスト
http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/05/lawsuit-20171205_a_23297159/ 

「意識混濁の詩織さんホテルに引きずる山口」録画公開の可能性」 田中龍作ジャーナル
「……TBS記者(当時)の山口敬之が伊藤詩織さんにレイプドラッグを飲ませて準強姦に及んだことを
示す物的証拠である。この動画が公開される可能性が出てきた。」
「準強姦事件もみ消し事件」を追及する超党派の野党議員たちが、きょう、詩織さん本人と警察庁な
どから事情を聴いた。上述した動画公開の可能性は詩織さんの代理人弁護士が田中に明らかにした」

「詩織さん側は準強姦事件の民事訴訟でこの動画を東京地裁に証拠申請している。申請が認められ
動画をめぐる部分の審理が終われば、公開される可能性があるのだ。裁判所が官邸から圧力をかけ
られたり、あるいは忖度したりして動画の公開を認めなくても流出することもある。森友学園への国有
地売却をめぐる音声データが流出したのと同じように……」
http://tanakaryusaku.jp/2017/12/00017070  

しかし、西部邁さんが自死を果たされました。手持ちのご著書を読むことの中で、
謹んで哀悼の思いを捧げます。


 

 


新年会、お疲れさまでした。

2018-01-16 00:16:46 | 日記

新年会に参加された皆さま、お疲れさまでした。
当日、残念ながら体調不良で参加できなかった方もいましたが、参加者は10人でした。ある学会の講師役を務
められていた
幹事のYさんも、途中から参加することが出来ました。18時から23時頃まで長時間でしたが、美味
しい日本酒
も沢山呑むことが出来ました。そして、日本海の珍味も味わうことが出来ました。小魚は鳥取産だった
かと? 
{今、朝になり、酒精が抜けて脳サイボーが目を覚まし少しクリアになったところで想いだしたのは、宍道湖産の
“しじみ”でした。(このしじみが宍道湖産であることは、山陰出身のDさんによる「味覚保証」付きでした。
他にも山陰産の食材があったのかもしれませんけど、皆さんとの話が面白いのであまり記憶に残っていません。
しかしきりっと冷えた日本酒は美味かったですね!Kさんが店のHPからサービス券をプリントアウトしてくださった
お蔭で、純米酒のサービスが付きました。ありがとうございました。また、上記した鳥取産の小魚も、鳥取産では
なく、水揚げとなるのでしょうか?どっちにしてもいいことでしょうね。
} 

僕は、新年会の前には会場と同じビルの地下で、Kさん、Dさんとの3人で折り入っての話をしていたのですが、
うっかりして開始時間に数分(確か)も遅れてしまい、すみませんでした。

また、次年度の予定について話合い、決定事項については、I さんから皆さまのお手元にメールが届いていると
思います。I さん、早々のご連絡を頂き有り難うございました。次年度の予定も、お花見、学習会
、合宿(久しぶり
の懐かしい!)、そしてまた、新年会と続きます。超最年長の僕ですが、体調を整えて参加したいと思っています。

世界でも日本でも世間であっても、この1年は、トランプ、金正恩、オリンピックや天皇の代替わりなど慌ただしい年
になりそうです。
世界中のどこであっても、人とひととが出会い、集うすべての場所で、とにもかくにも平和がありま
すようにと心から
祈念する次第です。

◆ t さんが紹介してくださり、柄澤齊さんが企画された目白での“冬の図書館”にいってきました。
そのときの様子については、また後で書かせていただきます。柄澤さんとはひと言お話をすることが出来ました。



「冬の図書館」ありがとうございます

2018-01-10 15:02:02 | 日記

企画展『冬の図書館 bibliotheca hiberna 』をご紹介いただいて有り難うございます。
先ほど、昨日投稿した僕の記事を修正しているときに、t さんの投稿記事に気が付きました。

