孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

新一年生を高齢者ドライバーから守れ!

2016年04月02日 | 社会観察
新学期が始る。

新入生たちが、体に似合わぬほど大きなランドセルを背負って、登校する姿を見るのは、微笑ましいものだ。

恐らく今年も例年通り、春の交通安全運動の一環で、幟を持った大人たちが何人も交差点付近に動員されて、たたずむ光景が見られるが、この運動に「子供たちを高齢者ドライバーから守る」点にもう少し力点を置いて欲しいと切に願う。



つい先日も、どこかのスーパーマーケットに自動車がスピードを落とすことなく突っ込んで行き、中の買い物客7人に大怪我を負わせる事故があったとニュースが伝えていた。

また、高齢者ドライバーか・・・と思ったら、案の定運転者は64歳の調理師だと報じていた。目撃者の話では、急発進して突っ込んだわけではなく、スピードはほとんど落ちずにそのまま突っ込んだというから恐ろしい。



先月、運転免許の更新に行ったときも、高齢者の命を守るにはどうすべきかとビデオはあれこれ話していたが、昨今の高齢者運転者の引き起こす交通事故を見ると、歩行者の命を狙うのは、むしろ高齢者の運転する車だろうと感ずる。



せめて、新学期の登下校の時間帯は、高齢者は運転を控えるように警察が率先して訴えられないものか。


お体裁で、高齢者の免許更新時に認知症のテストをやっているようだが、遠慮することはない、そのテストの内容と結果に対する制裁をもう少し厳しく出来ないものか。



思えば、運転免許を取るときの難しさは当時尋常ではないと思ったものだ。上り坂で一旦停止して、再発進する際など少し下がったくらいでも、厳しく採点されたものだ。



今の警察の高齢者運転者に対する対応は、明らかに腰が引けているように見えてならない。いくら講習などで注意を促したところで、加齢は注意力を維持できなくして、反射神経は刻々と衰えていくものだ。



横断歩道を渡る歩行者を跳ね飛ばした後で、「気が付かなかった」とか「ブレーキを踏んだが間に合わなかった」などという言い訳をしても許されるものではない。

法令で、四半期ごとの認知度検査や運転試験を実施するなど、何らかの高齢者の運転を抑制する施策を講ずる時期に来ているのではなかろうか。


コメントを投稿