老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

『Sofitel Plaza Hanoi/ソフィテル・プラザ・ハノイ』

2010-01-02 17:44:47 | 旅行
短い正月休みが終わってまたアパート生活に逆戻り。高級ホテルはヨカッタようなどうってことなかったような。静かで景色が良くてバスタブがあってシャワーが勢いよく出てタオルもたくさんあって、ベッドは枕に平行になっても寝れたしテレビはNHKプレミアムが映ったから紅白と天皇杯が見れたし、、でもそれくらい。ワインはいちばん安いので29ドルもしてフォーが7ドル、ビールが5ドル。街中の3~4倍。まあそんなもんだろうが。

で、この前ニッポンに帰った時に本屋で買ったコノ本に影響されて、今回は巻き尺と絵の具セットと筆と鉛筆を持ちこんでのお絵かき泊り。ワレながら影響されやすいタチなのである。
でもこうやって書いてみると作ったヒトのキモチがよくわかる。ベッドルームを広くきれいな形でとるためにトイレ、洗面を狭いところに押しこんだ感じとか、その中でトイレをバスタブから少しでも分けて置きたかったんだろうとか、外と中をはっきり分けるためにドアから曲がった廊下を通って入っていくこととか。
もっといえば、窓際に立って夜景を見るために部屋の照明を全部消すスイッチが窓のすぐ近くにあるとか、冷蔵庫は音が聞こえないようクロゼットを挟んで廊下側に置くとか、、ホテルというのは奥が深いタテモノだ。

今まで泊ったうちでいちばんよかったのはどこだったか、インドのどこかだったような気もするが、、、ニッポンの家の本棚の奥の方にきれいにファイルされたモノが残っているはずだが、そういう外部装置に頼らないとするとまったく記憶などいい加減なものだ。20年前に泊ったホテルのカーテンの柄さえ思い出せない。普通??

今日の午後からまたニッポンからヒトが来てあしたはいろいろ連れてまわらないといけない。いいホテルに泊るようだが、部屋見せてとか言ったらなんて思うだろう。相手はオッサンで、もしオトコ好きのヒトだったら飛んで火にいる夏のムシだ。会ったらまずゲイかどうか聞いてみよう。