さっそく「冬の図書館」を検索させていただきました。

この企画展「冬の図書館」の会場は、目白駅から2分の場所で、目白通りに面したビルの1階みたいですね。
また「冬の図書館」は柄澤さんが企画・立案され、国立市の「WATERMARK」という美術・工芸一般の企画施工や画廊経営をされて
いる会社とのコラボによる展覧会なのでしょうか。

『冬の図書館 bibliotheca hiberna』の意味が分からなかったのですけど、柄澤さんのこの企画展によせたメッセージがご案内頂いた
サイトの下の方に書かれていたので、それを読んでなんとなくわかるような理解できないような感じです。僕にとってはほんとうに難しい
文章でもあります。

それから、『冬の図書館 bibliotheca hiberna 』の横文字の部分をググりましたら(グーグルでの検索をググルというらしいのですけど
、グーグルとしてはやめて欲しいのだとか…)、直訳だと、ラテン語で「ライブラリ冬眠」ということらしいのです。図書館の冬眠?なんだか、
冬休みが長かった当地の図書館を連想してしまいます。 bibliothecaは英語だと、蔵書とか図書目録という意味らしいのです。が?

それから、この企画展には長島充さんの作品も展示されています。
また、ご案内頂いた企画展のサイトには「企画協力: 岩切裕子・WATERMARK」と書かれていたので、検索してみたのです。そうしたら、
この岩切さんの木版画(後記URL)がなにかいいですね。 http://www.tamabi.ac.jp/hanga/en/works/img/iwakiri_info.pdf

このサイトの写真ではその良さがよく分からないので、実物の作品を直接見たくなりました。もちろん、柄澤さんの実作品もです。


柄澤 齊 「死と変容 II-10 洪水A]1990年 技法木口木版画 (Woodblock)サイズ25.4×20.4(I)
(グーグルの画像検索でヒットした、ある展覧会のときの作品の写真だと思います。フリーなのだと思いますので)

この版画は昨年、僕が図書館から借りた柄澤さんの大部の版画集にも収録されていました。
柄澤さんの版画と文章は、僕にはほんとうに難しいのです。
柄澤さんはそのサイト(t さんにご案内頂いたURL)のメッセージの中の最後に、下記のように記されていました。
「……涙した本、鼓舞してくれた本。傷んだ本、触れがたい本、奉げられる本・・・・・・。分身たちはあらたな衣装をまとい、まなざしを待ちなが
ら約束の書架に集う。その書架の名を《冬の図書館》。」 と。

これを読んでみると、「冬の図書館」というのは書架の名前なのですね。図書館の名称だとしたらよく分からなくても、これなら何となくわかる
感じがします。しかし、冬季の図書館はどこの図書館でも暖房が効いていて暖かいのです。でも柄澤さんの希望する図書館の書架というの
は、冬季の暖かさや夏季の季節の渦中にあっても「冬の図書館」という名前のわけです。

つまり、いつであっても、ともかくも「冬の図書館」だということは、そこに並べられている書物たちにとっては、ひとしおの寒さが身に沁みると
いうことになる、というわけなのでしょうか。柄澤さんは、その書架に集う本は「涙した本、鼓舞してくれた本。傷んだ本……」とも書かれています。
「冬の図書館」に相応しい本たちでしかなさそうに思います。ベストセラーにランク入りするような、世間的にもてはやされるような種類の本たち
とは、まったく異なる視点とか価値に根差された本たちのような気がするわけです。

そしてまた、「まなざしを待ちながら約束の書架に集う」とあります。まなざしを待ちながら、約束の書架に集う、のだと。
しかし、誰のまなざしを待つのか。誰との約束なのでしょうか。その誰と言うのは仲間たちなのか、それとも……。
そして、あらたな衣装をまとい、とも。あらたな衣装とは、気もちをあらたにするということ、また新たな決意をもって、とか。
約束とは、かって自身に課した初心、発心、初願、なのか、それとも……。
……だんだんさらに分からなくなってきます、また後で読み直してみます。 

