出演:キム・ハヌル(オ・スンア役)、パク・ヨンハ(イ・ギョンミン役)
イ・ボムス(チャン・ギジュン役)、ソン・ユナ(ソ・ヨンウン役)
SBS 2008年 全21話 公式HP→ここ
ドラマの製作現場の裏側を描いたドラマ「オンエアー」。
韓国で放送していた時にとても話題になっていたので、すっごく楽しみにしていました。
主役の4人もそれぞれ魅力的な人たちだったのでどんな風になるのか
興味津々でした。
私の中で一番興味をもったキャラクターはやはりオ・スンアでしたねぇ。
女優さんってどこの国でもあんな感じなんかなぁなんて思えて、
とってもリアルでした。
華やかな世界に住む反面、演技に対する苦悩やプロダクションとの問題、
テレビ局、作家との関係などいろいろな世界が垣間見れました。
やっぱりあれぐらいの根性がないと女優なんてお仕事はやっていけないんですね。
それにしてもオ・スンアの家はすごかったです。
そしてそんなスンアとギジュンとの関係。
ギョンミンとヨンウンの関係はあんまり興味はなかったのですが、
スンアとギジュンはとっても気になりました。
ハヌルちゃんの高校生姿はちょっと無理が無きにしも非ずでしたが、
あの高校時代のギジュンとのエピソードも面白かったし、
タレントと社長という間柄のために切ない部分もあったりして
最後までどうなるのかずっと気になっていました。
イ・ボムスさんの存在にとっても期待していたので、この二人が
良かったです。
元のスンアのいた事務所SWの社長。
この人、憎ったらしかったですね~。
この方「美女たちのおしゃべり」に男性ゲストでいつも出ている姿を
見ていて、濃い顔やなぁ~と思っていたら、こんな所でものすごく嫌な奴で
出ていたとは。でも最後の方のスンアのビデオ疑惑の時の真相がわかった時は
彼も人間だったんだなぁと少々見直してみたりして。
一方のPD役のパク・ヨンハと人気作家役のソン・ユナ。
パク・ヨンハは顔がすっきりして役も合っていて良かったと思いました。
ソン・ユナはテンションの高い演技をしていましたねぇ。
最初はちょっとビックリしたのですが、こういうちょっとお調子者が入った
性格の人なのかと理解したら気にはならなくなりましたが、
正直こっちの二人の恋愛に関しては全く興味が湧きませんでした。
それにしてもひとつのドラマを作るのにたくさんの人たちが関わって
作られていくのですね。
テレビ局、PD、スポンサー、芸能プロダクション、作家など
様々な人たちの思惑が渦巻いていてOSTの版権の問題とか、
問題を起こした芸能事務所のテレビ局出入り禁止とかニュースで聞いたことの
あるような事が次々と起こっていきます。
それとドラマを通してカメオ出演がわんさかで、チョン・ドヨン、イ・ソジン、キム・ミンジュン、
イ・ヒョリ、カン・ヘジョン、シン・ドンウク、ソン・チャンウィ、キム・ジョンウン、
チョン・ヘビン、イ・チョニ、パク・シヨンなど。
トップスター達のカメオ出演はタレントが朝から晩まで居続ける番組製作の現場が
舞台になっているのでそれをリアルに描こうとしているためということでした。
最初はスンアはギョンミンが好きで四角関係になるのかと思いきや、
特に恋愛関係ではドロドロした所はなくて、やや強引な感じではありましたが
めでたくハッピーエンド。
ジェットコースター的な展開の面白さではないですが、
芸能界の裏側を見ることができ、それぞれの成長した姿が見られ、
最後まで楽しく見ることができました。
一つ残念だったのはmnetでは最後の歌がパク・ヨンハの歌に差し替えてあったのですが
あれ、いらんかったなぁ・・・・・
FTの曲が明るくてとっても似合っていたのでヨンハのエンディングは
なんか陰気な感じがしてちょっと嫌でした。
オ・スンアの女優魂が見ていて気持ちよく、華麗なだけではない世界を
見ることができた作品でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます