goo blog サービス終了のお知らせ 

老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

気になって

2015-10-15 10:44:43 | 俳句
    ⁂   秋風に乗りく午報の鄙の鐘 

気になりだすと右亰さんみたいな、私がいた。
又、しりとり俳句のことになる。

昨日から、しりとり俳句で、(風の形)と詠む人が何人かいる。
俳句のベテランさんに、言わせれば、そんな句は相手にするな、黙って見過ごししなさいと、きっと、私のことを笑うだろう。
私は自分の向上の為に、調べただけ。

私は、暇を持て余しブログを書いてストレスを発散させているが、このブログを読まれて、恥ずかしい人が、沢山いる。支離滅裂ではないか。何を知ったかぶりしているのだと、耳元でささやかれている気がすることもある。
が、ままよ、書いて、時間を潰すのも、心の健康だなどとこじつけている。待てよ。息子と、お隣の若い奥さん以外、まともに、読んではないか。私のこと、笑っているなんてのは杞憂だよ。好きなこと、気になったことは、どんどん書いてまえ、なあ~んて声も頭の隅が言っている。もしかして、読んでくれた人も暇つぶしなんだよ。

            


      ☆   風荒き夜の青蚊帳の中に入る   桂信子

      ☆   風出でて未枯月夜亡びたり   目迫秩父

      ☆   吹きおこる秋風鶴をあゆましむ   石田波郷

      ☆   秋風や柱拭くとき柱見て   岡本眸

      ☆   春の風仏を刻む鉋屑   大谷句仏

      ☆   泣いてゆく向うに母や春の風   中村汀女

      ☆   大いなるものが過ぎ行く野分かな   高浜虚子

      ☆   木がらしや目刺にのこる海の色   芥川龍之介


勉強になりました。超有名俳人も、中堅俳人も、風の句はあまた詠っている。
いわずもがな、結果は、このとおりだった。
毎日が勉強だと、改めて思った次第。