しかし、僕は今その書架の前に佇んでみたくなってきたのです。「冬の図書館」という名前は、「冬の書架」、「冬に読む本」「冬について」とか、
ではなく、「図書館」のわけです。そこでは、柄澤さんごじしんのおもいきりの何かが込められているのではないかと。生涯とか家族とか、世界
や理念とか、失敗や成功とか、生誕と生や死、とか。またたとえば、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が「晴レニモマケヅ」ではありえないわけです。
だから、「冬の図書館」が「夏の図書館」であるはずがない、などともうそうをふくらませてゆくのですが……。 

この企画展は、新年会の開かれる13日に 拝見させていただくことにします。
とにかく、ちょうどベストなタイミングのご案内で、ありがとうございました。
13日、Dさん、企画展もよろしくお願いいたします。

 


新年会よろしくお願いいたします

2018-01-10 00:19:44 | 日記

  
  京都 臨済宗妙心寺派大本山妙心寺塔頭 退蔵院さんのお庭です。掲載許可をいただいてます。

◆今年の新年会はYさんからのメールでご案内のように、13日(土)18時~新宿西口の昨年と同じ、日本酒がおいしい蔵元
でもある和風の素敵なお店です。Yさん御用達のお店でもあり、僕もかれこれ4回くらいは寄らせていただいたのではないか
と思います。と、前回の投稿のコピペです。

その後、Yさんからのご連絡では2名の方の申込みがあり、合計10名となりました。
やはり、参加者は少ないよりも多いほうが賑やかな新年会になるので嬉しいです。と言っても僕のせいではなくYさんのお陰
様であるわけです。先ほどの天気予報では、当日は少し寒くなるとのことです。体調に気をつけていただいて、元気にお会い
できますよう、よろしくお願いいたします。といっても、“後期”が迫りつつある僕の問題でしかないのは明らかなのですが。
いずれにしても、 昨年24日の投稿でご紹介したラテン語の、“Carpe diem!”“今を楽しもう!”なのだと思います。

◆下欄のURLは頂き物の動物動画です。久しぶりのアップですけど、リツイートがどこのツイッターからか分からなくなりました。
可能性が高いのは内田樹さんかなと思ってアクセスしてみたのですが?でした。まあ、リツイート フリーでいただいた物ですか
ら、信義則違反ではありません。 

まずは、お時間がある方にはぜひご覧いただけたらと思います。
ツイッターの、どちらかと言うと堅苦しい言葉が続く活字帯の砂漠の中で、突然オアシスに遭遇した様な感じなのです。
(見終わった後は、画面を元に戻す、そのサイトを削除するという作業が必要みたいです)

https://twitter.com/Thanksnagi/status/949025649255002113 

信じられない情景です。本当にこうした場面と言うのはあるのでしょうか?

それにしても、同じような優しさは、粗野な人間の僕にはとても無理なことです。
(誰かさんはこのような場面を目にされたことがあるのでしょうか) 

しかし、次なるこの情景はまた、なんともなのです。ともかくご覧ください。

https://twitter.com/oynaoto/status/858249762927030272 

なんともかんとも、であります。ワンチャンなどと気安く呼べない、お犬様と言われた徳川時代もあったそうです。
そうした時代だったら、こうした情景などはとんでもないことで、獄門打ち首は間違いない罪科であるわけです。 
それにしてもこのワンチャンは、愛すべきお犬柄なのではないか、と感じ入る次第なのですが。 

以上、お騒がせしましてすみません。そうした動物たちの情景はよく見かけられることなのかもしれません。
しかし、そうしたことよりも、最近この世界で生じていることで格別不思議なこと、見たくもないことは、トランプ大統領の
危うい精神の在りかたであったり、金正恩元帥・委員長による連続・無差別殺戮であったり、また我が国の首相
による政治の私物化であったりします。そして、そうした首相の下で右へ倣いをする政治家や官僚たちが存在します。

