老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

海辺の公園

2015-10-29 19:03:53 | 俳句


香川県の中讃にある所の、丸亀市に行く。
同じ瀬戸内海でも、場所が変わると、何かが違って新鮮に見える。
瀬戸大橋が、見える。カメラが良くないから、望遠が効かない。
          


漁船が今しも、出漁らしく、エンジン音を響かせて、港を出て行くのが見えた。
波がキラキラ光って眩しい。




松並木が300メートルくらい続いている。
松ぼっくりがいっぱい落ちていた。




松林が途切れた辺り、草紅葉がある。
ここは近くに競艇場があり、少し離れて、海浜公園と、ホテルがある。
海岸を散歩して、ホテルで食事をした後、猪熊弦一郎美術館へ行くのが、今日の目的であった。

       紅葉かつ散る三方が海の園

       花嫁の綿帽かすめ秋の蝶

       ピッコロとフルートの楽小鳥来る

       草紅葉繕ふてゐる魚網かな

       新松子横殴りなる浜の風

       走り根の先返り咲く月見草
       
       木洩れ日の斑のきらきらと秋日濃し

       釣り竿を三本操つり秋うらら

       ひょとこ面かぶる花婿紅葉晴れ

       草紅葉昼餉の後の紫煙かな

       大橋は秋の霞のかなたかな

       

              

       



       
コメント
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