老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

山の辺の小道

2015-10-01 11:00:23 | 俳句


昔、竹林和尚さまがこの地にいらして、毎日、山に籠もり座禅をなさっていたそうだ。土地では 間川三十三 と親しく呼び、土曜日にはこの山に登るグループも結成されている。
この和尚さんのことも詳しく書きたいのだが、詳しく調べてから。
この辺り高速道路の工事をしており、山裾を通れるのがやっと。牧場へポニーの顔を久しぶりに見ようと行ったのだが、高速の工事の為?か牧場は、工事の機械や車を置く場所となり、牧場の柵は潰されていた。
野仏さまは、いままでどうり存します。

      石仏並ぶ山の辺ととき咲く
      真葛原掘削の音ぴたと止む
      野仏に釣鐘人参鳴つてをり



雨もよいで、少し空が暗くなりかけた。
蕎麦の花が2~3日前は、まだ莟だったのに、今が盛りと咲いている。成長が早く、もう2~3日もしたら、実になってゆくのだろう。

     
     野良を焼く煙のしみる秋の暮れ
 
     蕎麦の花掠めてゆくは何の鳥

     蕎麦の花咲いて真白な里曲かな

     島に灯がぽつぽつ釣瓶落としかな

     いつ来ても留守の山家や芙蓉咲く 
     
      



    🐧  村芝居軽トラで来るふれ太鼓  
     
    🐧  風船葛風呼び風と遊びをり   

    🐧  大花野デカルトカントたもとほる   

    🐧  恙なく生きて一日秋の雨   

  











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