下欄の4頭の熊たちの、何かに惹きつけられて驚いたような表情と仕草は、何か“ほんとうのこと”を見てしまった
らしい様子に違いないと思うのです。この熊たちに負けないように、僕も何かを、“ほんとうのこと”を、しっかりと見
いだしていきたいと思うのです。そしてこのじぶんというじこ欺瞞にみちあふれた度しがたいなにかをもなのですが。
 おやすみなさい
   

 


1月の新年会と、お薦め番組NHK“人体”

2018-01-05 01:31:09 | 日記

◆今年の新年会はYさんからのメールでご案内のように、13日(土)18時~新宿西口の昨年と同じ、日本酒がおいしい蔵元
でもある和風の素敵なお店です。Yさん御用達のお店でもあり、僕もかれこれ4回くらいは寄らせていただいたのではないか
と思います。

いまのところ参加者は8名です。まだ連絡をいただいてない方がいるということですから、さらに増えそうな感じです。
幹事役のYさんは学会かの講師のお役目があるそうで、もしかしたら遅くなっての参加もありなのかもしれません。 
今回の参加者では、
遠い北海道から久しぶりにご参加いただく K さん、お忙しい仕事を幾つも抱えている I さんもご参加です。 

西口改札から直近の場所ですので、そして当日思い立っての参加もありですので、どうぞよろしくお願いいたします。

◆昨年12月16日、上野の東京都美術館で「ゴッホ展」、六本木の新国立美術館で「安藤忠雄展」に寄り、夕方から神田
神保町の専修大学で「『国境を越えて、人権を守る国際人権NGO ヒューマンライツ・ナウ』主催、『今問われるメディアの
独立と報道の自由』」という集会に参加してきました。
ヒューマンライツ・ナウhttp://hrn.or.jp/ 別団体でも前出のナウと密接な関係の ヒューマン・ライツ・ウオッチのwiki

参加した理由の一つは、スピーカーの三人が、このブログにも僕が書かせていただいた東京新聞の望月衣塑子さん、ジャー
ナリストで、TVのコメンテーターもされている青木理さん、朝日新聞の政治部若手記者の南彰さんだったからでした。
そして驚いたのは、あの伊藤詩織さんが参加しされていたのです。

詩織さんの事件のことは今、世界中の新聞を中心に、たくさんのメデイアが紹介してくださっています。オランダ、フランス、ア
メリカ、イギリス、イタリア、……とかこれからも拡散されていくと思うのです。 もちろんその内容は、残念ながら、日本のジャー
ナリズムや政治・行政の後進性を証明するようなことごとになってしまうのだと思います。でもそれが現実なのだから仕方なし
というわけです。ということは、そうした拡散される報道はかなり詳細に亘って、むろん詩織さんの事件を中核として大きなスペ
ースで取り上げられているようです。 

例えば、 http://citizenopinion.jp/2017/12/31/overseas/ このほかにも僕のツイッターにリツイートしておいたの
がいくつかありますけど、要するに、日本の報道の酷さを(忖度まみれで報道をしない、自己規制?)指摘されても仕方ない
わけです。我が国のマスメディアの劣化現象は下記のとおりのようです。もちろんこうした評価は相対評価の側面があるわ
けで、丁寧な検証作業も必要なのだと思います。でも、僕などが見聞し実感するところでも、本当にひどい情況になっている
と思うのです。

「報道の自由度ランク、日本は72位 G7最下位に」 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASK4V5VV7K4VUHBI02S.html

時間がないのでいろいろな内容について書けませんけど、一つだけその集会で気になったことですが。
望月さんも、青木さんも言われていたことです。
新聞社やTV局には、読者や視聴者から様々な意見が届くのだそうです。とりわけ、望月さんとか青木さんなど体制批判を
それなりにしがちな人に対する、誹謗中傷を旨とした「辞めさせろ、降ろせ」コールは大変多いのだそうです。それで、もしも
その記事やコメントにたいして賛意をもたれることがあったときには、当該新聞社やTV局に何らかの支持的メッセージを特
にメールでして頂くと有り難い。なぜならば、 幹部の人たちをはじめとして、お客さんからのメッセージを気にして目を通すこ
とが多く、いずれにしても関係者皆の、特に当事者の励みにもなるし、闘うエネルギーにもなるのです。と僕の意訳的な表現
ですけど、そのようなことでもありますのでよろしくお願いいたします。ということでした。 

