嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

閉じられた今日の中で明日を夢見るから。

2008年04月21日 07時05分55秒 | 駄文(詩とは呼べない)
閉じられた選択肢の中で
開かれた夢ばかりを見ている
本当は何も選んじゃいないのに
あたらしい選択肢が生まれるたびに
すぐにその選択肢に飛びつく自分が居る
新しい現実が生まれるたびに、
その新しい現実すらも、自分の脳内の閉じられた囲いの中のような気がする
どれだけ何かを選んでも
自分で選びきれていない気がする

じっさいのところ、なにも選んでないんだろう
ただ、ずっと前に決めてしまった固い決意の中で
夢のようなまどろみを通して
ただ、楽しければそこに居るような気がして
楽しくなければ、そこは居場所じゃない気がして
ずっとただ溶け合う気分の中ばかりが僕の居場所で
そのぬるま湯に甘えているのが
自分の足りなさなんだ。

自分なんか無い。
さそわれた外からの誘導が恋しくて
踏み込んだフリで
結局全てにNOを提示しているのが
僕という個体のありかたなんだ。

夢を見る力は失われていく
それでもまだ僕は。

この場所で、あがいていく。
あしただけを、明日だけを、この場所から見つけられそうな淡い澱みの中で。

暗がりに、心の揺れ動きを見ている。

最新の画像もっと見る

24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
逢いたくて (mizuki)
2008-04-22 00:10:48
抱きしめて欲しくて・・・

叶わない夢だとわかっていても
それでも。
返信する
 (はにゃ)
2008-04-22 00:16:26
僕にはどうする事もできませんけど。

少なくとも、何かをして欲しいと思ってる限りは、
問題は解決しないような気がします。
返信する
誰かに (mizuki)
2008-04-22 00:20:51
何かをして欲しいなんて思ったことは
一度もないな。
返信する
意味がわからないよ。 (はにゃ)
2008-04-22 00:23:26
上に書いてあるコメント、
長文だとどんな意味になるんです?
返信する
多分 (mizuki)
2008-04-22 00:25:06
はにゃさんは、
本当に人を好きになったことがないんだろうな・・・

と、言うより、
人を好きになるって感情が
どんなものかすら知らないんだろうなって気がする・・・
返信する
mizukiと花水木は (mizuki)
2008-04-22 00:30:22
別人ですので、念のため。
返信する
んーっと (はにゃ)
2008-04-22 00:34:22
僕は片思いか、あるいはそれ以下の問題で悩んでるとも言えます。

今は好きな人が居ないか、
あるいは居たとしても淡い片思いで
しっかりと本物の恋になっていないんだと思います。

だけど、人を好きになった事が無いってのは
少し言い過ぎじゃないかな?
と思います。
もちろん、真剣さは伝わらなければ本物ではない
って解釈もできるのですけれど。

ただ、何年も前の恋を思い出せば、
僕はただ倫理観の矛盾の中で停滞していくばっかりだから
僕はそれを奥底に隠して、
冷静に割り切ったフリをしてるんだと思います。

それでもやっぱり、
記憶は消せないですよ。

そういう痛みはmizukiさんにもあるんだと思う。

だけど、僕は会ったことも無い人に寄せる思いは、
結局幻想の域を出られないものだと思う。

それは嗅覚の問題とも関わってきます。

長くなるので、今日は説明を省きます。
真剣に知りたいのであれば、過去ログからヒントを探して下さい。
そこにはもう、今の僕の欠片しか残っていないかもしれませんけれど。
返信する
ふーーん? (mizuki)
2008-04-22 00:46:11
会ったことも無い人に寄せる思い?
そんな非現実的な思いは恋ではありません。



返信する
名前を書き換えるための分離。 (はにゃ)
2008-04-22 00:50:19
しょうがないな…

じゃあ便宜上、mizukiの事をmikiと呼ぶよ。

僕は結局のところ、ここで行われる事はひとりっきりの戦いなんだと思ってる。
誰も助けてくれないし、
誰にも救いようがない。
ここに僕しか居ないか、あるいは僕すらも居ないから、
あまりの孤独に絶句する。

だけどそこで、絶句して立ち止まる事よりも、
僕はどうしようもなく自分を追い詰めるとしても
新しい選択肢に繋がるかもしれない、
一瞬の中で流れる言葉を見つけたいと思う。

それを君にわかってもらえなかったとしても、
それでも僕はわかって欲しいと思いながら書くだけだ。

その意味では、君が今日くれたほんの短い四行と、
内容的には大差ないのかもしれない。

僕という人間は、結局昔からたいして変わってないのかもしれない。

だけど、僕はここにあるものを、
ここで書かれていくテキストを、死ぬほど愛おしいと思ったり、
愛す事はできないのだと思う。

ここにあるものはやっぱり、
僕たちの主体が深層から削り出しながら、
挿入のような漸近線で、感情移入した軌跡のほとばしりだと思う。

だから本質的には、
好きとか嫌いとか、そんな問題はここには無いはずなんだ。
だけどたぶん、僕等は名前の無い人形に、
ほんの一握りの土達に、名前を付けて夢を抱く方が楽なんだ。

水を飲んで満たされたような錯覚で繋がる方が楽なんだ。

だけどそれだけじゃダメだ。

まだ、なんにもわからない。

僕はまだここにいる。
僕はまだ、僕の場所に居る。

それは君にとって絶望的に遠い場所だと思う。

だけどそれは欲しがっても届かないものじゃないか?
あるいは、

「欲しがるだけでは届かないものじゃないか?」

今日は静かに未来に祈るよ。

手を伸ばしても、触れる事ができないほど、
僕たちはお互いを何も知らないんじゃないのか?
返信する
とりあえず今夜は寝ます。 (はにゃ)
2008-04-22 00:52:58
続きはまたいずれ、
どこかで。
返信する

コメントを投稿