孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

多すぎるコンビニ、早すぎるアマゾンpart 2

2018年01月19日 | 社会観察
私の住んでいる田舎街にもコンビニが現れて、早14~15年になるだろうか。

その当時は、自宅から車で10分ほどの圏内に確か2件ほどしかなかったと記憶する。なぜ当時を思い出せるかと言うと、愚息たちが高校生の頃コンビニであるバイトをしていたからである。

当時は、よく賞味期限切れのお弁当や、おむすびを家に持ち帰ってきたものだった。今では禁止されているようだが、当時はその辺りは店のオーナーの判断でそれが可能だった。

コンビニは確かに便利で、私も週に3~4回は立ち寄ってしまう。必ず買い物をするわけではなく、自家用車内でたまったゴミを捨てたり、週刊誌の気になる記事を立ち読みしたりすることが多い。

「家庭のゴミは持ち込むな」という表示がされている場合があったり、最近のコンビにではそれをやりにくくするために、わざと店内にゴミ箱を置く店舗設計にしているようだ。

週刊誌の立ち読みも、コンビニが全国に広まり始めた頃は、禁止するどころか、むしろそれを奨励していたと記憶する。それは、あえて立ち読み客を呼び込んで、店外から見て、客がたくさん入っている様子をアピールするためであったそうだ。

コンビニの新店舗はあっと言う間に完成する。いつも通っていた道に、忽然と新しいコンビニが現れて、驚く事がある。

  コンビニ、オープン間近の気配

実は、今日もそれを体験したのだった。

恐らくあと2~3日で開店するであろうコンビニ店内に荷物が運び込まれているところだった。「ハテ、以前ここには何があったんだっけ?」と思い出そうとしても、なかなか思い出せなかった。

その場所の数百メートル手前にも、そこから数百メートル先にも、コンビニがすでにあるのに、また新規コンビニを始めようとするなんて・・・。

コンビニとは、それほど儲かるモノなのだろうか?

私の愚息たちがあるバイトをしていた頃のコンビニと、現在のコンビニでは、その業務内容も客層も大幅に変化している。レジの周りには様々な商品が陳列され、狭い商品棚に並べられる多種多様な商品は、めまぐるしく新陳代謝を繰り返しているようだ。

  今日もどこかで新規オープン

公共料金の払い込みやら、通販の受け渡しやら、本部は何でもかんでも業務を増やしていくようだ。

台湾に旅行すると、台北市内のコンビニの多さにまず驚かされる。道を隔ててコンビニが向かい合って存在していることなど珍しくない。台北駅近くの予備校通りなどでは、店内でコンビニ弁当をがっつく若者が、どの店にもたくさんいる。

台湾のコンビニの商品と日本のそれとはほとんど差が無いどころか、むしろ台湾らしさを見つける方が難しいほどである。強いてあげれば、台湾では袋は有料で、『袋が欲しい』と言わない限り、店員はレジを売って金額を受け取るだけとなる。

従って、私は台湾旅行の際は、日本から使用済みコンビニ袋をいくつもバッグに小さくたたんで入れておくことにしている。

台湾スタイルを日本のコンビニも取り入れるべきだ。何でもかんでも袋に入れたがり、頼んでもいないのに、割り箸やお手拭きを入れたりする。しかも商品の温度によって袋を別にするようにしどうされているらしく、過剰包装もいい加減にして欲しいものだ。

アルバイトのなり手がなくて、都会ではアジア人の偽留学生を手当してしのいでいると聞く。いったい、そうまでしてコンビニを維持し続ける必要はあるのだろうか?

我々は、もう少し不便を経験した方がいいのではないだろうか?

おもてなしとお節介は、似て非なるものだと心得るべきであろう。


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