しかし、望月さんのメッセージというよりも、小柄なお体型なのに圧倒的に迫力に富み、面白可笑しくて笑いっぱなしの、しかし
切実な力量感に溢れた発声と共なる、しかし静かで激しい内容のメッセージが印象的でした。(?…意味が…?)
また望月さんの著書『新聞記者』も必読だと思います。僕も読みましたけど、望月さんの人となりと出自・来歴を理解するのに
も必須資料だと思いました。また、新聞記者さんの仕事もいろいろと大変なのだなと言うこともわかりました。

また、会場には新聞労連やメデイアの方も多数参加していました。後、イギリス在住で国連関係の日本人の女性の方が参加
され刺激的な発言をされていました。例えば英国では、望月さんが標準です。ジャーナリスト・新聞記者として、もしも望月さん
の在り方が特異だとしたら、それは日本の基準が間違っている、ということ です。これも意訳ですけど、この語りかけには聞い
ている人達の皆さんが、納得されていたように思いました。イギリスにも問題はたくさんあります。でも、日本と比較したらば遥
かにイギリスのジャーナリズムの世界の方が健全です。と言ったことを適切な表現で厳しく指摘されていたと思います。

それから、集会の終了後には、伊藤詩織さんの前には何人ものひとが列をつくって、ご挨拶を交わしていたのが印象的でした。
また、詩織さんも司会者から促されて発言をしたのですが、詩織さんの佇まいとともにその発言が凛として、僕はとても感じ入
ったことでもありました。そして、物静かな様子の綺麗な方でした。 ああした過激な訴えをされた勇気・力が詩織さんの身体
のどこからでたものか、そうしたことが嘘であるかのように、不思議なほどに静淑な印象を感じさせられたことでした。 

◆下欄の写真は安藤忠雄展で撮った写真で(撮影可は2ヶ所でここはok)、安藤さん設計の建築物では有名な、実物大の
建物「光の教会」です。驚いたのですけど、美術館の敷地の中に本館から通路で繋がって、教会堂が建てられていたわけ
です。 安藤さんにとって、お若い頃に設計した記念碑的で著名な建築物なのだと思います。安藤さんは教会やお寺も複数
設計されていました。 

上野のゴッホ展はかなりではあっても、まあまあと言った込み具合でした。
でも、新国立美術館の安藤展は、とにかく酷い込みようで、ゆっくりとその足跡をたどりたくてもとても無理な状態でした。
若い人たちが圧倒的に多かったですね。学生さんとおぼしき一群があちらこちらに散在して見学をしているのが目につきました。

安藤さんの昔開かれた展覧会は東京駅の駅舎の上か、丸ビルでだったかは判然としない記憶なのです。それで、2度目なのです。
今回の展示内容はとても見ごたえがあってゆっくりと見ることが出来たら良かったのですが、平日でも最終日の2日前だったので
大変な日に行ってしまったというわけでした。でも、案内の方に聞いたら普段でも込んでいますよ、ということでした。
ご存知のように、安藤さんは全身をガンに侵されてから摘出手術をくり返して、奇跡的に生き残ってお元気に活躍されているのです。
その辺のことと、展覧会のことを取材した雑誌の記事がありましたのでリンクを張っておきます。
  「建築家・安藤忠雄氏 がんから生還し「何があっても凹まない」

ここまで書いたところで、明日は午前中の早めに用事があるのでオネムとさせていただきます。

◆NHKの総合放送で放映されている”人体”シリーズは、必見ですね。

現在までの放映は、プロローグ、第1集、第2集、の3回です。
もしも、見逃した方は、この1月6日から再放送されます。ぜひご覧ください。総合司会はタモリと山中伸弥教授。
もちろん、山中教授が監修されたにしても絶対に間違いがない、ということでは全くないはずです。
とにかく、僕は見て面白かったです。もちろん、もう一度ビデオ視聴をするのでが、何回見てもすぐに忘れてしまいそうです。
それから、番組の内容は最新の研究成果ばかりではないと思いますけど、もしご覧になったら、ご感想をぜひ。

