毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『魔王』

2008-01-02 23:11:06 | 視聴済みドラマBOX


出演者:オム・テウン(カン・オス役)
    チュ・ジフン(オ・スンハ役)
    シン・ミナ(ソ・ヘイン役)
KBS 2007年 全20話 公式HP→ここ



 韓国で社会現象を巻き起こした『復活』の監督、脚本家、主演俳優が再結集した話題の新作。
『復活』のオム・テウンと『宮』のチュ・ジフン2大スターが競演し、
復讐する者とされる者の苦悩を演じています。


 サイコメトリーという超能力を持つ女性と、過去の悲劇的な事件のために
対決することになった2人の男性を描いたミステリードラマ。
人間的で正義感の強い刑事カン・オスの元に届いた1枚のタロットカード。
数日後、父親の会社の顧問弁護士が殺害され、現場に同じカードが残されていた。
殺害された弁護士に最後に電話を掛けたのは弁護士会の天使と呼ばれる
オ・スンハ。笑顔を絶やさない温厚な表の顔とは反対に氷のように冷たい
内面の持ち主だ。そんな中タロットカードの製作者が見つかった。
製作者のヘインはサイコメトリーという超能力を持ち12年前に起こった
高校生殺人事件でその能力を発揮しており、今回の事件も請け負うこととなった。
ひとつの事件で繋がった3人の人物と12年前に起こった事件との関連は…。


 改めまして、「明けましておめでとうございます。」
今年の年末から年始にかけて、一気に見てしまいました。
この『魔王』を・・・・・

『復活』がとても面白かったので今回のこの作品も
期待していたので、撮りためておいて一気に見ようと
思っていたので年末から見始めたのですが、
そりゃ~もう続きが気になって気になって、
正直年末の忙しさもほったらかしで夜更かしをしながら
20話を4日ほどで見ました。

 いやぁ~面白かったですねぇ~
韓国ドラマにはあまりないサスペンスにプラスして
今回はサイコメトリーも加わってこれまでにはないような
ドラマ展開となっていました。
しかも登場人物が多くて複雑で相関図が必要な感じではありましたが、
物語が進んでいくにつれいろんな事が繋がっていって、
本当に目が離せない展開でした。

 このドラマはオム・テウンが主役だったのかもしれませんが、
完全に彼の悲しみのほうが上回ってしまっていたスンハことチュ・ジフン。


オム・テウン演じるオスの直情型とは違って、常に冷静沈着で
クールでニヒルで翳を持ったスンハ役にチュ・ジフンは適役だったと思います。
(彼の外見とよく似合っていたから)



 12年前に終わったと思われた事件。
当時事件の当事者だった少年とその家族、
彼らに関わっていたすでに大人だった先生、警察、マスコミ。

 加害者と被害者、赦すことと赦されること、そして無関心ということが
起こす悲劇など、いろんな事を考えさせられました。


 そんな過去からの運命の輪の中で抜け出せずに暗闇の中でもがいている
者達の中で、唯一暗闇の中の一条の光のような癒しの存在であるヘイン。


そのヘインを演じるシン・ミナちゃんがまた可愛いんですよ。
サイコメトラーという特殊な能力のある女の子を演じているのですが、
私はそんな奇をてらった感はなかったです。
彼女のお蔭でオスもスンハも最後は救われたと思うから。

 だけどひとつ許せないのはヨンチョルですよ。
彼は最初はスンハの駒に過ぎなかったのだろうけど、
最後には完全に勘違いしてたもん。


これから見る方は日本の公式HPの人物相関図を見て
ドラマを見ると解りやすいですよ。






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