嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

扉の前で考える

2005年05月27日 23時30分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
だけど僕は思ったんだ
ここに誰も居なくなっても
僕がただ一人あるように

この世界が一つの光すらも灯さない闇の中にあっても
僕はやっぱり僕で居ると。

そうしなければ
世界は泣いてばかり居るだろう

そうしなければ
僕も泣いてばかり居るだろう

僕を取り囲む世界は
きっともう僕のためには泣いてくれないだろう
僕の死を悲しんでくれる人が居たとしても
その涙は誰かの心の中で自分のために泣くのだから

だから僕は
いつだって自分のために
自分のためだけに
生きて涙を流すしか
僕を救う方法は無いのだと

「正直に生きたい。」

そう思った今でさえ
今からは鍵は見つからなかった。

僕の扉を開く鍵は
やはり僕しか持っていないのだと
そう思い知って嘆くから

だから僕は誰かのために
いつも自分に嘘を吐いて
誰にでも嘘を吐いて

やがて扉は閉ざされる

鍵を開くために、僕は死の扉の前に立つ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