とりあえず、1月6日(土)22時30分から30分は総括編のような、「タモリ×山中伸弥」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92602/2602039/index.html

このサイトの下の方の欄に、放映予定が紹介されています。過去、プロローグ~第2集まで3回分も再放送されます。

1月6日午前10時05分~、第1集 「腎臓が寿命を決める」 
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586928/index.html

1月7日午前0時05分~ プロローグ「臓器たちは”会話”している」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586927/index.html

このサイトは何回目のかは分からなくなりました。時間がないのでよろしくお願いいたします。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170930

2時半になってしまった 


新年おめでとうございます

2018-01-01 02:32:28 | 日記

  皆さま、新年おめでとうございます。
  今年もどうぞよろしくお願いいたします。 

  

去年結婚した甥っ子にメールを書いていたら、2時間もかかってしまいました。
今年も、僕はまた、相手のことを考えない人間としてデビューしてしまったようです。

なんでも書けば良いというものではなく、誰になにを書くのかをよく考えてから書く、
ということなのだと一応は思うのですが、それにしても懲りないという性格は治り
そうもありません。読むことを強制されたであろう甥っ子に、ごめんなさいですね。

今、朝生テレビが面白そうですけど、明日にでもビデオ録画の倍速見をすれば良い
とおもって、これを書きはじめました。テレビでは、六角さんという味わい深い俳優
さんの旅番組をやっています。「六角精児の呑み鉄本線」で能登半島を飲みながら
旅をしています。海鮮料理を食べたりしながら、鉄道をつかっての飲みまくり旅です。
六角さんは、じぶんは尿酸値が高いからなどとつぶやきながら、飲み続けています。

能登半島の鉄道の旅もいいですね~。
単線です。のと鉄道だと私鉄なのでしょうか。今、終点の穴水駅だそうです。
能登の羽咋郡志賀町安津見…という地番はいまでも記憶の隅に残っています。
その昔、モラトリアム時代にあるワークキャンプで出会った人でした。そして、その
帰省先ではなく確か下宿の方に、あのエーリッヒ・フロムの『愛するということ』紀伊
国屋書店を匿名でおくったのでした。その数年後、その方は先輩と結婚されて、
同県人として住んでいた時期もあったことは、風の便りで耳にしたことも……。

それにしても、なんとも意味不明な出来事でもあったわけです。
そしてさらに、同じ本を、今度は別の人にも贈ったのでした。その時に同行したある
サークルのひとを介して渡していただいたといううことなのでした。相手のひとは白
と黒色のチマ・チョゴリを着て、交流会ということで僕たちグループの案内をしていた
だいた方でした。いま、棚に飾ってある集合写真を久しぶりに見ることが出来ました。 

どうもアルコールが少しばかりまわってきてしまいました。飲み過ぎには程遠いので
すが、最近は1合以内のお酒でも、食後、食卓の前でコックリというケースが多いの
です。テニスをしてもしなくても同じなのです。ただし、皆で一緒に飲むときなどは、
なぜかけっこうな量が呑めてしまいます。六角さんの気ままな旅は続いています。

僕もどこか遠くに行ってみたくなりました。
鉄道の一人旅というのも何年前にしたことやら、記憶の底に沈みこんでしまってます。
あの時は北海道からの帰りで、太宰治の誕生日なのでと津軽・金木の生家を見学に
行ったのでした。津軽鉄道も懐かしいですね。ストーブ列車は今でも残っているので
しょうか。その旅の帰路は、秋田の方をまわって帰ってきたような記憶もあるのです。 

それでは、そろそろオネムとさせていただきます。
新しい年の1年間、皆さまのご健勝をお祈りいたします。