老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

ロンビエン駅

2009-08-11 00:47:19 | ベトナム
日曜はクソ暑い中、半日市内を散歩。ニッポンからの出張者の付き合い。やってらんねー。。汗が2リットルくらい出て、顔が干物のように干からびた。
ただジブンの行きたい所だけいろいろまわって、おもしろかったのはこのロンビエン駅とそこから延びるロンビエン橋。ちょうど北のほうに行く列車が駅に入ってきたが駅のホームは3両分くらいしかなく、大部分の車両は駅の手前でひたすら待ってる感じ。というのもココはハノイ駅からすぐのところで、東京でいえば東京と有楽町くらいの位置関係にあるのでハノイ発の長距離列車に乗ってロンビエンで降りるひとはいないわけだから全然問題なし。

ロンビエン橋は1898年頃にフランス占領下で作られた。エッフェル塔のエッフェルが設計したという説もあるが定かではない。アメリカによる侵略戦争中は何度も爆撃を受けて破壊されたが、そのたびに修復されて今の形になっている。角々の鉄骨トラスが特徴的で近くで見ると錆が相当進んでいる。
そこを列車とバイクの群れがひっきりなしに通るのでいつ崩壊してもおかしくないと言われているが通行止めになる気配はない。人が歩く部分には暑さ3cmくらいの信じられないくらい薄っぺらいコンクリート板が敷いてあって、中に鉄筋、というか金網というか、そういう補強が入っているのは確認できたが、向こうから肥満の欧米人のカップルが来たときは、思わず同じ板に同時に乗らないよう気を付けた。

こんなクニだからいつ死んでもおかしくないような、、そういうスリルだけはある。